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私立医学部の試験会場|地方で受けられる12校|2027年度入試

2026年09月19日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

本日のブログは、出願の直前になって毎年ばたばたする話です。「その大学、福岡で受けられるんですか」——この質問です。

何月何日に試験があるかは、どこのサイトにも載っています。ところが「その試験をどこで受けられるのか」だけは、大学の学生募集要項を自分で開かないと出てきません。しかも、調べてみると話はもっと厄介でした。地方の会場には定員があって、先に出願した人から埋まります。埋まったらその会場は選べません。検定料を払ったあとでは、試験日も試験場も変えられない大学もあります。

そこで、2027(令和9)年度の学生募集要項と入学試験要項をこちらで集めて、1次試験の会場を確認できた私立27校を1枚の表にしました。並べてみると、思っていたより選択肢は狭かったです。

こう思っていませんか。

− 有名な大学なら、どこか近くの会場でも受けられるんでしょ?

− 会場なんて、受験票が来てから確かめればいいんでしょ?

− 大学のサイトに「福岡会場」って書いてあったから大丈夫でしょ?

この3つとも、要項を読むと違いました。順番に見ていきます。

 

結論|1次を2か所以上で受けられるのは、確かめた27校のうち12校

先に結論です。2027年度の要項で1次試験の会場を確認できた私立27校のうち、会場が2か所以上あるのは12校でした。残る15校は会場が1か所しかありません。しかもその15校のうち12校は首都圏(東京・神奈川・千葉)で、残る3校は本学が福岡県内にある福岡大学・久留米大学・産業医科大学です。

この記事で分かることは3つです。

  1. 会場は「選ぶ」のではなく「取る」ものです。関西医科大学は「定員を超過した会場は出願できません」と要項に明記しています。東海大学の福岡会場は2月2日で100名——東京会場(1250名)の12分の1です
  2. 出願したあとでは変えられません。愛知医科大学は「出願後の試験会場の変更は認めません」、東海大学は「入学検定料支払い後は、試験日(第二次選考含む)及び試験場の変更は一切できません」です
  3. 大学の会場一覧に「博多」があっても、医学部では使えないことがあります。帝京大学がまさにそれで、他学部は板橋・八王子・宇都宮・博多・大牟田から選べるのに、医学部は板橋だけです

先にお断りしておきます。この記事が扱うのは、私立31校のうち1次の会場を要項で確認できた27校だけです。東北医科薬科大学は2次が仙台のみと確認できましたが、1次の会場は確かめられていません。獨協医科(一般選抜)・慶應義塾・川崎医科の3校は、まだ確かめていません。表に無い大学は「会場が無い」のではなく「こちらが確かめていない」という意味です。ですので「私立で最も会場が多いのは」という言い方はしません。

私立医学部の1次試験の会場数。岩手医科6か所、金沢医科5か所、東海5か所、愛知医科4か所、関西医科4か所、国際医療福祉4か所、兵庫医科3か所、藤田医科3か所、大阪医科薬科3か所
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項をもとに太宰府アカデミー作成。1次の会場を確認できた27校のうち、会場が2か所以上ある大学

会場の数でいちばん多いのは自治医科大学で、1次を47都道府県それぞれで実施します。都道府県ごとに2〜3名を選ぶ仕組みなので、福岡県で出願すれば学力試験も面接も福岡市内で終わります(2次だけ栃木県下野市の本学)。次が岩手医科大学の6か所(本学・札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)です。日本大学のN方式は全国に試験場があり、九州だけで福岡・長崎・宮崎の3か所あります。

大学 1次の試験会場
自治医科 47都道府県それぞれに試験場(学力試験・面接とも) 47か所
岩手医科 本学(矢巾)・札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 6か所
金沢医科 本学・東京・名古屋・大阪・福岡 5か所
東海 東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡 5か所
愛知医科 名古屋・東京・大阪・福岡(本学では受けられない) 4か所
関西医科 大阪・東京・名古屋・福岡 4か所
国際医療福祉 成田・東京・大阪・福岡 4か所
兵庫医科 大阪・東京・福岡(本学では受けられない) 3か所
藤田医科 名古屋・東京・大阪 3か所
大阪医科薬科 大阪・愛知・東京 3か所
日本大学 N方式の全国の試験場(九州は福岡・長崎・宮崎) 全国
近畿 一般前期の一次だけ福岡を含む(推薦の一次は大阪・東京) 区分による

