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医学部の偏差値が低い順ランキング|私立は60.0から|2027年度入試

2026年10月10日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務・広報を担当している後藤です。

「医学部で偏差値が低いのはどこか」は、毎年この時期によく聞かれる質問のひとつです。模試の結果が返ってきて、判定を見ながら「自分の成績で届く医学部はどこだろう」と考えるのは、ごく自然なことだと思います。

先に答えを書きます。河合塾の2027年度入試のボーダー偏差値で、私立医学部31校のうち一番低いのは60.0の川崎医科大学と東京女子医科大学の2校。62.5以下まで広げると11校です。国公立は、前期の49校のうち24校が62.5で並んでいて、差は共通テストの得点率(78〜83%)でつきます。

ただし、偏差値60.0は「模試を受けた人の上位約16%」です。一番低い医学部でも、100人のうち16番以内に入る成績が合格の目安になります。そのうえで、偏差値が低い側の大学を選ぶときにいちばん差がつくのは、偏差値ではなく6年間の学費でした。

この記事を開いた方は、たぶんこんなことを思っています。

− 医学部で一番偏差値が低い大学はどこ?

− 偏差値が低い私立医学部を、低い順に一覧で見たい

− 偏差値が低い国公立医学部は? 国立で狙える大学はある?

− 偏差値が低い大学は、学費や国家試験の合格率はどうなっている?

河合塾の予想ランキング表、各大学の募集要項、厚生労働省の発表で、ひとつずつ確かめていきます。

 

 

医学部で一番偏差値が低いのは?|私立は60.0の2校・国公立は62.5の24校

結論です。2027年度入試の河合塾ボーダー偏差値(方式別ランク・2026年9月7日更新)で、医学部の中で一番低いのは私立の60.0で、川崎医科大学と東京女子医科大学の2校です。国公立で一番低い62.5には、24校が並んでいます。

区分 一番低いボーダー その校数 大学
私立(31校) 60.0 2校 川崎医科大学・東京女子医科大学
国公立(前期49校) 62.5 24校 弘前大学・旭川医科大学ほか(共テは78%が最も低い)

ボーダー偏差値は、河合塾が「合格の可能性が50%になる偏差値」として出している予想の数字です。一般選抜について2.5刻みで出ているので、同じ数字の大学がたくさん並ぶのが特徴です。このため「低い順」といっても、私立は60.0・62.5の2段、国公立は62.5の1段に、何校もまとまって入ります。

偏差値を上位何パーセントに直した図。60.0は上位15.9パーセント、62.5は上位10.6パーセント、65.0は上位6.7パーセント
出典:偏差値の定義(平均50・標準偏差10)と正規分布の仮定から太宰府アカデミーが計算
ボーダー偏差値 上位何%か 100人なら
60.0 15.9% 16番以内
62.5 10.6% 11番以内
65.0 6.7% 7番以内
67.5 4.0% 5番以内
70.0 2.3% 3番以内
72.5 1.2% 2番以内

偏差値を「模試を受けた人の上位何%か」に直すと、60.0は上位15.9%、62.5は上位10.6%です。偏差値が低い医学部といっても、高校のクラス40人なら上から6〜7番目あたりにいる成績が目安です。偏差値を順位に直す考え方は、偏差値65は上位6.68%の記事で詳しく書きました。

出典:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表【医・歯・薬・保健学系】」方式別ランク(2026年9月7日更新)。上位何%かは、偏差値の定義(平均50・標準偏差10)と正規分布の仮定から計算した目安です。

 

私立医学部の偏差値が低い順ランキング|62.5以下は31校のうち11校

私立医学部31校のボーダー偏差値の分布。60.0が2校、62.5が9校、65.0が10校、67.5が6校、70.0が3校、72.5が1校
出典:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」方式別ランク(2026年9月7日更新)より太宰府アカデミー作成
ボーダー偏差値 校数 大学
60.0 2校 東京女子医科・川崎医科
62.5 9校 兵庫医科・久留米・聖マリアンナ医科・北里・岩手医科・福岡・埼玉医科・金沢医科・獨協医科
65.0 10校 (下の表)
67.5 6校 (高い順の記事)
70.0 3校 (高い順の記事)
72.5 1校 (高い順の記事)

