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私立大学医学部医学科入試情報【まとめ】

川崎医科大学の合格最低点と入試情報【2027年度】

2026年09月08日 更新

川崎医科大学の合格最低点は、一般選抜1次で188.3点/350点=53.8%でした(2026年度)。前年の73.9%から1年で20.1ポイントの急落です。6年間の学費4,550万円は私立医学部でいちばん高く、ネット上に流れる「4,740万円」との違いも大学公式で確認しました。2027年度は募集要項が出て、1次が2月1日(月)、2次が2月10日・11日のうち大学が指定する1日で確定しています。日程・募集人員・合格最低点・追加合格・地域枠と修学資金・面接まで、川崎医科大学の入試情報をこのページにまとめました。

川崎医科大学医学部の偏差値。河合塾ボーダー60.0と合格者平均55.8(私立31校中31位・全81校中81位)を並べた図
出典:河合塾 入試結果調査(2026年度・全統模試)をもとに当塾集計。ボーダーは2027年度予想、合格者平均は2026年度入試の実績です。
項目 数字 出どころ
ボーダー偏差値 60.0(2027年度予想) 河合塾
合格者平均偏差値 55.8(私立31校中31位・全81校中81位) 河合塾 入試結果調査(2026年度)
合格者平均の科目別 英56.4・数56.1・理54.8 河合塾 入試結果調査(2026年度)
実質倍率 7.76倍(2025年度入試) 文部科学省
学費(6年総額) 4,550万円 大学公表
6年で医師になる割合 57.4%(進級67.2%×国試87.5%) 文部科学省・厚生労働省

繰り上げは補欠番号のない「追加合格」方式で、自分が何番目かは分かりません。よく聞かれる4つを、数字で答えます。

学費は? 6年総額4,550万円です。

倍率は? 2025年度入試の実質倍率は7.76倍(受験1,397名→合格180名)です。

入ってから6年で医師になれる? 6年ストレート進級率67.2%・国試合格率87.5%。入学した人から数えると57.4%です。

偏差値はどのくらい? ボーダー60.0・合格者平均55.8(私立31校中31位)。同じ帯に並ぶ大学が全81校で1校もない、単独の位置です(→私立医学部の偏差値ランキング)。

先に最新の動きを1つ。1次の合格最低点が2年で15ポイント上がり、2025年度は73.9%になりました。「川崎は6割で通る」という情報のまま出願すると、まったく届きません。

 

例年3月に満員となります|太宰府アカデミーの資料請求(無料)

合格最低点は1次53.8%|1年で20ポイント下がりました

一般選抜の1次は350点満点。2026年度の合格最低点は188.3点=53.8%でした。前年の258.5点=73.9%から1年で20.1ポイントの急落です。同じ年の一次は志願913名・受験872名に対して一次合格418名——受験者のほぼ半分が通った計算になります。

川崎医科大学医学部の1次最低点の推移(2019年度60.0%から2026年度53.8%まで)
出典:川崎医科大学 公表の入試結果より太宰府アカデミー集計(2019年度〜2026年度入試)

2023年度59.0%、2024年度63.9%、2025年度73.9%、そして2026年度53.8%。4年間で20ポイントの幅を行き来しています。過去にも2020年度に72.3%まで上がった年があり、振れ幅の大きさはこの大学の常態です。低い年に合わせて準備すると高い年に届かないので、目標は直近の最高値である73.9%に置いたままにしてください。

年度 1次最低点
(350点満点)
得点率
2026年度 188.3 53.8%
2025年度 258.5 73.9%
2024年度 223.5 63.9%
2023年度 206.3 59.0%
2022年度 208.5 59.6%
2021年度 229.8 65.7%
2020年度 253 72.3%
2019年度 210 60.0%

この上下は、志願動向や問題難度の変化によるものです。1年で20ポイント動く以上、「川崎は◯割で受かる」という固定した相場観そのものが持てません。年ごとの数字を追いかけるより、7割台でも通る力をつけておくほうが確実です。