いっぽう、1か所しかない15校がこちらです。12校が首都圏に集まっています。

大学 1次の試験会場 地域
順天堂 幕張メッセ 国際展示場(千葉市) 首都圏
聖マリアンナ医科 パシフィコ横浜ノース 首都圏
北里 横浜会場のみ(2027年度の変更点) 首都圏
東邦 五反田TOCビル(東京) 首都圏
昭和医科 五反田TOCビルか旗の台キャンパス(大学が決める) 首都圏
杏林 五反田TOCビル(定員を超えたら三鷹キャンパス) 首都圏
東京医科 ベルサール新宿グランドか新宿キャンパス(受験票で通知) 首都圏
東京女子医科 京王プラザホテル(東京) 首都圏
埼玉医科 東京流通センター(東京・大田区) 首都圏
東京慈恵会医科 東京流通センター イベントホール(東京・大田区) 首都圏
日本医科 武蔵境校舎・ベルサール渋谷ファースト(東京) 首都圏
帝京 板橋キャンパス(東京) 首都圏
福岡 本学(福岡市城南区) 福岡県
久留米 旭町キャンパス(久留米市) 福岡県
産業医科 本学(北九州市八幡西区) 福岡県

 

会場は「選ぶ」のではなく「取る」|定員があり、埋まると出願できない

ここが、いちばん知られていないところだと思います。地方会場は席の数が決まっていて、先に出願した人から埋まります。

いちばんはっきり書いているのが関西医科大学です。一般選抜(前期)の第1次試験は4会場で、要項にこうあります。

会場 場所 予定定員
大阪 ATCホール 記載なし
東京 TRC東京流通センター 500名
名古屋 名古屋コンベンションホール 280名
福岡 南近代ビル 360名

「定員を超過した会場は出願できません」——大学の言葉そのままです。注目してほしいのは大阪(ATCホール)にだけ予定定員が書かれていないことです。つまり定員があるのは地方の3会場だけで、本拠地の大阪はいくらでも受け入れるという構えになっています。福岡の360名は名古屋の280名より多いのですが、それでも埋まれば福岡では出願できず、大阪か東京まで行くことになります。

東海大学の福岡会場は100名|東京の12分の1

席の少なさが数字で分かるのが東海大学です。一般選抜の第一次選考は2月2日と2月3日のどちらか(または両方)を選ぶ方式で、要項に会場ごとの予定収容人数が載っています。

東海大学 一般選抜 第一次選考の2月2日の予定収容人数。東京1250名、神奈川400名、大阪250名、名古屋150名、福岡100名。合計2150名
出典:東海大学『2027年度 入学試験要項(医学部医学科)』第一次選考の受験地区・試験場の予定収容人数
受験地区 会場 2月2日 2月3日
東京 TOC有明コンベンションホール 1250名 1250名
神奈川 TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい 400名 800名
大阪 CIVI研修センター新大阪東 250名 350名
名古屋 名古屋市内の会場(大学が指定) 150名 200名
福岡 パピヨン24(福岡市博多区) 100名 200名
合計 2150名 2800名

2月2日の合計2150名のうち、福岡は100名=4.7%しかありません。東京の1250名と比べると12分の1です。要項の注意書きには「各試験場において、収容人数に達したときには、その試験場を選択できなくなります」とあり、さらに「入学検定料支払い後は、試験日(第二次選考含む)及び試験場の変更は一切できません」と続きます。なお各会場が埋まった場合に備えて、予備試験場として東海大学湘南キャンパスが用意されています。

2月3日のほうは福岡が200名に増えます。同じ大学の同じ選抜でも、日によって席の数が倍違うということです。

そもそも自分で選べない大学もある

会場を自分で決められない大学もあります。昭和医科大学は五反田のTOCビルか旗の台キャンパスのどちらかで、受験生は選べません(TOCの定員を超えたら旗の台)。杏林大学は五反田TOCビルで、定員を超えたら三鷹キャンパス。東京医科大学はベルサール新宿グランドか新宿キャンパスのどちらかを受験票で通知します。日本医科大学も武蔵境校舎とベルサール渋谷ファーストを使い、東京会場の定員を超えたら千駄木校舎も使うと書いています。