私立31校のボーダー偏差値は、60.0が2校、62.5が9校、65.0が10校、67.5が6校、70.0が3校、72.5が1校です。低い側の11校を、ボーダー偏差値の低い順(同じ値の中は合格者平均の低い順)に並べました。大学名から各大学の入試情報のページに進めます。

大学 ボーダー偏差値 合格者平均 私立31校の順位
川崎医科大学 60.0 55.8 31位
東京女子医科大学 60.0 60.7 29位
獨協医科大学 62.5 59.6 30位
金沢医科大学 62.5 60.8 28位
埼玉医科大学 62.5 61.9 27位
岩手医科大学 62.5 62.6 24位
福岡大学 62.5 62.6 24位
北里大学 62.5 63.1 22位
聖マリアンナ医科大学 62.5 63.1 21位
久留米大学 62.5 63.7 18位
兵庫医科大学 62.5 63.8 17位

合格者平均は、河合塾の全統記述模試を受けて2026年度入試の一般選抜に合格した人の、英語・数学・理科の偏差値の平均です。ボーダーが「これから」の予想なのに対して、合格者平均は「実際に受かった人」の数字です。

2026年度入試のボーダーからの動きは、兵庫医科大学が65.0から62.5になった1校だけで、残りの10校は同じ値でした。1年分の動きなので、ここから傾向は読みません。

ひとつ上の65.0には、次の10校が並びます。

大学 ボーダー偏差値 合格者平均 私立31校の順位
東海大学 65.0 62.1 26位
帝京大学 65.0 63.0 23位
杏林大学 65.0 63.2 20位
東北医科薬科大学 65.0 63.5 19位
愛知医科大学 65.0 64.2 15位
日本大学 65.0 64.3 13位
産業医科大学 65.0 64.3 13位
近畿大学 65.0 65.1 12位
東邦大学 65.0 65.5 11位
藤田医科大学 65.0 66.0 9位

67.5以上の10校(慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・順天堂大学・日本医科大学など)と、5年分の推移は私立医学部偏差値ランキング2027に、高い順でまとめています。

出典:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」方式別ランク(2026年9月7日更新)、同「全統模試 合格者平均(2026年度入試結果)」。合格者平均は英数理の単純平均。順位は私立31校の中の合格者平均の順位(同じ値は同順位)。

 

偏差値が低い私立医学部の学費|11校の6年総額は平均3,784万円

ボーダー偏差値の帯ごとの私立医学部の6年学費の平均。62.5以下の11校は3,784万円、65.0の10校は3,310万円、67.5以上の10校は2,347万円
出典:河合塾 方式別ランク(2026年9月7日更新)、各大学の募集要項・学費ページ(2026・2027年度)より太宰府アカデミー作成
ボーダーの帯 校数 6年学費の平均 いちばん安い〜高い
62.5以下 11校 3,784万円 3,400万円〜4,550万円
65.0 10校 3,310万円 2,152万円〜3,909万円
67.5以上 10校 2,347万円 1,830万円〜2,940万円

偏差値の低い順に並べたときに、いちばんはっきり差が出たのが学費です。ボーダー62.5以下の11校の6年間の学費(学納金)は平均3,784万円。65.0の10校は平均3,310万円、67.5以上の10校は平均2,347万円でした。

31校を学費が安い順に並べると、上位10校に、ボーダー62.5以下の大学は1校も入っていません。反対に、67.5以上の10校のうち8校は、学費が安い10校に入っています。11校の中では岩手医科大学の3,400万円が最も安く、川崎医科大学の4,550万円は31校の中で最も高い金額です。