成績開示についても触れておきます。川崎医科は不合格だった人が自分の得点を確認できます。返ってくるのは科目別の得点です。申請の時期と方法はその年の大学発表で確認してください。

出典:各大学の成績開示要領をもとに太宰府アカデミー集計(実施の有無と開示内容は2022年度調査。申請期間は毎年変わるため、その年の大学公式発表で確認してください)

 

学費は6年間4,550万円|「4,740万円」との違いを検証しました

川崎医科の学費はネット上で「4,550万円」と「4,740万円」の2つの数字が流通しています。当塾で大学公式の学納金ページを直接確認したところ、正解はこうでした。

学納金は6年間4,550万円(入学金200万+授業料年200万+教育充実費 初年度650万・次年度以降500万)。2025年度から据え置きで、値上げはされていません。一方の「約4,740万円」は、寮費・食費・学友会費などを足した総費用ベースの数字です。どちらも嘘ではなく、集計範囲が違うだけ——ただし比較するときは必ず「学納金どうし」で並べてください。

なお全国最高額クラスであることは事実です。1年次は全寮制のため、寮費・食費(約133万円)も初年度にかかります。

 

実質倍率は7.8倍|1,397名が受けて180名が合格

倍率には志願者数で計算するものと、受験者数で計算するものの2つがあります。川崎医科は志願倍率11.7倍に対し、実質倍率は7.8倍。差は小さいほうです。

区分 人数 読み方
募集人員 124名
志願者数 1,447名 志願倍率 11.7倍
受験者数 1,397名 志願者の97%が受験
合格者数 180名 実質倍率 7.8倍
入学者数 135名 定員充足率 108.9%

出典:文部科学省「令和7年度 医学部医学科入学者選抜実施状況」(2025年度入試)をもとに太宰府アカデミー集計。※一般・共通テスト利用・学校推薦型・総合型を合わせた医学科全体の数字です。方式別・年度別の倍率は、このページの他の節で扱っています

出願した人の97%が実際に受験しています。出願だけして受けない人がほとんどいない、逃げ場のない母集団です。倍率の数字がそのまま実感に近くなります。入学定員充足率は108.9%。募集人員より多く入学しています。

 

女子の合格率は17.4%|男子を7.6ポイント上回ります

2018年に医学部入試の男女差が問題になって以降、各大学は男女別の合格率を公表しています。川崎医科の2025年度入試は、男子9.8%・女子17.4%。女子の合格率のほうが7.6ポイント高いという結果です。

区分 受験者数 合格者数 合格率
男子 828名 81名 9.8%
女子 569名 99名 17.4%
合計 1,397名 180名 12.9%

出典:文部科学省「令和7年度 医学部医学科入学者選抜実施状況」(2025年度入試)をもとに太宰府アカデミー集計

1年だけの数字では振れます。3年ぶんを並べます。

年度 男子合格率 女子合格率
最新年 9.8% 17.4% +7.6pt
前年 11.0% 17.7% +6.7pt
前々年 14.7% 17.5% +2.8pt

出典:文部科学省「医学部医学科入学者選抜における男女別合格率」(直近3年)をもとに太宰府アカデミー集計

3年とも女子のほうが高く出ています。単年の振れではありません。

入学者で見ると女子は75名・55.6%です。合格率は受験する層によって動くので、この数字は「川崎医科が男女どちらを採りやすいか」ではなく「実際にこうなった」という結果として読んでください。

 

地域枠と修学資金|静岡県は最大1,440万円の貸与です

学費4,550万円の大学だからこそ、知っておきたいのが地域枠の修学資金です。川崎医科には岡山県・静岡県・長崎県などの地域枠が設定される年度があります(枠の構成は年度で変わるため、最新の募集要項で必ず確認してください)。