帝京大学にいたっては、会場そのものは板橋だけなのに「収容人員の都合上、出願時の希望と異なる試験場になる場合があります」という一文が要項に入っています。岩手医科大学も「本学会場以外の志願者数が各試験会場の収容人員を上回った場合は、受験会場を変更して頂く場合があります」とあり、さらに一次試験の東京会場は大学が指定します(受験票で確認)。

私立医学部の試験会場の決まり方。関西医科は定員を超えた会場では出願できない、東海は収容人数に達すると試験場を選べない、愛知医科は出願後の変更を認めない、岩手医科は人数を超えると会場を移される、帝京は希望と違う試験場になることがある、昭和医科・杏林・東京医科・日本医科は会場を自分で選べない
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項「試験場」の節をもとに太宰府アカデミー作成(2026年9月19日時点)
大学 会場の決まり方
関西医科 定員を超えた会場は出願できない。福岡360名・名古屋280名・東京500名。大阪だけ定員の記載なし
東海 収容人数に達すると、その試験場を選べない。福岡は2月2日が100名。検定料を払ったあとは試験日も試験場も変えられない
愛知医科 出願後の試験会場の変更は認めない。出願のときに名古屋・東京・大阪・福岡から選ぶ
岩手医科 本学以外は、人数を超えると会場を移される。東京会場はそもそも大学が指定する(受験票で確認)
帝京 収容人員の都合で、希望と違う試験場になることがある。医学部の一次・二次は板橋キャンパスだけ
昭和医科・杏林・東京医科・日本医科 会場を自分で選べない。五反田TOC/旗の台、五反田TOC/三鷹、新宿の2会場などを大学が割り振る
藤田医科 出願時に希望する会場を選ぶ。名古屋・東京・大阪の3会場

逆に、はっきり「選べる」と書いているのが藤田医科大学(名古屋・東京・大阪の3会場)と愛知医科大学(名古屋・東京・大阪・福岡の4会場)です。ただし愛知医科は、その直後に「出願後の試験会場の変更は認めません」と釘を刺しています。選べるのは1回だけ、というのが正確なところです。

 

大学の会場一覧に「博多」があっても、医学部では使えない

ここは、実際にやってしまいそうな間違いなので分けて書きます。大学のサイトや要項に載っている「試験会場一覧」は、たいてい全学部ぶんです。

典型が帝京大学です。2027年度の入学試験要項には【試験場自由選択制】という制度があり、板橋・八王子・宇都宮・博多・大牟田から選べると書かれています。ところが同じ表の医学部の行を横に見ていくと、一次選考も二次選考も試験場は「板橋」だけです。博多・大牟田が使えるのは薬学部・医療技術学部などの他学部で、医学部の受験生には関係がありません。

北里大学も同じ形でした。大学の入試サイトには白金・相模原・仙台・名古屋・大阪・福岡などが並ぶ会場一覧がありますが、入試ガイド2027には「医学部 一般選抜 試験会場:試験会場を横浜会場のみとします」と明記されています。しかも同じページに「海洋生命科学部は2027年度から福岡会場での実施を取りやめ」とあり、大学の会場一覧だけを見て「北里は福岡で受けられる」と書いていたら、二重に間違えていたことになります。

もう1つ、年度をまたぐ落とし穴もあります。日本医科大学は2026年度は福岡会場があったのですが、2027年度の要項には福岡・九州の記載が1か所もありません。60ページを通して探してゼロでした。去年の情報で出願先を決めない。これは会場に限らず、入試情報すべてに当てはまります。

 

