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医学部入試の時間割|私立10校は最長9時間30分|2027年度入試

2026年09月17日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

本日のブログは、受験生から毎年のように聞かれるのに、どこにもまとまっていない話です。「試験当日って、何時に行って何時に終わるんですか」——この質問です。

入試が何月何日にあるかは、どの予備校のサイトにも載っています。どこで受けられるかも調べれば出てきます。ところが「当日は何時から何時までか」だけは、大学の学生募集要項を自分で開かないと分かりません。宿を取るのか、朝いちの便で行けるのか、帰りの新幹線を何時にするのか。全部この1点で決まるのに、です。

そこで、2027(令和9)年度の学生募集要項をこちらで集め、時間割を確認できた私立10校・25日程を1枚の表にしました。読んでみると、思っていたより大学ごとの差が大きかったです。

こう思っていませんか。

− 医学部の入試なんて、どこも朝から夕方まででだいたい同じでしょ?

− 科目数が多い大学ほど、当日は長くなるんでしょ?

− 遅刻しても20分までなら、どこの大学でも受けさせてもらえるんでしょ?

この3つとも、要項を読むと違いました。順番に見ていきます。

 

結論|一般1次の拘束時間は5時間20分〜9時間30分。4時間10分ひらく

先に結論です。要項で時間割を確認できた私立10校のうち、一般選抜の1次試験の時刻が分かる6校を並べると、当日の拘束時間は東海大学の5時間20分から国際医療福祉大学の9時間30分まで、4時間10分ひらきました。

この記事で分かることは3つです。

  1. 長い日を作っているのは科目数ではなく小論文の位置です。拘束時間の上位3校は、いずれも夕方に小論文を置いていて、3校ともその小論文を1次の判定に使いません
  2. 当日いちばん長いのは「解いていない時間」です。休憩と待ちの合計は愛知医科大学で4時間。解いている時間より長い大学があります
  3. 遅刻が何分まで許されるかは大学で違います。要項を読んだ8校で、0分(原則として認めない)から30分までありました

先にお断りしておきます。この記事が扱うのは、私立31校のうち要項で時間割を確認できた10校だけです。表に無い21校は「時間割が公表されていない」のではなく、こちらがまだ確かめていないという意味です。「私立で最も長いのは」という言い方はしません。なお、岩手医科・福岡の2校は2027年度の要項そのものがまだ公開されていません(大学がそれぞれ9月中旬・9月末の公開予定と告知しています)。公開され次第、この記事に追記します。

 

拘束時間の長い順|国際医療福祉大学が9時間30分で最長

拘束時間は「入室・受付の開始から、最後のコマが終わるまで」で数えました。会場にいなければならない時間の合計です。

私立医学部の一般選抜1次試験における当日の拘束時間ランキング。国際医療福祉大学9時間30分、愛知医科大学9時間10分、東京医科大学8時間50分、藤田医科大学7時間50分、杏林大学7時間10分、東海大学5時間20分
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項をもとに太宰府アカデミー作成。拘束時間は入室・受付の開始から最後のコマの終了まで
大学 入室・受付 終了 拘束時間
国際医療福祉 8:40 18:10 9時間30分
愛知医科 8:10 17:20 9時間10分
東京医科 9:10 18:00 8時間50分
藤田医科 8:00 15:50 7時間50分
杏林 9:30 16:40 7時間10分
東海 9:40 15:00 5時間20分

上位3校(国際医療福祉・愛知医科・東京医科)はいずれも終了が17時台から18時台です。いっぽう東海大学は15:00に終わります。同じ「私立医学部の1次試験」なのに、終わる時刻が3時間以上ちがう。

ここで、いちばん誤解されやすいところを先に潰しておきます。科目数は差の説明になりません。東海大学は英語・数学・選択科目の3科目で5時間20分、藤田医科大学は同じ3科目で7時間50分です。同じ3科目でも2時間30分ちがいます。