大学 ボーダー 6年の学費 安い順 学費の年度
川崎医科大学 60.0 4,550万円 31位 2026年度
東京女子医科大学 60.0 3,914万円 29位 2027年度
獨協医科大学 62.5 3,660万円 20位 2027年度
金沢医科大学 62.5 3,950万円 30位 2026年度
埼玉医科大学 62.5 3,700万円 21位 2027年度
岩手医科大学 62.5 3,400万円 15位 2026年度
福岡大学 62.5 3,760万円 26位 2026年度
北里大学 62.5 3,890万円 27位 2027年度
聖マリアンナ医科大学 62.5 3,482万円 17位 2027年度
久留米大学 62.5 3,620万円 19位 2027年度
兵庫医科大学 62.5 3,700万円 23位 2026年度
東海大学 65.0 3,525.2万円 18位 2027年度
帝京大学 65.0 3,909万円 28位 2027年度
杏林大学 65.0 3,700万円 22位 2027年度
東北医科薬科大学 65.0 3,700万円 24位 2027年度
愛知医科大学 65.0 3,420万円 16位 2027年度
日本大学 65.0 3,310万円 14位 記載なし
産業医科大学 65.0 3,049万円 13位 2027年度
近畿大学 65.0 3,754万円 25位 2027年度
東邦大学 65.0 2,580万円 9位 2027年度
藤田医科大学 65.0 2,152万円 4位 2027年度

私立では、「偏差値が低い大学を探す」ことが「学費が高い側の大学を探す」こととほぼ重なる、というのがこのデータの形です。偏差値と学費のどちらがどちらに影響しているかは、この表からは言えません。ただ、受験する側から見ると、ボーダーを2.5下げて志望校を広げると、6年で1,000万円以上の差がつく組み合わせがあることは、出願の前に知っておきたい事実です。

学費を下げる制度もあります。岩手医科大学は2027年度入学者から学納金の減免制度を始めます(入試の成績上位者が対象)。特待生や地域枠の修学資金で、実際の負担が大きく変わる大学もあるので、医学部の学費の記事とあわせて、志望校ごとに確かめてください。

出典:各大学の募集要項・学費ページ(2026年度または2027年度。日本大学は大学公式の表に年度の記載なし)。学納金=入学金・授業料・施設設備費・実習費など。寮費・食費・諸会費・委託徴収金は含みません。安い順は私立31校の中の順位。自治医科大学(ボーダー67.5)は6年2,260万円を全員に貸与し、卒業後の勤務で返還が免除される制度です。

 

偏差値が低い医学部の国家試験合格率|11校の新卒は84.2%〜97.8%

入口の偏差値が低いと、6年後の医師国家試験はどうなるのか。2026年2月の第120回医師国家試験の結果を、11校について並べました。並び順は合格率ではなく、上と同じボーダー偏差値の低い順です。

大学 ボーダー 新卒の受験者 新卒の合格者 新卒の合格率
川崎医科大学 60.0 91人 89人 97.8%
東京女子医科大学 60.0 112人 106人 94.6%
獨協医科大学 62.5 112人 105人 93.8%
金沢医科大学 62.5 102人 88人 86.3%
埼玉医科大学 62.5 123人 117人 95.1%
岩手医科大学 62.5 136人 126人 92.6%
福岡大学 62.5 101人 85人 84.2%
北里大学 62.5 115人 111人 96.5%
聖マリアンナ医科大学 62.5 104人 95人 91.3%
久留米大学 62.5 103人 97人 94.2%
兵庫医科大学 62.5 99人 96人 97.0%
(参考)私立計 ― 3,420人 3,237人 94.6%
(参考)全体 ― 9,205人 8,716人 94.7%

11校の新卒の合格率は84.2%〜97.8%で、全体の新卒(94.7%)以上の大学が4校ありました(川崎医科大学・埼玉医科大学・北里大学・兵庫医科大学)。国家試験の合格率は、入口の偏差値の順には並んでいません。

大学にはそれぞれの教育方針があり、国家試験の合格率は、その年に何人が受験したか(進級や卒業の判定)によっても動きます。1回分の数字だけで大学の良し悪しは語れません。入学から6年で医師になった人の割合など、途中の数字まで並べた留年率・進級率・卒業率・国試合格率の記事も、あわせて見てください。

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験の学校別合格者状況」(2026年3月16日)。新卒=その年の3月に卒業した人。厚生労働省は、この資料について上位・下位の何校といった書き方を控えるよう求めています。