金額の例を挙げると、静岡県の医学修学研修資金は月額20万円——6年間で最大1,440万円の貸与で、卒業後に貸与期間の1.5倍(6年貸与なら9年)を静岡県指定の公的医療機関で勤務すれば全額返還免除になります(静岡県公式)。長崎県の修学資金は6年間の概算で約930万円(入学金・授業料の国公立相当分+図書費・生活費。当塾調べ)。岡山県地域枠にも県の奨学金制度が対応します(金額は県の案内で確認を)。

返済不要になる条件は「県が指定する医療機関で一定年数勤務すること」。4,550万円の学費が実質的に大きく圧縮される代わりに、卒業後のキャリアを県に預ける——この交換条件を家族で納得できるかが判断の軸です。

枠の人数だけでなく、その背景にある数字も見ておきます。厚生労働省の医師偏在指標——人口10万対医師数を、地域の年齢構成と医師の年齢・性別で補正した公式の指標です。全国平均255.6に対し、岡山県は299.6で全国4位、上位16県に入る医師多数県です。 岡山県は医師が多い側です。それでも枠が置かれているのは、同じ都道府県の中に濃淡があるからです。都道府県単位で足りている=どこでも足りている、ではありません。

出典:厚生労働省「医師偏在対策について」(第4回 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会 資料1・令和7年9月11日)の都道府県別医師偏在指標をもとに太宰府アカデミー集計

 

繰り上げ合格は「追加合格」方式|補欠番号はありません

川崎医科は補欠に番号を付けません。2次発表後に「追加合格候補者」へ文書で通知し、欠員が出た場合に順次繰り上げる方式です。自分が何番目かは分からないため、繰上を当てにした併願設計はできません。正規合格を取りに行く前提で組んでください。

 

2027年度の日程|一次は2月1日の見込みです

2027年度学生募集要項で確定しました。一般選抜と地域枠選抜は日程も試験科目も同一で、1次が2027年2月1日(月)、2次が2月10日(水)・11日(木・祝)のうち大学が指定する1日です。2次の日程は受験者が選べません(1次の合格発表時に通知されます)。出願は2026年12月1日(火)〜2027年1月7日(木)。募集人員は一般選抜が約45名、岡山県地域枠が約10名で、静岡県地域枠・長崎県地域枠は要項に「設置協議中」と書かれています。

公式発表済みの変更点が1つ。総合型選抜の2次試験が「面接」から「面接+集団討論」に変わります(2026年7月1日公表)。出題テーマについてグループで討論し、協調性・コミュニケーション能力・論理的思考力を評価する形式です。総合型選抜の配点は総合適性試験400点・小論文100点・面接100点+段階評価。総合型で受ける方は、個人での受け答えとは別に討論の練習も必要になりました。

 

科目と配点|1次は350点満点です

1次の科目別配点も要項で確定しました。理科150点(9:30〜11:30/物理・化学・生物の3科目が出題され、任意の2科目を選んで解答)・英語100点(12:40〜14:00)・数学100点(14:40〜16:00)の350点満点(上の最低点の母数)です。理科をどの2科目にするか当日に決められるのは、この大学の特徴です。

ここは間違えている情報が多いので、はっきり書きます。小論文は2次ではなく、1次と同じ日の16:40〜17:30に実施されます。学科3科目を解き切ったあとの時間帯です。配点はなく段階評価で、1次の合否判定には使われず、2次の判定で使われます。「学科だけ受けて帰る」ことはできません。

そして2次は面接だけです。面接の配点は一般選抜が100点+段階評価、地域枠選抜(同時出願を含む)が150点+段階評価。日程も問題も同じなのに、面接だけ配点が1.5倍になります。学科350点と合わせると、一般は総合450点の22%、地域枠は総合500点の30%が面接という設計です。

1次は学力試験だけで判定し、2次は学力試験・小論文・面接・調査書等を多面的、総合的に評価して判定する——と要項に明記されています。地域枠の志願者は志望理由書も判定に使われます。

 

医学部予備校の寮費はいくら?答えは資料に|太宰府アカデミー(無料)