当日いちばん長いのは「解いていない時間」|最大4時間

拘束時間から、実際に問題を解いている時間(正味時間)を引いてみます。残りが休憩・移動・待ちの合計です。

私立医学部の一般選抜1次試験で問題を解いていない時間の長さ。愛知医科大学4時間、国際医療福祉大学と東京医科大学3時間50分、杏林大学3時間20分、藤田医科大学2時間40分、東海大学1時間50分
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項をもとに太宰府アカデミー作成。拘束時間から試験時間の合計を引いた値
大学 拘束時間 解いている時間 待ち時間
愛知医科 9時間10分 310分 4時間
国際医療福祉 9時間30分 340分 3時間50分
東京医科 8時間50分 300分 3時間50分
杏林 7時間10分 230分 3時間20分
藤田医科 7時間50分 310分 2時間40分
東海 5時間20分 210分 1時間50分

愛知医科大学は4時間が「解いていない時間」でした。解いている時間が310分なので、ほぼ同じだけ待っていることになります。逆に東海大学は1時間50分で、いちばん短いです。

おもしろいのは順番が入れ替わるところです。拘束時間が最長なのは国際医療福祉大学ですが、待ち時間が最長なのは愛知医科大学です。国際医療福祉大学は正味340分と解く量そのものが多く、愛知医科大学は解く量が310分で、あいだが空いている。同じ「長い1日」でも中身が違います。

受験生にとってここが実務的に効きます。昼食をいつ取るか、参考書を何冊持っていくか、何時間ぶん体力を残しておくかは、拘束時間ではなくこの待ち時間で決まります。

 

長い日を作っているのは小論文の位置|3校とも1次の判定には使わない

ここが、この記事でいちばんお伝えしたかった点です。拘束時間の上位3校を並べると、共通点が1つあります。3校とも、小論文が1日の最後、夕方に置かれています。

大学 小論文の時刻 小論文が無ければ 延びる分
国際医療福祉 17:10〜18:10 16:20終了 1時間50分
東京医科 17:00〜18:00 16:00終了 2時間
愛知医科 16:30〜17:20 15:40終了 1時間40分

そしてこの3校は、いずれもその小論文を第1次試験の判定に使いません。東京医科大学は2027年度の学生募集要項に「小論文の評価は第2次試験の得点として使用します。第1次試験の得点には含めません」と明記しています(配点60点は第2次試験側に置かれています)。国際医療福祉大学・愛知医科大学も、要項に同じ趣旨の断りがあります。

つまりその日の合否には直接効かない試験のために、1時間40分から2時間ぶん会場に残ることになります。小論文を外して計算すると、東京医科大学は16:00に、国際医療福祉大学は16:20に終わる計算です。

誤解のないように書いておくと、これは「受けなくていい」という話ではまったくありません。東京医科大学の要項には「小論文を受験しなかった場合、第2次試験の合否判定対象になりません」とあります。1次を通っても、小論文を飛ばしていれば2次に進めません。効いてくるのが2次だというだけで、必須であることは変わりません。

この記事でお伝えしたいのは、「夕方まで残るのには理由がある」と分かっていれば、1日の組み立てが変わるということです。英語が終わった時点で気が抜けてしまう受験生を、毎年見ています。

 

遅刻は何分まで許されるのか|0分の大学から30分の大学まで

ここは要項を8校ぶん読み直しました。「試験開始後20分までなら大丈夫」というのは、医学部受験では通用しません。

私立医学部入試で遅刻が何分まで認められるかの一覧。愛知医科大学の一般1次と自治医科大学の第2次は原則として認めない、東海大学と藤田医科大学と国際医療福祉大学は20分、東京医科大学と杏林大学は30分
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項「受験者心得」「試験に関する注意」等をもとに太宰府アカデミー作成(8校ぶん・2026年9月17日時点)
大学・試験 遅刻の限度 要項の書き方
愛知医科(一般1次) 認めない 「試験開始後の遅刻者は、原則として受験を許可しません」(令和9年度要項)
自治医科(第2次) 認めない 「遅刻者は、原則として入室を認めない」。★同じ大学でも第1次の学力試験は20分まで
藤田医科(一次) 20分 ★「第1限目に限り」。2限目以降の遅刻は認められない
東海(第一次選考) 20分 ★各時限に効く。2時限目以降に遅れると、その時限以降が全部受けられない
国際医療福祉 20分 ★超えると「それ以降のすべての科目」が受験不可。公共交通機関の遅れは遅延証明書で救済(自家用車は不可)
獨協医科(総合型1次) 20分 「試験開始後20分以上遅刻した場合は、受験は一切認められません」
東京医科(一般1次) 30分 「試験開始時刻後30分以内の遅刻に限り、受験を認めます」
杏林(一般1次) 30分 「試験開始時刻から30分を超えて遅刻した場合は、受験することができません」

