東京女子医科大学医学部医学科の入試情報をまとめました。この記事では『偏差値・学費・合格最低点・国試合格率・入学者現浪比・募集定員・試験日程・試験科目・試験会場・入試変更点・成績開示・入試結果・繰り上げ合格者数推移・小論文・面接』について書いています。その他の私立医学部の情報やランキング記事などが気になる方はこちらをクリックしてください。
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東京女子医科大学医学部|偏差値/基本情報(2024)
偏差値 | 63.6 |
---|---|
大学公式HP | 東京女子医科大学HP |
住所 | 〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1 |
TEL | 学務部医学部学務課 03-3353-8111(代表) 内線22112~4 |
デジタルパンフ | 2023大学案内 |
卒業率・国試合格率推移(2023)
東京女子医科大学 | 私大平均 | |
6年間での卒業率 (平成29年度入学者) |
93.0% | 82.0% |
国試合格率 (第117回国家試験) |
89.2% | 94.6% |
入学者 現浪比(2023)
入学者数 | 現役 | 1浪 | 2浪 | 3浪以上その他 |
---|---|---|---|---|
110名 | 56名 | 24名 | 15名 | 15名 |
合格最低点推移(2012~2023)
選抜要項(2024)
募集人員・出願期間(2024)
試験区分 | 募集人員 | 出願期間 |
---|---|---|
学校推薦型選抜 一般推薦・「至誠と愛」推薦 |
一般推薦:約33名 「至誠と愛」推薦:約10名 |
11/1~11/8 必着※1 |
一般選抜 | 約67名 | 12/21~1/18 必着※2 |
※1.検定料の支払いは11/6まで。
※2.ネット出願登録と検定料の振込は1/16 23:00まで。
試験日程(2024)
試験区分 | 一次試験 | 一次発表 | 二次試験 | 合格発表 | 入学手続期限 |
---|---|---|---|---|---|
学校推薦型選抜 一般推薦 |
11/18・19 | – | – | 12/1 | 12/11 16:00まで |
学校推薦型選抜 「至誠と愛」推薦 |
11/18 | – | – | ||
一般選抜 | 2/1 | 2/8 | 2/17・18 ※ いずれか指定 |
2/22 14:00 | 3/4 16:00まで |
※ 一次発表日にいずれかの日を大学側が指定する
試験科目(2024)
一般選抜 | 科目 | 時間 | 配点 |
---|---|---|---|
一次試験 | 英語 | 60分 | 100点 |
数学 | 60分 | 100点 | |
理科 2科目選択 |
120分 | 各100点 | |
適性・小論文 ※評価は2次選抜時に使用 |
60分 | – | |
二次試験 | 面接 | – | – |
試験会場(2024)
一次試験会場 | 二次試験会場 | |
---|---|---|
一般選抜 | 京王プラザホテル東京 | 本学キャンパス |
入試変更点・注目点(2024)
学校推薦型選抜(指定校推薦)の廃止。
成績開示について(2024)
対象者 :一般1次試験不合格者
申請期間:令和6年5月7日(火)~ 5月24日(金)必着
開示日 :申請書を受理後、受理後1か月程度かかる
開示内容:第1次試験における教科科目の得点(科目別得点と合計得点)を開示
公式HP(PDF): https://www.twmu-u.jp/wp-content/uploads/2023/07/seisekikaizi.pdf
入試データ(2023)
入試結果(2023)
区分 | 一般選抜 | 学校推薦型選抜 一般 |
学校推薦型選抜 至誠と愛 |
学校推薦型選抜 指定校 |
募集人員 | 約67 | 約23 | 約10 | 約10 |
志願者 | 917 | 59 | 7 | 9 |
受験者 | 873 | 58 | 7 | 9 |
一次合格者 | 397 | – | – | – |
二次受験者 | 344 | – | – | – |
正規合格者 | 99 | 30 | 7 | 9 |
補欠者 | 200 | – | – | – |
繰上合格者 | 20 | – | – | – |
総合格者 | 119 | 30 | 7 | 9 |
入学者 | 64 | 30 | 7 | 9 |
繰上合格について(2024)
正規合格発表と同時に補欠者を発表。3/5以降に欠員が生じた場合、補欠者を繰上げ合格者として電話で連絡。入学意思のある者に書面を郵送する。
繰上合格者数推移(2012~2021)
二次試験(小論文・面接試験)
小論文(二次試験)
試験時間 | 60分 |
---|---|
文字数 | 800字 |
◆試験内容
(2019年)
『遺伝性乳がんであると疑われた場合、遺伝子検査を受けることが可能ですが、遺伝子の異常を100%発見することは不可能です。』(というような内容の短い文章を読み、)
もし、あなたの母親が遺伝性乳がんの可能性が高いと言われたら、遺伝子検査を受けさせるか。また、あなたは遺伝子検査を受けるか。理由と共に述べよ。
◆面接内容(質問内容・面接の進行等)
- 10年後、20年後の自分は何をしていると思うか。
- 女子医科大学志望理由。医師志望理由。
- 浪人中に勉強のモチベーションになったこと。
- 勉強の工夫。
- 苦手科目は浪人したことでできるようになったか。
- 高校時代の成績について。
- 部活動で副部長として大変だったこと。
- 国語は得意か。
- (生徒会長をしていたので)生徒会長をしていて大変だったこと。
- 身近に医師としてのロールモデルはあるか。女性にはいるか。
- 女子医科大の教育の特徴は。
- 自分の長所と短所について。
- 家族における自分の役割はなにか。
- 医療の問題点。
- 趣味について。
- 浪人生活で一番伸びた教科は何か。試験ではその教科はできたか。
- 高校の調査書から(部活動や体育大会についてなど)・高校生活について(部活動や出席日数など)。
- 女性として医師を目指すことについてどう考えているか。
- (調査書に「日本文化の研究発表」とあったので)日本文化にはどのような特長があると思うか。
- 様々な国に短期留学しているようだが、国際化について意見を述べてください。
- 医師に必要なものは何か。
- 両親は医師をめざすことについて何と言っているか。
- 女医としてのメリットとデメリット。
- これから医師になることに関して何か不安はあるか?
- イラストを見せられて吹き出しのセリフを言わされた(コンサート会場で前の席の人がかぶっている帽子が邪魔という状況)。
- 人とけんかをしたことはあるか。
- 今までで一番つらかったことは?
- 部活について、苦労したこと。
◆雰囲気・後輩へのアドバイス
- 雰囲気は和やかでした。
- 質問の仕方が結構核心を突いてくる感じだったので、堂々と対応できれば大丈夫だと思います。
- 出願時に書いた自己評価書や志望理由書を見ながら私の発言に合わせてチェックを入れていたようなので、できれば面接前に見ておいて、記入した内容と全く異なることは言わないように気をつけましょう。
- 女子大学としての利点と欠点をよく理解しておくといいと思います。
- 志望校の調査票は、合否に関係はないということですが、面接資料になるらしいので、突っこまれそう(?)な大学は書かないといいと思います。
- 時々答えにくい質問をされて少し困った。
- 併願校を書かされる(5 校くらい)。
- 面接官は1人が女性、残りの2人は男性でしたが、とても優しかったので話しやすかったです。
- 集合時間が人によって異なります。気をつけてください。
- 終始、和やかな雰囲気でしたが、典型的な質問は少なく、一瞬答えに戸惑うようなことも何度かありました。
- 女性だからできること、女性ならではのデメリットなどを自分なりに考えておく。
- 全体的に穏やかな面接が多いが、かなり突っこんで質問されます。
- 女子医の特徴をしっかり理解しておくべき。