1次と2次で場所が違う|移動は8校で2回になる

近い会場で1次を受けられたとしても、2次(面接・小論文)はたいてい本学まで行きます。交通費と宿泊費は、1次と2次の両方で見積もってください。

私立医学部の1次と2次で試験会場が変わる大学。自治医科は1次が47都道府県で2次は本学、兵庫医科と愛知医科は本学で1次を受けられない、国際医療福祉の2次は東京赤坂か成田、近畿の2次は全日程とも大阪、岩手医科は1次6か所から2次3か所
出典:各大学の2027(令和9)年度 学生募集要項をもとに太宰府アカデミー作成
大学 1次 2次
自治医科 47都道府県それぞれ 本学(栃木県下野市)
兵庫医科 大阪・東京・福岡(本学では受けられない) 西宮キャンパス(兵庫県)
愛知医科 名古屋・東京・大阪・福岡(本学では受けられない) 本学1号館(愛知県長久手市)
国際医療福祉 成田・東京・大阪・福岡 東京赤坂か成田(大学が指定)
近畿 一般前期の一次は福岡でも受けられる 全日程とも大阪(堺)
岩手医科 本学・札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の6か所 本学・東京・大阪の3か所
東海 東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡の5か所 伊勢原キャンパス(神奈川県)
関西医科 大阪・東京・名古屋・福岡の4か所 関西医科大学 枚方キャンパス 医学部棟

面白いのは兵庫医科大学と愛知医科大学の2校で、どちらも本学では1次を受けられません。兵庫医科の1次は大阪・東京・福岡の3会場で、西宮キャンパスでは実施しません(2次は西宮)。愛知医科の1次も名古屋・東京・大阪・福岡の4会場で、本学(愛知県長久手市)は2次の会場です。「地元の大学だから本学で受ければいい」が通用しません。

近畿大学は選抜区分でも変わります。福岡で受けられるのは一般前期の一次だけで、推薦の一次は大阪と東京のみ。二次は全日程とも大阪(堺)です。同じ大学でも、受ける方式によって会場があったり無かったりする——ここは「◯◯大学は福岡で受けられる」と一括りにできないところです。

国際医療福祉大学の2次も特徴的で、東京赤坂か成田のどちらかを大学が指定します。1次は成田・東京・大阪・福岡から選べるのに、2次は選べません。

 

九州から1次を受けられるのは13大学

うちの生徒たちに直結する話なので、福岡県内で1次を受けられる大学も並べておきます。本学が県内にある3校(福岡・久留米・産業医科)と、福岡に会場を置く10校をあわせて13大学——私立31校の約4割です。

日付 大学 注意
1月25日 国際医療福祉/自治医科(学力試験) 同じ日。福岡ではこの2校を両方は受けられない
1月26日 自治医科(面接) 学力試験の及第者だけ
1月31日 近畿(一般前期の一次) 博多駅近くの会場(大学が指定)
2月1日 日本大学 N方式 九州は福岡・長崎・宮崎の3か所
2月2日 関西医科/東海 関西医科は予定定員360名。東海の福岡は100名まで
2月3日 金沢医科/岩手医科/東海 東海の2月3日は200名まで
2月4日 兵庫医科/金沢医科 兵庫医科は本学での1次なし
2月9日 愛知医科 出願後の会場変更は不可

1月25日がぶつかります。国際医療福祉の一次と自治医科の学力試験が同じ日なので、福岡ではこの2校を両方は受けられません。2月3日から4日も混みます。金沢医科(2月3日・4日)・岩手医科(2月3日)・兵庫医科(2月4日)の3校は、福岡で全部を受けることはできません。関西医科(2月2日)と兵庫医科(2月4日)は同じ会場ですが、日付が違うので両方受けられます。

日程の組み方そのものは2027年度 私立医学部 入試日程カレンダーに、2月4日・2月14日の重なりまで含めて書いています。あわせて読んでください。

 

