こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。
私立医学部31校の偏差値ランキングを、2027年度入試版に全面更新しました。数字は河合塾の2027年度入試難易予想ランキング表(方式別ランク)9月版・2026年9月7日更新のボーダー偏差値です。1位は慶應義塾大学の72.5、最下位の帯は東京女子医科大学・川崎医科大学の60.0——31校は72.5〜60.0の6つの帯に分かれ、最多は65.0の帯の10校です。
先に、いちばん大事な数字をお伝えします。この5年で偏差値が上がった私立医学部は、31校中たった1校(国際医療福祉大学)。9校が2.5下がりました。一方で50年前と比べると、1975年の平均51.5に対していまは65.2。「昔より格段に難しくなった」と「直近5年はむしろ下がっている」は、どちらも本当です。
この記事を読む前のあなたは、こう思っていませんか。
− 金沢医科・久留米・福岡は「偏差値65.0の大学」だ
− 医学部の偏差値は、毎年上がり続けている
− 同じ65.0で並ぶ10校に、差はない
3つとも、2027年度の表では違います。順番に数字で確かめていきましょう。
この記事の目次
私立医学部偏差値ランキング2027|31校の一覧表(5年推移つき)
まず31校すべての一覧表です。2027年度予想の降順・同じ偏差値は同順位で、過去4年分(2023〜2026年度)と、同じ帯の中の位置が分かる合格者平均偏差値(2026年度入試)を右端に付けました。
国公立を含む全体は医学部偏差値ランキング(全81校)、国公立だけは国公立医学部偏差値ランキング(50校)で公開しています。
| 2027予想 | 大学 | 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 合格者平均2026 (参考) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 72.5 | 慶應義塾 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | 72.1(1位) |
| 70.0 | 東京慈恵会医科 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 69.5(2位) |
| 70.0 | 順天堂 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 68.2(3位) |
| 70.0 | 日本医科 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 68.1(4位) |
| 67.5 | 関西医科 | 70.0 | 70.0 | 67.5 | 67.5 | 67.9(5位) |
| 67.5 | 国際医療福祉 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 67.6(6位) |
| 67.5 | 東京医科 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 66.4(7位) |
| 67.5 | 大阪医科薬科 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 66.2(8位) |
| 67.5 | 昭和医科 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 65.9(10位) |
| 67.5 | 自治医科 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 64.0(16位) |
| 65.0 | 藤田医科 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 66.0(9位) |
| 65.0 | 東邦 | 65.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 65.5(11位) |
| 65.0 | 近畿 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.1(12位) |
| 65.0 | 日本 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 67.5 | 64.3(13位) |
| 65.0 | 産業医科 | 65.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 64.3(13位) |
| 65.0 | 愛知医科 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 64.2(15位) |
| 65.0 | 東北医科薬科 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 63.5(19位) |
| 65.0 | 杏林 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 63.2(20位) |
| 65.0 | 帝京 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 63.0(23位) |
| 65.0 | 東海 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 67.5 | 62.1(26位) |
| 62.5 | 兵庫医科 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 63.8(17位) |
| 62.5 | 久留米 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 65.0 | 63.7(18位) |
| 62.5 | 聖マリアンナ医科 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 63.1(21位) |
