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私立大学医学部医学科入試情報【まとめ】

東京医科大学の偏差値67.5と合格最低点65.3%|2027年度入試

2026年08月19日 更新

こんにちは、太宰府アカデミーで広報/完全個別指導コースを担当している後藤です。

東京医科大学の2027年度は、私立医学部の中でも動きの大きい年になります。全国ブロック別の学校推薦型が6名→12名に倍増、一般は70名→65名に縮小、そして——8月3日付のプレスリリースで確定した最新情報——一般選抜・共通テスト利用選抜の2次試験にもMMI(短い面接を複数回行う方式)が導入されます。従来の面接に代わる変更で、これは受験生全員に関係します。

「年内に決めにいく入試」への地殻変動が、この大学ではっきり形になった。そう読んでいます。

− 一般の合格ラインは何%?

− 繰り上げは何番まで回った?

− 推薦の倍増とMMIは、誰にとってチャンス?

変更の年は、情報を先に取った受験生が有利になります。制度が動く背景と実際の数字——合格最低点、補欠番号、推薦のライン——まで含めて、数字と制度の両面から順番に見ていきます。

 

東京医科大学の偏差値は67.5|合格者平均は私立7位

河合塾の予想ボーダー偏差値は67.5(2027年度入試・6月時点の予想値)。長く67.5で安定しています。

河合塾の入試結果調査(2026年度)で、全統模試を受けて東京医科大学に合格した人の記述模試平均は66.4(英66.2・数66.1・理67.0)私立31校中7位、国公立を含む全81校中27位(防衛医科大学校を除く)です。前年の66.0からは+0.5と上向き。国際医療福祉(67.6)を追い、大阪医科薬科(66.2)を抑える位置です。

東京医科大学の合格者平均偏差値66.4は私立31校中7位(河合塾 入試結果調査2026年度・全統模試)
出典:河合塾 入試結果調査(2026年度)をもとに太宰府アカデミー集計

英数理の凸凹が小さく、理67.0がやや高い。3教科をバランスよく仕上げた受験生が集まる大学です。

順位 大学 総合
5位 関西医科大学 66.4 68.4 69.0 67.9
6位 国際医療福祉大学 68.4 66.6 67.7 67.6
7位 東京医科大学 66.2 66.1 67.0 66.4
8位 大阪医科薬科大学 64.6 67.0 67.1 66.2
9位 藤田医科大学 65.5 66.1 66.4 66.0
10位 昭和医科大学 65.5 66.0 66.1 65.9

※読み方の注意:この「合格者平均偏差値」は、その年に全統模試を受けて合格した人の記述模試平均です(一般・推薦・総合型を含む)。合格可能性50%を示すボーダー偏差値とは計算の土台が違うため、自分の偏差値と1対1で比べるものではなく、大学同士の位置関係をつかむ物差しとして使ってください。

東京医科大学が全国のどのあたりに位置するかは、医学部偏差値ランキング2027(全81校)で確認できます。国公立50校と私立31校を同じ物差しで並べた一覧です。

 

合格最低点は一般1次で65.3%|共テ利用は85.8%です

一般選抜の1次は400点満点。2025年度の合格最低点は261点=65.3%でした。

東京医科大学 一般選抜の1次合格最低点推移(直近4年は60〜68%のレンジ・2025年度は65.3%)
出典:東京医科大学 公表の入試結果より太宰府アカデミー集計(2020〜2025年度入試)

直近4年は60〜68%のレンジで上下しています。2023年度に60%へ下がった翌年に67.5%へ戻るなど振れがあるので、目標は高い年の68%に置くのが安全です。2次(500点満点)の最低点は2025年度326点=65.2%と、1次とほぼ同水準でした。

年度 一般1次
(400点満点)
得点率 共テ利用1次
(900点満点)
得点率
2025年度 261 65.3% 772 85.8%
2024年度 270 67.5% 749 83.2%
2023年度 240 60.0% 736.5 81.8%
2022年度 273 68.3% 682.5 75.8%
2021年度 247 61.8% 747.5 83.1%
2020年度 211 52.8% 800/950 84.2%

共通テスト利用は別世界です。1次(900点満点)の最低点は772点=85.8%(2025年度)。2次(1,000点満点)でも826点=82.6%。国公立併願の最上位層が流れ込む方式なので、85%を安定して出せる共テ力が前提になります。

最後に、成績開示について。東京医科は成績開示を実施していますが、開示の内容は公表されていません。申請の時期と方法はその年の大学発表で確認してください。

出典:各大学の成績開示要領をもとに太宰府アカデミー集計(実施の有無と開示内容は2022年度調査。申請期間は毎年変わるため、その年の大学公式発表で確認してください)