読み取れることを3つ挙げます。

1つ目。遅刻を原則として認めない大学が2つあります。愛知医科大学の一般選抜1次は「試験開始後の遅刻者は、原則として受験を許可しません」。自治医科大学の第2次試験も「遅刻者は、原則として入室を認めない」です。

2つ目。同じ大学でも試験によってルールが違います。その自治医科大学は、一般選抜の第1次(学力試験)だけは「試験開始後20分以内の遅刻に限り、受験を認める」と書かれています。1次の感覚で2次に行くと危ない、ということです。

3つ目。「20分」の意味が大学で違います。東海大学は「1時限目を受験した場合で、2時限目以降において試験開始後20分までに試験室へ入室をしない場合は、当該時限以降の受験を認めません」。昼休みのあとに遅れても失格になります。藤田医科大学は逆に「第1限目に限り試験開始後20分以内に入場すれば受験を認めます」で、2限目以降の遅刻は認めていません。国際医療福祉大学は20分を超えると「それ以降のすべての科目」が受験できなくなります。

いっぽうで、救いがある書き方をしている大学もあります。国際医療福祉大学は、公共交通機関の遅れが原因なら遅延証明書の提出で受験を認めます(ただし自家用車の場合は遅刻しても受験は認められないと明記されています)。東京医科大学も「道路利用の交通機関および自家用車・飛行機等の遅れでは試験実施の繰り下げは行いません」としています。会場まで車で送ってもらう計画は、リスクの取り方として要項と相性が悪いということです。

 

入場は7:30から9:40まで|前泊が要るかどうかはここで決まる

集合時刻そのものにも2時間10分の幅があります。いちばん早いのは昭和医科大学の7:30入場(学校推薦型選抜・卒業生推薦入試)、いちばん遅いのは東海大学の9:40です。入室開始が分かる23日程のうち、14日程が9時前の集合でした。

一般選抜の1次に絞っても、藤田医科大学の8:00から東海大学の9:40まで1時間40分あります。

福岡から受ける立場で言うと、ここが前泊の分かれ目です。昭和医科大学の7:30入場に、福岡から当日の朝に向かって間に合わせるのは現実的ではありません。公共交通機関の遅れを遅延証明書で救ってもらえる大学ばかりではない、というのも前の章で見たとおりです。

そのうえで、会場を確かめてください。今回の10校のうち、福岡県内で1次試験を受けられるのは4校(自治医科・愛知医科・国際医療福祉・東海)で、5校は福岡では受けられません(東京医科・杏林・藤田医科・帝京・昭和医科)。拘束時間の長い3校のうち、福岡で受けられるのは国際医療福祉大学と愛知医科大学の2校で、東京医科大学は東京まで行くことになります。9:10集合で18:00終了の日を、移動込みで組むわけです。

どの大学がどこで受けられるかは、2027年度 私立医学部 入試日程カレンダーに日付と福岡会場をまとめています。日付(いつ)・会場(どこで)・時間割(何時から何時まで)は、3つそろえて初めて1日の計画になります。

 

2次試験は別物|自治医科大学は終わる時刻が2時間50分ちがう

ここまでは1次の話でした。2次試験は、時刻の読み方がまったく変わります。

いちばん極端なのが自治医科大学です。第2次試験は全都道府県を2つのグループに分け、グループごとに時間割が入れ替わります。同じ日・同じ会場なのに、終わる時刻が2時間50分ちがいます。

グループ 面接 学力試験 終わる時刻
第1グループ 8:50〜12:10 13:40〜15:10 15:10
第2グループ 14:40〜18:00 11:50〜13:20 18:00

第1グループは面接が午前、学力試験が午後で15:10に終わります。第2グループは学力試験が午前、面接が午後で18:00まで。受付の時刻も8:20〜8:30と11:10〜11:20で2時間50分ちがいます。福岡は第1グループです(23都道府県が第1、24が第2)。帰りの便を取るときは、ここを間違えないでください。