| 62.5 | 北里 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 63.1(22位) |
| 62.5 | 岩手医科 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.6(24位) |
| 62.5 | 福岡 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 62.6(24位) |
| 62.5 | 埼玉医科 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 61.9(27位) |
| 62.5 | 金沢医科 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 65.0 | 60.8(28位) |
| 62.5 | 獨協医科 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 59.6(30位) |
| 60.0 | 東京女子医科 | 60.0 | 60.0 | 62.5 | 62.5 | 60.7(29位) |
| 60.0 | 川崎医科 | 60.0 | 60.0 | 60.0 | 60.0 | 55.8(31位) |
※2023〜2027はいずれも河合塾のボーダー偏差値(2027年度のみ予想値・方式別ランク9月版)。同じ値は同順位で、帯の中は合格者平均の降順に並べています。合格者平均は河合塾 入試結果調査(2026年度入試)の全統記述模試平均で、( )内は私立31校中の順位。大学名から各校の個別ページに飛べます
表の使い方はシンプルです。2.5刻みのボーダーで「帯」をつかみ、小数1桁の合格者平均で「帯の中の位置」を見る。大学名を押すと、私立31校それぞれの個別ページ(配点・合格最低点・学費・繰上合格まで)に飛べます。
次に、この31校の全体地図を1枚で見ます。

| 帯 | 校数 | 大学 |
|---|---|---|
| 72.5 | 1校 | 慶應義塾 |
| 70.0 | 3校 | 日本医科/東京慈恵会医科/順天堂 |
| 67.5 | 6校 | 国際医療福祉/大阪医科薬科/昭和医科/東京医科/自治医科/関西医科 |
| 65.0 | 10校 | 帝京/愛知医科/日本/杏林/東北医科薬科/東海/東邦/産業医科/藤田医科/近畿 |
| 62.5 | 9校 | 久留米/兵庫医科/北里/埼玉医科/岩手医科/獨協医科/福岡/聖マリアンナ医科/金沢医科 |
| 60.0 | 2校 | 川崎医科/東京女子医科 |
頂点は慶應義塾の72.5。70.0に東京慈恵会医科・順天堂・日本医科の3校、67.5に関西医科・国際医療福祉など6校が続きます。最多は65.0の帯で10校。62.5に9校、60.0に川崎医科・東京女子医科の2校——これが2027年度の全体地図です。同じ帯の中の序列は、後半で「合格者平均」を使って開きます。
この5年で上がったのは1校だけ|9校が2.5下がった
「医学部の偏差値は上がり続けている」——そう思い込んでいませんか。2023年度から2027年度予想までの5年間で動いた10校を抜き出すと、逆の景色が見えます。

| 大学 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 | 2027予想 | 5年の動き |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国際医療福祉 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 67.5 | 67.5 | +2.5 |
| 日本 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | -2.5 |
| 東海 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | -2.5 |
| 東邦 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | -2.5 |
| 産業医科 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | -2.5 |
| 久留米 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | -2.5 |
| 兵庫医科 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 65.0 | 62.5 | -2.5 |
| 福岡 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | -2.5 |
| 金沢医科 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | -2.5 |
| 東京女子医科 | 62.5 | 62.5 | 60.0 | 60.0 | 60.0 | -2.5 |
※関西医科(2023年度67.5→2026年度70.0→2027年度予想67.5)と愛知医科(65.0→62.5→65.0)は5年間で往復して差し引きゼロのため、この表には入れていません。2027年度予想は方式別ランク9月版(2026年9月7日更新)の値です
上がったのは国際医療福祉(65.0→67.5)ただ1校。下がったのは日本・東海・東邦・産業医科(67.5→65.0)、久留米・兵庫医科・福岡・金沢医科(65.0→62.5)、東京女子医科(62.5→60.0)の9校です。金沢医科・久留米・福岡を「65.0の大学」と覚えている受験生はいまも多いはずですが、2025年度から62.5に下がり、2027年度予想も62.5。2〜3年前の知識のままだと、31校中9校で帯を読み違えます。
ただし、「下がった=入りやすくなった」と短絡しないでください。文部科学省の公表による2025年度入試の実質倍率を見ると、私立の上位5校のうち4校が62.5の帯にいます——埼玉医科24.54倍・聖マリアンナ23.35倍・獨協20.66倍・金沢医科19.97倍。偏差値の帯が下がっても、席の奪い合いは激しいままです。「何点取れば受かるか」は全私立の合格最低点まとめ(最大14年分)で必ず確認してください。