面接は課題型|一般100点・地域枠150点です

ここは事実と伝聞を分けて書きます。2027年度の募集要項に書かれているのは「面接」という表記と配点だけで、「MMI」という語は使われていません。形式について要項が説明しているのは、アドミッション・ポリシーに基づき「コミュニケーション能力や協調性などを評価するため、多角的な質問を行います」という一文です。

一方で2026年度入試を受けた受験生からは、「面接官が課題を読み上げ、その状況にどう対応するかを問われた」「患者役への対応を求められた」という報告が出ています。要項の表記は例年どおり「面接」のままで、予告はありませんでした。提示された状況にどう対応するかを見る課題型で、暗記した志望動機を話す準備では対応できない形式だった、ということです。

大学が「MMI」と名乗っているわけではないので、断定はしません。ただ準備は課題型を前提にしておくほうが安全です。要項に「面接」としか書かれていなくても課題型が出ることは、実際に起きています。

対策の要点は2つ。①結論→理由の順で短く話す練習、②「正解のない状況」で自分の考えを組み立てる練習です。形式に慣れているかどうかで当日の落ち着きがまるで違います。

面接の配点を31校で比べたものは医学部の面接|配点を公表する14校とMMI実施校にまとめています。

 

多浪・再受験でも受けられるか|一般に年齢制限はありません

一般選抜に年齢や浪人年数の制限はありません。浪人年数別の合格率(大学公表の卒業年度別合格率)は、取得でき次第この節に追記します。総合型選抜(中四国・特定地域枠など)は出願資格が細かいので、要項の資格欄から確認してください。

 

国試合格率は87.5%|6年で医師になる確率は57.4%

入学後のデータも、数字のまま置きます。令和元年度に入学した128名のうち、6年間ストレートで卒業したのは84名で65.6%。第119回医師国家試験の新卒合格率は87.5%。「6年で医師になる確率」は57.4%で、私立31校中31位という結果でした。

川崎医科大学の6年ストレート卒業率65.6%・国試合格率87.5%・6年で医師になる確率57.4%
出典:文部科学省医学教育課調べ・厚生労働省(令和元年度入学者/第119回医師国家試験)

大学にはそれぞれの教育方針があり、数字だけで良し悪しを語れるものではありません。データを見る限り、進級・卒業の各段階に関門があり、そこを通過した学生が国家試験を受けている構造です。入学前に「6年間勉強し続ける」覚悟を固めておくことが、この大学を選ぶ前提条件だと思います。

指標 数値 備考
6年ストレート進級率 67.2% 令和元年度入学128名中
6年ストレート卒業率 65.6% 卒業84名
新卒 国試合格率 87.5% 第119回(令和7年2月)
6年で医師になる確率 57.4% 私立31校中31位

全体の位置づけは全医学部の進級・国試ランキングで確認できます。

 

川崎医科のレベルは全81校中81位|私立31校では31位

「川崎医科のレベルはどのくらいか」は、偏差値の数字だけでは答えになりません。順位に直すと、数字で見るより差がはっきりします。2026年度に全統模試を受けて合格した人の平均は55.8。私立31校中31位・全81校中81位で、全81校で下から数えると1番目にあたります。

全81校順位 大学 合格者平均偏差値 区分別順位
79位 弘前大学 60.6 国公立50位
80位 獨協医科大学 59.6 私立30位
81位 川崎医科大学 55.8 私立31位

出典:河合塾 入試結果調査(2026年度)をもとに太宰府アカデミー集計

上の表は川崎医科の前後2校ぶんです。偏差値55.8の前後には弘前・獨協医科大学が並んでいます。ここに挙がった大学は、そのまま併願候補になります。 なおこの平均は一般・推薦・総合型を含む「合格した人たち」の記述模試平均で、合格可能性50%を示すボーダー偏差値とは計算の土台が違います。自分の偏差値と1対1で比べるのではなく、大学同士の位置関係をつかむ物差しとして使ってください。

 