 

繰り上げ合格は補欠46〜161番|2026年度も70番台へ

東京医科は補欠に番号を付けて発表します。受験生・卒業生からの聞き取り(大学の公表値ではありません。参考値としてご覧ください)では、2025年度は3月31日に一般89番・共テ利用49番まで繰り上がりました。2026年度も3月19日時点で一般73番・共テ利用36番まで確認できています。最終はさらに進んだ可能性があります。

年度 一般(補欠番号) 共テ利用 備考
2025年度 89番 49番 3/31に繰上
2024年度 65番 28番 3/31に繰上
2023年度 46番
2022年度 126番
2021年度 161番
2020年度 71番

年度の幅は46番〜161番。2桁前半の番号なら現実的な期待が持てる相場です。共テ利用側も毎年数十番回っている点は、国公立併願組には重要な情報です。いずれも3月末まで動きます。

1つ、数字の単位の話です。上に並べた「◯番」は補欠番号——何番まで連絡が回ったか——であって、繰り上がった人数ではありません。番号は連絡が届いた範囲を表します。そのうち何人が入学したかは、公表されていません。

他大学の「繰上◯名」と、この「◯番」を並べても比較になりません。

 

2027年度の変更点|募集要項が出て一般65名で確定しました

2026年7月31日に2027年度の学生募集要項が公開され、募集人員が確定しました。ここは要項の公表を受けて8月に書き直した部分です。

まず人数です。一般選抜は65名(前年70名)、共通テスト利用選抜は8名以内(前年9名以内)と、どちらも縮小しました。反対に全国ブロック別学校推薦型は6ブロック各1名以内(計6名)から各2名以内(計12名)へ倍増しています。

選抜区分 2027年度の募集人員
一般選抜 65名(前年70名)
共通テスト利用選抜 8名以内(前年9名以内)
学校推薦型(一般公募) 20名以内
全国ブロック別学校推薦型 12名以内(6ブロック×各2名以内)
学校推薦型(茨城県地域枠) 8名以内
学校推薦型(新潟県地域枠) 3名以内
学校推薦型(埼玉県地域枠) 2名以内
学校推薦型(群馬県地域枠) 2名以内
学校推薦型(英語検定試験利用) 3名以内
学士選抜 2名以内

方向ははっきりしています。一般を削って年内・地域枠へ。現役・1浪で評定が整っている受験生には、推薦ルートの価値が上がる変更です。地域枠が4県で計15名分あることも見逃せません。

もうひとつ、面接の方式について大学の公表資料の中で書き方が食い違っている点があるので、正直に書いておきます。大学が2026年4月24日に出した「2027年度入学者選抜の変更点」のページには、一般選抜・共通テスト利用選抜の2次試験に「面接(MMI)」を導入すると書かれています。ところが7月31日公開の入試概要で選抜区分ごとの配点を見ると、MMIと明記されているのは学士選抜と全国ブロック別推薦(ともに面接32点)で、一般選抜と共通テスト利用選抜は「個人面接」(40点)と書かれています。

MMIは複数の面接室を順に回り、部屋ごとに違う課題に答える方式です。個人面接とは対策の仕方がまるで違うので、一般で受ける人にとっては小さくない差になります。どちらが最終形なのかは、募集要項の本文で必ず確認してください。当塾でも大学に確認を取り、はっきりし次第この節を書き直します。

2次試験の日程は、一般・共通テスト利用とも2027年2月13日(土)・14日(日)のいずれかに受験者ごとに割り当てられます。学士選抜は2026年11月28日、全国ブロック別は12月12日です。

 

推薦の合格ライン|一般推薦62.2%・基礎学力の基準は5割

推薦系の2次合格最低点(得点率)も公表されています。2025年度は一般推薦62.2%、茨城枠58.7%、新潟枠59.9%、埼玉枠66.9%、群馬枠58.7%、英検活用推薦66.3%。全国ブロック別は基準点方式で基礎学力検査の50%が基準ラインでした。

2027年度の配点も公式の入試概要で公表済みです。学校推薦型(一般公募・20名以内)=基礎学力検査100点+小論文36点+面接24点+書類審査12点の172点満点。基礎学力検査は数学・物理基礎・化学基礎・生物基礎で、評定4.0以上が出願要件。年内入試の日程は出願11月2日〜13日、試験11月28日(土)、合格発表12月3日(木)です。地域枠推薦(茨城8名以内・新潟3名以内・埼玉2名以内など※認可申請予定)は出身地不問で、茨城枠は「9年間従事(うち4.5年以上は医師不足地域)」が条件です。