親世代の偏差値と比べる|50年で平均51.5→65.2
「私立医学部は昔、入りやすかった」——親御さんのその記憶は正しいです。数字で確かめます。

| 大学 | 1975 | 1985 | 1995 | 2010 | 2015 | 2027 予想 |
50年の動き |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 順天堂 | 50.0 | 50.0 | 62.5 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | +20.0 |
| 帝京 | 47.5 | 47.5 | 57.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | +17.5 |
| 愛知医科 | 47.5 | 37.5 | 60.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | +17.5 |
| 杏林 | 47.5 | 50.0 | 60.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | +17.5 |
| 東海 | 47.5 | 45.0 | 60.0 | 65.0 | 62.5 | 65.0 | +17.5 |
| 藤田医科 | 47.5 | 40.0 | 60.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | +17.5 |
| 兵庫医科 | 47.5 | 52.5 | 60.0 | 62.5 | 65.0 | 62.5 | +15.0 |
| 北里 | 47.5 | 45.0 | 60.0 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | +15.0 |
| 埼玉医科 | 47.5 | 45.0 | 57.5 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | +15.0 |
| 昭和医科 | 52.5 | 50.0 | 62.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | +15.0 |
| 東京医科 | 52.5 | 55.0 | 65.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | +15.0 |
| 獨協医科 | 47.5 | 50.0 | 60.0 | 62.5 | 62.5 | 62.5 | +15.0 |
| 福岡 | 47.5 | 50.0 | 60.0 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | +15.0 |
| 聖マリアンナ医科 | 47.5 | 47.5 | 57.5 | 65.0 | 62.5 | 62.5 | +15.0 |
| 近畿 | 50.0 | 52.5 | 57.5 | 67.5 | 67.5 | 65.0 | +15.0 |
| 川崎医科 | 47.5 | 47.5 | 55.0 | 62.5 | 62.5 | 60.0 | +12.5 |
| 関西医科 | 55.0 | 55.0 | 62.5 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | +12.5 |
| 大阪医科薬科 | 57.5 | 57.5 | 65.0 | 67.5 | 67.5 | 67.5 | +10.0 |
| 岩手医科 | 52.5 | 52.5 | 57.5 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | +10.0 |
| 日本医科 | 60.0 | 65.0 | 62.5 | 70.0 | 67.5 | 70.0 | +10.0 |
| 日本 | 55.0 | 55.0 | 60.0 | 67.5 | 65.0 | 65.0 | +10.0 |
| 東邦 | 55.0 | 52.5 | 57.5 | 67.5 | 67.5 | 65.0 | +10.0 |
| 久留米 | 55.0 | 50.0 | 60.0 | 65.0 | 65.0 | 62.5 | +7.5 |
| 慶應義塾 | 67.5 | 70.0 | 70.0 | 72.5 | 72.5 | 72.5 | +5.0 |
| 東京女子医科 | 55.0 | 52.5 | 57.5 | 65.0 | 65.0 | 60.0 | +5.0 |
※1975年に数値のある25校のみ(自治医科・国際医療福祉・東北医科薬科など新設校・データのない大学は除く)。2027年度は予想値です
1975年、私立医学部の平均はボーダー換算で偏差値51.5でした。25校中12校が47.5です(杏林・帝京・藤田医科・東海・愛知医科・福岡・兵庫医科・北里・埼玉医科・聖マリアンナ医科・獨協医科・川崎医科)。それが1995年に60.2、2010年に66.2へ急騰し、以後は65〜66で高止まり。2027年度予想の平均は65.2で、50年の上げ幅は+13.7です。
平均は各年に数値のある大学だけで取っています(1975年=25校〜2027年=31校)。母集団を1975年から数値のある25校に固定して計算し直しても51.5→64.9(+13.4)で、読み取りは変わりません。
大学別の伸び幅の首位は順天堂の+20.0(50.0→70.0)。杏林・帝京・藤田医科・東海・愛知医科の5校が+17.5で続き、25校中22校が+10.0以上の難化です。逆に慶應義塾は67.5→72.5の+5.0——50年前から既に頂点だった大学です。親御さんが「あの大学なら普通に受かった」と記憶していても、その大学はいま別物になっています。家庭内の作戦会議は、この表で記憶を上書きしてから始めてください。
同じ65.0が10校|序列は「合格者平均」で見る