太宰府アカデミーの視点|出願の順番と、かかるお金

会場の話を、出願前の動きに落とします。断定はできませんが、検討するうえで4つ挙げます。

  1. 地方会場で受けたい大学は、出願開始日に出す。関西医科は定員を超えた会場では出願できず、東海は収容人数に達した試験場を選べなくなります。「締切に間に合えばいい」は、会場については通用しません。出願期間の初日を、志望校ごとにカレンダーへ書き写してください
  2. 検定料を払う前に、会場をもう一度確かめる。東海は「入学検定料支払い後は、試験日(第二次選考含む)及び試験場の変更は一切できません」、愛知医科は「出願後の試験会場の変更は認めません」です。払った時点で確定する、と考えておくほうが安全です
  3. 交通費は1次と2次の両方で見積もる。上の表のとおり、1次を近くで受けられても2次は本学というのがふつうです。兵庫医科と愛知医科は本学で1次を受けられないので、逆に「地元だから安い」も成り立ちません。1次と2次で別の街に行く前提で、宿と移動を先に押さえておくと落ち着きます
  4. 会場が「大学の指定」になっている大学は、受験票が来るまで宿を確定しない。昭和医科・杏林・東京医科・日本医科・岩手医科(東京会場)は、どこになるかを大学が決めます。ホテルを先に取るなら、キャンセルできる条件のものにしてください

それと、要項を読んでいて気づいたので書いておきます。久留米大学は、大学自身がQ&Aで「キャンパスが2つあるので試験場の間違いが起こりやすい」と注意しています。医学科の試験場は旭町キャンパスで、文系は御井キャンパスです。会場の「大学名」まで合っていても、キャンパスを間違えると間に合いません。当日の朝に地図を開くのではなく、出願のときに住所まで控えておいてください。

 

私立医学部の試験会場についてよくある質問

Q. 医学部の試験会場はどこで確認できますか

大学の学生募集要項(入学試験要項)のPDFです。「試験場」「試験会場」という見出しの節に、会場名と住所、そして定員や変更の可否が書かれています。大学サイトの「入試日程」ページには会場まで載っていないことが多く、載っていても全学部ぶんの一覧のことがあります(→ 帝京・北里の例)。必ず医学部・医学科の行を横に見てください。

Q. 地方の会場は、出願すれば必ず取れますか

取れないことがあります。関西医科大学は「定員を超過した会場は出願できません」と明記し、福岡の予定定員は360名です。東海大学の福岡会場は2月2日が100名で、収容人数に達すると選べなくなります。取れなかったときに大阪や東京まで行けるか(お金と日程の両方で)を、出願前に決めておいてください。

Q. 志望校が表に載っていません。福岡では受けられないということですか

いいえ。載っていないのは、こちらがまだ確かめていないという意味です。私立31校のうち、1次の会場を確認できたのは27校で、獨協医科(一般選抜)・慶應義塾・川崎医科の3校は未確認です(東北医科薬科大学は2次が仙台のみと確認できています)。要項が公開され次第、この記事に追記します。

 

まとめ

  • 2027年度の要項で1次の会場を確認できた私立27校のうち、会場が2か所以上あるのは12校。残る15校は1か所だけで、うち12校は首都圏です
  • 会場には定員があります。関西医科は「定員を超過した会場は出願できません」(福岡360名・名古屋280名・東京500名、大阪だけ記載なし)、東海の福岡は2月2日が100名=東京の12分の1です
  • 出願後は変えられません。愛知医科は「出願後の試験会場の変更は認めません」、東海は「入学検定料支払い後は、試験日(第二次選考含む)及び試験場の変更は一切できません」。昭和医科・杏林・東京医科・日本医科はそもそも大学が会場を決めます
  • 大学の会場一覧を医学部の会場と読まない。帝京は他学部が板橋・八王子・宇都宮・博多・大牟田から選べるのに医学部は板橋だけ、北里の医学部は横浜会場のみです
  • 1次と2次で場所が変わります。兵庫医科と愛知医科は本学で1次を受けられません。近畿は一般前期の一次だけ福岡で、二次は全日程とも大阪です
  • 今日やることは1つ。受ける予定の大学の要項を開いて、「試験場」の節と出願開始日を1枚に書き出してください。会場・定員の有無・変更できるか・2次の場所——この4つが並べば、出願をいつ出すかが決まります

会場がどこかは、合否には1点も影響しません。だから後回しになります。でも、出願を1日遅らせたせいで福岡の席が埋まり、2月に大阪まで行くことになった生徒を、僕は何人も見てきました。交通費と宿泊費で数万円、前泊のぶんだけ勉強できる時間も減ります。先に知っていれば防げたことです。だから書きました。

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後藤 登(Goto Noboru)
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自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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