 

国公立医学部は62.5に24校|差は共通テストの得点率でつく

国公立医学部で2次のボーダー偏差値が62.5の24校の共通テストボーダー得点率の分布。78パーセントが2校、79パーセントが7校
出典:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」方式別ランク(2026年9月7日更新)より太宰府アカデミー作成(前期日程)
共テのボーダー得点率 校数
78% 2校
79% 7校
80% 3校
81% 7校
82% 4校
83% 1校

国公立医学部(前期日程・49校)の2次試験のボーダー偏差値は、62.5が24校、65.0が12校、67.5が9校、70.0が3校、72.5が1校です。一番低い62.5に、半分近い24校が入っています。

2次の偏差値が同じなので、国公立で「低い順」を分けるのは共通テストのボーダー得点率です。24校の中で一番低いのは78%の弘前大学と旭川医科大学、次が79%の7校です。共テの得点率の低い順に並べました。

大学 設置 共テのボーダー 合格者平均
弘前大学 国立 78% 61.2
旭川医科大学 国立 78% 64.6
島根大学 国立 79% 61.0
琉球大学 国立 79% 62.5
福島県立医科大学 公立 79% 63.1
富山大学 国立 79% 63.4
福井大学 国立 79% 63.6
愛媛大学 国立 79% 64.2
札幌医科大学 公立 79% 64.7
秋田大学 国立 80% 63.0
高知大学 国立 80% 64.3
大分大学 国立 80% 64.7
群馬大学 国立 81% 63.7
宮崎大学 国立 81% 63.9
佐賀大学 国立 81% 64.0
山形大学 国立 81% 64.1
和歌山県立医科大学 公立 81% 65.1
山口大学 国立 81% 65.6
鹿児島大学 国立 81% 66.0
香川大学 国立 82% 64.3
鳥取大学 国立 82% 65.0
徳島大学 国立 82% 65.2
熊本大学 国立 82% 66.0
信州大学 国立 83% 65.9

国立大学の学費は、どの大学でも標準額で6年349万6,800円(入学料28万2,000円+授業料年53万5,800円)です。私立のように偏差値の帯で学費が大きく変わることはありません。そのぶん、国公立の低い側は共通テストで78〜80%を取ったうえで、2次で62.5の学力が求められる、という形になります。共通テストのボーダーを全校で見たい方は国公立医学部の共通テストボーダーの記事、合格者の共テ平均まで並べた一覧は国公立医学部偏差値ランキング2027にあります。

出典:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表」方式別ランク(2026年9月7日更新・前期日程)、同「全統模試 合格者平均(2026年度入試結果)」。奈良県立医科大学は前期の2次ボーダー偏差値の掲載がないため除いています(共テのボーダーは86%)。国立大学の標準額は「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」による。公立大学は地域内・地域外で入学料が異なります。

 

偏差値が低い順と、合格者平均の低い順は同じではない

ボーダー偏差値は2.5刻みなので、細かい差は見えません。実際に合格した人の平均で見ると、順番が入れ替わります。

たとえば東海大学はボーダー65.0ですが、合格者平均は62.1で、私立31校の中で26位です。62.5の大学の中には、合格者平均が東海大学より高い大学が6校あります。反対に、合格者平均が私立で一番低いのは川崎医科大学の55.8で、ボーダーの60.0より4.2低い数字です。

合格者平均がボーダーを下回る大学は珍しくありません。ボーダーは方式ごとの「合格の可能性50%」の予想、合格者平均は実際に一般選抜に受かった人の平均で、物差しが違います。合格者平均で81校を並べた一覧は合格者平均偏差値のランキングの記事にまとめています。

もうひとつ、倍率は偏差値の代わりになりません。2025年度入試の実質競争倍率は、ボーダー60.0の川崎医科大学が7.8倍、62.5の獨協医科大学が20.7倍でした。倍率は、何人が受けに来たかでほぼ決まります。学力の目安として見るのは、ボーダーと合格者平均です。