偏差値60.0と合格者平均55.8|全81校で単独の帯

河合塾の予想ボーダー偏差値は60.0(2027年度入試・6月時点の予想値)。河合塾の入試結果調査(2026年度)による合格者の記述模試平均は55.8(英56.4・数56.1・理54.8)で、私立31校中31位です(国公立を含む全81校でも81位)。前年の57.9からは-2.2と、31校で最も大きく動きました。

川崎医科大学医学部の合格者平均偏差値55.8と、同じ偏差値帯に並ぶ大学(全81校中81位・私立31校中31位)
出典:河合塾 入試結果調査(2026年度・全統模試)をもとに当塾集計。実際に合格した人の記述模試平均で並べています。

順位は順位として、前提を1つ。医学科の入試である時点で、母集団は全受験生の上位層です。偏差値55.8は模試受験者の上位約28%にあたり、「誰でも入れる」水準ではまったくありません。この論点は別の記事で正面から扱っているので、評判が気になる方はそちらをどうぞ。このページは数字に徹します。

全81校順位 大学 合格者平均 区分別順位
76位 弘前大学 61.2 国公立49位
77位 島根大学 61.0 国公立50位
78位 金沢医科大学 60.8 私立28位
79位 東京女子医科大学 60.7 私立29位
80位 獨協医科大学 59.6 私立30位
81位 川崎医科大学 55.8 私立31位

※読み方の注意:この「合格者平均偏差値」は、その年に全統模試を受けて合格した人の記述模試平均です(一般・推薦・総合型を含む)。合格可能性50%を示すボーダー偏差値とは計算の土台が違うため、自分の偏差値と1対1で比べるものではなく、大学同士の位置関係をつかむ物差しとして使ってください。

川崎医科大学医学部の合格者平均偏差値の科目別内訳(英56.4・数56.1・理54.8)と全81校平均との差
出典:河合塾 入試結果調査(2026年度・全統模試)をもとに当塾集計。英数理の平均が総合です。
科目 合格者平均偏差値
英語 56.4
数学 56.1
理科 54.8
総合 55.8

3科目を全81校平均と並べると、理科の差がいちばん大きくなります(54.8 と 65.6 で10.8の差)。図でもそこを赤くしました。数字そのものがいちばん高いのは英語の56.4ですが、全81校平均も英語は高い(66.2)ので、差で見ると理科のほうが大きくなります。科目ごとの差は、過去問との相性を確かめる前の目安として使ってください。

 

偏差値の50年推移|1975年の47.5から+12.5

検索候補に「川崎医科大学 偏差値 30年前」が出てくるので、そこに答えておきます。

川崎医科大学医学部の河合塾ボーダー偏差値の推移。1975年の47.5から2027年度予想まで+12.5ポイント
出典:河合塾 全統模試のボーダー偏差値(当塾集計)。2027年は予想値です。
偏差値 前の時点からの変化
1975年 47.5
1985年 47.5 +0.0
1995年 55.0 +7.5
2010年 62.5 +7.5
2015年 62.5 +0.0
2023年 60.0 -2.5
2026年 60.0 +0.0
2027年(予想) 60.0 +0.0

いちばん低かったのは1975年の47.5。そこから+12.5ポイント動いて、2027年度の予想は60.0です。この上がり幅は、1975年からの記録が残る私立25校の中で18番目にあたります。上がり方は緩やかで、いまの水準がしばらく続いている大学です。

 

同じ偏差値帯に並ぶ大学はいません|全81校で単独

この大学と同じ帯にいるのはどこか。数字だけで並べます。

合格者平均55.8の上下1.2に入る大学は、川崎医科大学のほかにありません。全81校の中で単独の位置にいます。

合格者平均55.8は全81校でただ1校、同じ帯に並ぶ大学がいません。この単独の位置がどれくらい離れているのかは、私立医学部 偏差値ランキング2027で全体を見ると分かります。川崎医科大学だけを掘り下げた偏差値ページは、準備ができ次第ここからご案内します。