もう1つ、知られていない好条件を。学士選抜(2名以内)は合格すると初年度の授業料290万円が免除されます。選抜は書類12点+小論文36点+面接(MMI)32点の80点+基礎学力検査(基準点制)。大卒・大学院修了の再受験者には、数字面でも価値のある入り口です。

倍増する全国ブロック別を含め、推薦でも6割前後の学科力が前提です。「推薦=逃げ道」ではなく「学科6割+面接・書類で勝負が決まる入試」と捉えてください。

 

日程と合格発表|一次は2月6日の見込みです

公表情報の集計では、2027年度の一般一次は2月6日の見込み。2月頭の過密4連戦(2/1〜2/4)の直後で、昭和医科(2/5見込み)・東邦(2/7見込み)に挟まれた位置です。二次は2月13日・14日の割当制(公式予告)。合格発表日は募集要項の公表後にこの節へ追記します。

 

学費は6年間2,940万円|成績上位者は初年度授業料が免除に

2026年8月に大学公式で確認し直しました。6年間の学納金は2,940万円です。内訳は入学金100万円・授業料が年290万円・教育充実費が初年度90万円と2年次以降年202万円。初年度は480万円、2年次以降は年492万円という形です。

学友会費や後援会費といった委託徴収金を足すと、6年間で2,984万1,800円になります。私立医学部の学費は「諸会費込み」か「学納金だけ」かで数十万円ずれるので、他大学と比べるときは同じベースで揃えてください。

そしてここからが2027年度の新しい話です。授業料の減免制度が新設されました。対象は3つ。学士選抜での入学者、一般選抜の成績上位40位まで、共通テスト利用選抜の成績上位8位まで。この人たちは初年度に納める授業料290万円が免除になります。

学納金表そのものは据え置きなので値上げでも値下げでもないのですが、上位で受かれば実質290万円安くなるということです。一般で40位以内は、募集65名に対してかなり広い枠だと感じます。東京医科はもともと私立で学費が安いほうの大学ですが、そこにさらに上乗せが付いた形です。

 

実質倍率は10.7倍|3,585名が受けて336名が合格

「東京医科の倍率は30.1倍」という数字を見たことがあるかもしれません。それは志願者数を募集人員で割った志願倍率です。実際に会場に来た人と合格者で計算した実質倍率は10.7倍。同じ「倍率」でも19.4ポイント違います。

区分 人数 読み方
募集人員 127名
志願者数 3,825名 志願倍率 30.1倍
受験者数 3,585名 志願者の94%が受験
合格者数 336名 実質倍率 10.7倍
入学者数 123名 定員充足率 96.9%

出典:文部科学省「令和7年度 医学部医学科入学者選抜実施状況」(2025年度入試)をもとに太宰府アカデミー集計。※一般・共通テスト利用・学校推薦型・総合型を合わせた医学科全体の数字です。方式別・年度別の倍率は、このページの他の節で扱っています

出願した人の94%が実際に受験しています。併願の押さえで出しただけ、という層が薄いということです。母集団の質が高いぶん、同じ倍率でも通りにくくなります。

 

女子の合格率は9.5%|男子9.3%とほぼ同じです

2018年に医学部入試の男女差が問題になって以降、各大学は男女別の合格率を公表しています。東京医科の2025年度入試は、男子9.3%・女子9.5%。差は0.2ポイント。この程度なら、差として読む必要はありません。

区分 受験者数 合格者数 合格率
男子 2,041名 190名 9.3%
女子 1,544名 146名 9.5%
合計 3,585名 336名 9.4%

出典:文部科学省「令和7年度 医学部医学科入学者選抜実施状況」(2025年度入試)をもとに太宰府アカデミー集計

1年だけの数字では振れます。3年ぶんを並べます。

年度 男子合格率 女子合格率
最新年 9.3% 9.5% +0.2pt
前年 8.8% 7.3% -1.5pt
前々年 7.8% 8.6% +0.8pt

出典:文部科学省「医学部医学科入学者選抜における男女別合格率」(直近3年)をもとに太宰府アカデミー集計

年によって上下が入れ替わっています。単年の数字で判断しないでください。

入学者で見ると女子は59名・48.0%です。合格率は受験する層によって動くので、この数字は「東京医科が男女どちらを採りやすいか」ではなく「実際にこうなった」という結果として読んでください。

 

科目と配点|一般は1次400点・2次500点です

満点構成は一般1次=400点、一般2次=500点、共テ利用1次=900点・2次=1,000点(上の最低点の母数)。科目別の配点は、2027年度の募集要項の公表後にこの節へ追記します。

 