ついでに、この学力試験の中身も他ではあまり見ない数字です。数学30分・外国語30分の計60分(各12.5点)で、枠は90分ありますが説明等を含みます。今回調べた範囲では、いちばん短い学力試験でした(比較として昭和医科大学の学校推薦型の基礎学力試験は140分通しです)。

もう1つ、2次で押さえておきたいのが「終わりが書かれていない」ことです。25日程のうち6日程は、最後の面接の終了時刻が要項に載っていません。さらに3日程は時刻そのものが載っておらず、合格発表のときに通知されます(東京医科大学・藤田医科大学の二次など)。

逆に、終了の予定時刻まで書いてくれる大学もあります。帝京大学は「最後の面接が終了するのは15:30頃」「17時頃」と要項に書いています。杏林大学は第2次の面接を「10:30〜17:00」と時刻で示しています。国際医療福祉大学の2次は「9:00〜18:30」です。帰りの便は、この時刻を見てから取ってください。

藤田医科大学の二次にも注意点があります。午前の部・午後の部が2日で4区分あり、割り振りは出願日時の早い順です。決まった面接日時は変更できません。つまり出願を遅らせると、当日の時間帯を選べなくなります。

 

10校25日程の当日タイムテーブル

確認できたぶんを全部載せます。「以上」と書いてあるのは、最後の面接の終了時刻が要項に無く、そこからさらに延びるという意味です。いちばん長かったのは国際医療福祉大学の総合型選抜(専願制) 第1次で10時間5分でした。

大学 試験 入室〜終了 拘束時間
東京医科 一般選抜 第1次 9:10〜18:00 8時間50分
東京医科 一般選抜 第2次 当日まで分からない〜(時刻の記載なし)
杏林 一般選抜 第1次 9:30〜16:40 7時間10分
杏林 一般選抜 第2次 8:00〜17:00 9時間
国際医療福祉 一般選抜 第1次 8:40〜18:10 9時間30分
国際医療福祉 一般選抜 第2次 当日まで分からない〜18:30 9時間30分
国際医療福祉 共通テスト利用選抜 第2次(学力試験・小論文) 9:00〜12:40 3時間40分
国際医療福祉 総合型選抜(専願制) 第1次 8:40〜18:45 10時間5分
藤田医科 一般入試 一次(学科試験) 8:00〜15:50 7時間50分
藤田医科 一般入試 二次試験 8:30〜(時刻の記載なし)
藤田医科 ふじた未来入試【一般枠・独創一理枠】 一次(学習能力適性検査) 8:00〜14:10 6時間10分
藤田医科 ふじた未来入試【一般枠・独創一理枠】 二次試験 9:00〜16:30 7時間30分
東海 一般選抜 第一次選考 9:40〜15:00 5時間20分
東海 一般選抜ほか 第二次選考 9:10〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 1時間5分以上
愛知医科 一般選抜 第1次 8:10〜17:20 9時間10分
愛知医科 学校推薦型選抜(公募制) 8:30〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 4時間10分以上
自治医科 一般選抜 第1次[面接試験] 9:00〜16:00 7時間
自治医科 一般選抜 第2次(第1グループ) 8:20〜15:10 6時間50分
自治医科 一般選抜 第2次(第2グループ) 11:10〜18:00 6時間50分
獨協医科 総合型選抜 第1次 8:30〜14:30 6時間
獨協医科 総合型選抜 第2次 8:10〜(時刻の記載なし)
帝京 総合型選抜 一次選考 9:00〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 4時間15分以上
帝京 学校推薦型選抜 8:30〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 6時間以上
昭和医科 学校推薦型選抜(公募・指定校・特別協定校) 7:30〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 5時間30分以上
昭和医科 卒業生推薦入試 7:30〜(最後の面接の終了時刻は要項になし) 5時間30分以上

くり返しになりますが、この表は私立31校のうち10校ぶんです。載っていない21校のうち、要項がまだ公開されていないのは岩手医科・福岡の2校だけで、残る19校は大学が出しているのにこちらが確認できていないだけです。順次足していきます。

 