 

太宰府アカデミーの視点|川崎医科大学はどんな受験生に向くか

この大学を検討するご家庭には、まずお金の設計図を描くことをおすすめしています。学納金4,550万円+寮費等で、初年度だけで1,000万円を超えるお金が動きます。それだけの投資に見合う判断かどうかは、偏差値ではなく「6年後に医師になれるか」で測るべきで、だからこそ本文の進級・国試データを添えました。

入試面では、2025年度の最低点73.9%が新しい基準です。川崎医科の問題は基礎〜標準中心で、取りこぼしがそのまま差になります。難問対策より「標準問題を8割取り切る」訓練が合う大学です。面接も含め、対策の方向がはっきりしているぶん、正しい準備をした受験生から順に受かる入試だと感じています。

最後に。検索候補に並ぶ言葉が気になっている受験生へ——数字で見る限り、この大学に合格するのは上位3割弱に入る学力と、4つの関門(1次・小論文・面接・高倍率)を全部超える総合力が要ります。評判の話は別の記事に書いたとおり。堂々と受けてきてください。

 

川崎医科大学のよくある質問

Q1. 学費は結局いくらですか?
A. 学納金は6年間4,550万円(大学公式で確認・2026年度据え置き)。「約4,740万円」は寮費・食費・諸会費込みの総費用ベースです。比較は学納金どうしで行ってください。

Q2. 補欠は何番まで回りますか?
A. 川崎医科は補欠番号を付けない「追加合格」方式のため、順位は分かりません。繰上を当てにしない併願設計をおすすめします。

Q3. 倍率はどれくらいですか?
A. 方式別の実質倍率は大学が入試結果として公表しています。当塾集計への取り込みが済み次第、志願者数・倍率の推移をこのページに追記します。

Q4. 「恥ずかしい」と検索に出るのはなぜですか?
A. 学費の高さと偏差値の位置から来る俗説です。データでの検証はこちらの記事で正面からやっています。結論だけ言えば、バカにできる入試ではありません。

Q. 川崎医科大学医学部のレベルはどのくらいですか?
A. 2026年度に全統模試を受けて合格した人の平均偏差値は55.8で、医学部のある全81校の中で81番目、私立31校の中では31番目です(河合塾 入試結果調査・防衛医科大学校を除く)。

Q. 川崎医科大学医学部と同じレベルの大学はどこですか?
A. 合格者平均偏差値が近いのは獨協医科(59.6)・東京女子医科(60.7)・金沢医科(60.8)・島根(61.0)です。川崎医科大学は55.8で、この帯の大学は併願先として比べられることが多くなります。

Q. 川崎医科大学医学部は難しいですか?
A. 河合塾のボーダー偏差値は60.0(2027年度予想)、実際に合格した人の平均は55.8で、合格した人の平均のほうが低く出ています。ボーダーは合格可能性50%のライン、平均は推薦・総合型を含む合格者の値で、計算の土台が違います。

Q. 一番偏差値が低い医学部はどこですか?
A. 2026年度の合格者平均で全81校を並べると、いちばん高い大学が74.9、いちばん低い大学が55.8で、幅は19.2あります。ただし共通テストの比重も科目数も大学ごとに違うため、偏差値の数字だけで入りやすさは決まりません。全81校の並びは偏差値ランキングの記事にまとめています。

 

まとめ|川崎医科大学を受けるなら押さえる3つ

  • 1次の合格ラインは73.9%(2025年度)。「6割で通る」の古い相場観は2年で崩れました
  • 学費は学納金4,550万円(据え置き)。4,740万円は総費用ベース。比較は同じ物差しで
  • 補欠番号なし・面接は一般100点/地域枠150点。正規合格前提の設計と、課題型に慣れる面接練習を

数字を並べるほど、「特別視される大学」ではなく「準備の方向がはっきりした大学」だと分かります。数字が動いたら、このページを最初に更新します。

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本日の記事は以上です。
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◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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