出典:河合塾 方式別ランク(2026年9月7日更新)・全統模試 合格者平均(2026年度入試結果)、文部科学省「医学部の入学者選抜における志願者数と実質競争倍率」(2025年度入試)。

 

太宰府アカデミーの視点|偏差値が低い医学部を探すときに見る3つ

偏差値の低い側から志望校を探すこと自体は、合格の可能性を広げるための大事な作業です。そのときに、偏差値と一緒に見ておきたいことが3つあります。

1. 6年間の学費と、出願の前に申し込む制度

上で見たとおり、私立の低い側の11校は、6年で3,400万〜4,550万円の帯にあります。特待生・学費の減免・地域枠の修学資金は、出願と同時か入学前に申し込むものが多いので、志望校を広げる段階で、家族と「6年でいくらまで出せるか」を一度数字で話しておくと、出願の迷いが減ります。

2. 同じ62.5の中の違いは、試験の中身で見る

62.5の大学どうしでは、偏差値で差がつきません。配点(英語・数学・理科の比重)、試験日、2次試験の面接や小論文の形は大学ごとに違うので、自分の得意科目が重く配点されている大学を探すほうが、合格者平均の0.1の差を追うより合格に近づきます。各大学の配点は大学名のリンク先にまとめています。

3. 入学後の6年を、国家試験までの数字で見る

入口の偏差値と、6年後の国家試験の合格率は、同じ順番には並びません。進級率・卒業率・国家試験の合格率を、少なくとも2〜3年分見ておくと、入学後の6年がイメージしやすくなります。

 

偏差値が低い医学部についてよくある質問

Q. 医学部で一番偏差値が低い大学はどこですか?

A. 河合塾の2027年度入試のボーダー偏差値では、私立の川崎医科大学と東京女子医科大学の60.0が一番低い数字です。国公立は弘前大学・旭川医科大学など24校の62.5が一番低く、その中では共通テストのボーダー78%の弘前大学と旭川医科大学が最も低くなっています。

Q. 偏差値が低い医学部は、学費も安いですか?

A. 私立では反対の形です。ボーダー62.5以下の11校の6年学費は平均3,784万円で、学費が安い順の上位10校には1校も入っていません。国立大学は標準額で6年349万6,800円で、偏差値による差はありません。

Q. 偏差値60に届いていなくても医学部に受かりますか?

A. ボーダー偏差値は合格の可能性が50%になる目安で、合格者の平均がボーダーを下回る大学もあります(川崎医科大学の合格者平均は55.8)。ただし、どの成績なら受かるとは言えません。模試の偏差値は科目ごとの配点で見え方が変わるので、志望校の配点に合わせて自分の成績を計算し直してみてください。

 

まとめ|医学部の偏差値が低い順ランキング(2027年度入試)

  • 私立で一番低いのはボーダー60.0の川崎医科大学・東京女子医科大学。62.5以下は31校のうち11校
  • 国公立は前期49校のうち24校が62.5で並び、共通テストのボーダー78%の弘前大学・旭川医科大学が最も低い
  • 一番低い60.0でも、模試を受けた人の上位約16%(100人中16番以内)
  • 私立の62.5以下の11校は6年学費が平均3,784万円。学費が安い10校には1校も入っていない
  • 国家試験の新卒合格率(第120回)は11校で84.2%〜97.8%。入口の偏差値の順には並ばない

偏差値の低い側から志望校を広げるなら、まず上の11校(国公立なら24校)の6年学費と配点を表にして、家族と「6年でいくらまで出せるか」を決めてから、得意科目の配点が重い大学を2〜3校選ぶのが、いちばん迷わない順番だと僕は考えます。

 

あわせて読みたい

この記事を書いたのは、「偏差値が低い医学部」を探している人が、次に知りたいはずのことを1本にまとめたかったからです。偏差値の表だけを見ていると、学費の差や、同じ62.5の中の違いは見えてきません。数字を並べてみると、偏差値の低い側を選ぶことは、学費や試験の中身を選ぶことでもありました。志望校を広げるときの地図として、使ってもらえたらうれしいです。

本日の記事は以上です。
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◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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