太宰府アカデミーの視点|当日の1日をどう組むか

数字を、出願前と当日の動きに落とします。断定はできませんが、検討するうえで4つ挙げます。

  1. 出願を決める前に、その大学の要項で時間割のページを開く。日付と会場だけで宿と便を押さえると、9時間30分の日に朝いちの移動を重ねることになりかねません。要項のどこに時間割があるかは大学によってバラバラです——独立した「試験時間割」の節を立てる大学もあれば、日程表のセルの中に畳み込んでいる大学(東京医科大学)、時間割の表に集合時刻を書かず別ページの注意事項に置いている大学(東海大学)もあります
  2. 遅刻のルールは、志望校ぶんだけ個別に確認する。0分から30分までありました。「20分までは平気」という一般則は存在しません。とくに東海大学のように時限ごとに効くタイプは、昼休みの過ごし方まで変わります
  3. 待ち時間の過ごし方を決めておく。4時間が空く日があります。この時間に何を見るかを当日考えると消耗します。持っていく1冊をあらかじめ決めておくだけで違います
  4. 帰りの便は、面接の終了時刻が書かれている大学だけ確定させる。書かれていない6日程では、終わりが読めません。2次は帰りを遅めに取るか、その日のうちに帰らない前提で組むほうが安全です

それと、細かいことですが要項を読んでいて何度も出てきたので書いておきます。「試験場には時計を設置していませんので、必ず各自で持参してください」——東京医科大学の要項の文言です。辞書・電卓の機能があるもの、秒針音のするもの、大型のものは使えません。スマートウォッチしか持っていない受験生が、意外といます。

 

医学部入試の時間割についてよくある質問

Q. 試験当日は何時に会場へ行けばいいですか

要項の入室時刻に従ってください。今回調べた範囲では昭和医科大学の7:30から東海大学の9:40まで2時間10分の幅がありました。入室開始が分かる23日程のうち14日程が9時前です。「だいたい9時」と思い込まないでください。

Q. 入試は何時に終わりますか

一般選抜の1次なら、確認できた6校で15:00(東海大学)から18:10(国際医療福祉大学)でした。2次試験は終了時刻が要項に書かれていないことが多く(25日程中6日程)、帰りの便は余裕をみて取ってください。

Q. 志望校が表に載っていません。時間割は公表されていないのですか

いいえ。載っていないのは、こちらがまだ確かめていないという意味です。私立31校のうち、2027年度の要項そのものが未公開なのは岩手医科・福岡の2校だけで、大学がそれぞれ9月中旬・9月末の公開予定と告知しています。残りは大学の受験生サイトで学生募集要項のPDFを開けば載っています。「試験時間割」「試験日および試験時間」「受験者心得」のあたりを探してください。

 

まとめ

  • 要項で確認できた私立10校・25日程で、一般1次の拘束時間は東海大学の5時間20分から国際医療福祉大学の9時間30分まで4時間10分ひらきます
  • 差を作るのは科目数ではなく小論文の位置。上位3校は夕方に小論文を置き、3校ともそれを1次の判定に使いません(1時間40分〜2時間ぶん延びます)。ただし受けないと2次の判定対象から外れます
  • 当日いちばん長いのは解いていない時間。愛知医科大学で4時間、東海大学で1時間50分です
  • 遅刻の限度は0分から30分まで大学で違います。愛知医科大学の1次と自治医科大学の2次は原則として認めません。東海大学は各時限に効きます
  • 自治医科大学の2次は都道府県でグループが分かれ、終わる時刻が2時間50分ちがいます。福岡は第1グループ(15:10終了)です
  • 今日やることは1つ。受ける予定の大学の学生募集要項を開いて、時間割のページと「受験者心得」を1枚ずつ印刷してください。入室時刻・終了時刻・遅刻の限度の3つに線を引けば、宿と便が決まります

「当日は何時から何時までか」は、合否に直接は関わらない情報です。だから誰も書かないのだと思います。でも、前泊するかどうか、親に付き添ってもらうかどうか、帰りにもう1校の下見ができるかどうかは、全部ここで決まります。入試の話は点数の話ばかりになりがちですが、当日を無事に終えるところまでが入試です。だから書きました。

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後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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