ボーダー偏差値の弱点は、2.5刻みのため同率が多すぎることです。最多の65.0の帯には10校が並び、この中の序列——いわゆる「私立医学部の格付け」で皆さんが知りたい部分——はボーダーでは分かりません。そこで、河合塾 入試結果調査(2026年度入試)の合格者平均偏差値=実際に合格した人たちの全統記述模試平均で、帯の中を開きます。
| 序列 | 大学 | 合格者平均2026 | 私立31校中 |
|---|---|---|---|
| 1 | 藤田医科 | 66.0 | 9位 |
| 2 | 東邦 | 65.5 | 11位 |
| 3 | 近畿 | 65.1 | 12位 |
| 4 | 日本 | 64.3 | 13位 |
| 4 | 産業医科 | 64.3 | 13位 |
| 6 | 愛知医科 | 64.2 | 15位 |
| 7 | 東北医科薬科 | 63.5 | 19位 |
| 8 | 杏林 | 63.2 | 20位 |
| 9 | 帝京 | 63.0 | 23位 |
| 10 | 東海 | 62.1 | 26位 |
同じ65.0でも、帯の中に3.9ポイントの幅があります。首位の藤田医科は66.0(私立9位)で、1つ上の67.5の帯にいる自治医科の64.0より高い。最下位の東海は62.1(私立26位)で、1つ下の62.5の帯の兵庫医科63.8・久留米63.7より低い。ボーダーが同じでも、実際に受かっている層は帯をまたいで入れ替わっています。ここが、ボーダーの一覧だけでは見えない読みどころです。
読み方の注意を2つ。まず、合格者平均は推薦・総合型を含む「合格した人たち」の平均で、合格可能性50%を示すボーダーとは計算の土台が違います。ボーダーを下回る大学もあれば(金沢医科は60.8で、ボーダー62.5より低い)、上回る大学もあります(藤田医科は66.0で、65.0より高い)。自分の偏差値と1対1で比べる物差しではありません。もう1つ、倍率は序列の物差しにならないこと。2025年度入試の実質倍率は帝京の35.25倍が私立最高ですが、合格者平均は63.0で帯内9番目です。人気(受験者の多さ)と合格者の学力は、別の数字です。
太宰府アカデミーの視点|偏差値表の正しい使い方
僕がこの表を受験生や保護者の方に渡すときは、使い方を3ステップで説明しています。
ステップ1:帯で3層に分ける。自分の全統模試の偏差値を基準に、+2.5の帯を挑戦、同じ帯を実力相応、−2.5の帯を安全として31校を振り分けます。ボーダーは「合格可能性50%のライン」なので、同じ帯なら五分五分、1つ下の帯でようやく優位。この感覚を持つだけで、出願校の数と組み合わせの考え方が変わります。
ステップ2:同じ帯の中は合格者平均で序列を付ける。65.0の10校は一枚岩ではありません。藤田医科66.0と東海62.1では、集まっている受験生の層が丸ごと違います。3層に振り分けたあと、各帯の中でどの大学が上寄りかを合格者平均で確かめてください。
ステップ3:最後は大学ごとの中身で決める。偏差値が同じでも、配点・日程・面接の形式は大学ごとにまるで違います。一覧表の大学名から個別ページに飛び、配点と合格最低点、繰上合格の回り方まで見て初めて「自分にとっての受かりやすさ」が見えてきます。偏差値表は入口であって、結論ではありません。秋が近づくと模試の判定が揺れて不安になりますが、揺れる判定を眺めるより、帯×合格者平均×配点の3点で淡々と出願案を組むほうが、精度は確実に上がります。
私立医学部の偏差値についてよくある質問
Q1. 私立医学部で一番偏差値が低い大学はどこですか?
A. 2027年度予想のボーダーでは、60.0の川崎医科大学と東京女子医科大学の2校です。合格者平均偏差値(2026年度入試)では川崎医科大学が55.8で私立31位、国公立を含む81校でも81位。ただし偏差値60は全統模試の受験生のおよそ上位16%にあたる水準で、「低い」のはあくまで医学部の中だけの話です。
Q2. 学費と偏差値には関係がありますか?
A. 6年総額(学納金ベース)が私立最安の国際医療福祉大学(1,850万円)はボーダー67.5、最高額の川崎医科大学(4,550万円)は60.0で、学費と偏差値はおおむね逆方向に並びます。70.0以上の帯の4校(慶應義塾・東京慈恵会医科・順天堂・日本医科)は、6年総額がいずれも2,000万円台です。31校の学費は私立医学部の学費一覧にまとめています。
Q3. 2027年度の予想値はいつ確定しますか?
A. 全統模試の結果を受けて年に数回改定されます。本ページの2027年度予想は方式別ランクの9月版(2026年9月7日更新)で、改定が出たら数字を更新します。2026→2027では関西医科(70.0→67.5)と兵庫医科(65.0→62.5)が動く予想が出ています。
Q4. ボーダー偏差値と合格者平均偏差値は、どちらを見ればいいですか?
A. 役割が2つに分かれます。2.5刻みのボーダーは「合格可能性50%のライン」で自分の帯の把握に、小数1桁の合格者平均は「実際に受かった人の平均」で同じ帯の中の序列に使ってください。自分と比べるのはボーダー、大学同士を比べるのは合格者平均です。
まとめ|私立医学部偏差値ランキング2027の要点
- 31校は72.5〜60.0の6つの帯。1位は慶應義塾大学72.5、70.0に東京慈恵会医科・順天堂・日本医科の3校、最多は65.0の10校、60.0は川崎医科・東京女子医科の2校
- この5年で上がったのは国際医療福祉(65.0→67.5)の1校だけ。日本・東海・東邦・産業医科・久留米・兵庫医科・福岡・金沢医科・東京女子医科の9校が2.5下降
- 50年で平均51.5→65.2(+13.7)。1975年は25校中12校が47.5。順天堂は+20.0、25校中22校が+10.0以上の難化
- 同じ65.0の10校には、合格者平均で66.0(藤田医科)〜62.1(東海)の3.9の幅。帯はボーダーで、帯の中の序列は合格者平均で見る
秋の予想値の改定が出たら、このページの数字を更新します。出願設計の土台として、ブックマークして使ってください。
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◆筆者プロフィール
後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。
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