面接は40点|MMI(多面的面接)を実施しています

面接の配点は40点です。私立医学部31校のうち、一般選抜の面接配点を公表しているのは14校しかありません。東京医科はその1つで、数字で比べられます。

項目 内容 補足
面接の配点 40点 個人面接(入試概要の表記)
総合点に占める比率 2次40点/総合500点の8%
小論文の配点 60点
小論文の扱い 1次試験日に実施し、得点は2次の判定に算入します

出典:各大学の2027年度(令和9年度)募集要項・入試概要をもとに太宰府アカデミー集計

ここでいちばん大事なのは配点そのものではありません。募集要項に「面接の評価が著しく低い場合は、学力の得点にかかわらず不合格とする」という条項があることです。つまり面接は加点ではなく、落ちる条件のほうに効きます。小論文は1次試験日に書きます。得点を使うのは2次の判定なので、1次で落ちた人の答案は結果に出てきません。当日は学科のあとにもう1科目ある、という前提で体力を配分してください。MMI(多面的面接)を公式に実施しています。2026年8月3日のプレスリリースで「一般選抜および共通テスト利用選抜の第二次試験でも、従来の面接に代わりMMIを導入する」と公表されました。ただし入試概要(2026年6月23日公開)の表記は「個人面接」のままです。新しいプレスリリースを前提に準備しつつ、募集要項の公表で必ず確認してください。

 

地域枠は15名|入学定員125名のうち12.0%を占めます

東京医科の募集人員は、地域枠を含めた数字です。内訳を出します。

区分 人数 割合・注記
入学定員 125名
地域枠等 15名 定員の12.0%
うち臨時定員の地域枠 12名 期限付きで増員されている枠
地域枠を除いた枠 110名

出典:文部科学省医学教育課「大学医学部における地域枠等の導入状況(令和7年度)」をもとに太宰府アカデミー集計

全国80大学では定員9,270名のうち地域枠が1,847名=19.9%。ほぼ5人に1人です。東京医科は12.0%で全国54位。私立大学の平均14.3%と同じくらいの水準です。 このうち12名は臨時定員の枠です。臨時定員は期限を区切って増やされているもので、制度が変われば減る可能性があります。 なお文部科学省の定義では、地域枠には奨学金と連動しない枠も含まれます。地域枠=必ず修学資金がもらえる、ではありません。出願前に、その枠に貸与制度が付いているかを大学の要項で確かめてください。

最後に、なぜここに枠が置かれているのかを国の数字で見ておきます。厚生労働省の医師偏在指標——人口10万対医師数を、地域の年齢構成と医師の年齢・性別で補正した公式の指標です。全国平均255.6に対し、東京都は353.9で全国1位、上位16県に入る医師多数県です。 東京都は医師が多い側です。それでも枠が置かれているのは、同じ都道府県の中に濃淡があるからです。都道府県単位で足りている=どこでも足りている、ではありません。

出典:厚生労働省「医師偏在対策について」(第4回 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会 資料1・令和7年9月11日)の都道府県別医師偏在指標をもとに太宰府アカデミー集計

一般枠との点差と、卒業後9年の義務については医学部の地域枠は入りやすいのかにまとめています。

 

多浪・再受験でも受けられるか|一般に年齢制限はありません

一般選抜・共通テスト利用に年齢や浪人年数の制限はありません。推薦系は現役・1浪等の条件が付くのが通例なので、年内入試を考える方は要項の出願資格から確認してください。浪人年数別の合格率(大学公表の卒業年度別合格率)は、取得でき次第この節に追記します。

浪人年数ごとの合格率を実データで見るなら、医学部再受験は何浪まで可能かにまとめています。

 

国試合格率は96.2%|6年で医師になる確率は68.3%

入学後のデータです。令和元年度に入学した124名のうち、6年間ストレートで卒業したのは88名で71.0%。第119回医師国家試験の新卒合格率は96.2%。「6年で医師になる確率」は68.3%で私立31校中27位です。

東京医科大学の6年ストレート卒業率71.0%・国試合格率96.2%・6年で医師になる確率68.3%
出典:文部科学省医学教育課調べ・厚生労働省(令和元年度入学者/第119回医師国家試験)

大学にはそれぞれの教育方針があり、数字だけで良し悪しは語れません。データを見る限り、進級・卒業の段階に一定の関門がある構造です。

指標 数値 備考
6年ストレート進級率 74.2% 令和元年度入学124名中
6年ストレート卒業率 71.0% 卒業88名
新卒 国試合格率 96.2% 第119回(令和7年2月)
6年で医師になる確率 68.3% 私立31校中27位

入学後も学び続ける前提で、6年間の設計まで考えて選んでください。

 

東京医科のレベルは全81校中27位|私立31校では7位

「東京医科のレベルはどのくらいか」は、偏差値の数字だけでは答えになりません。同じ数字でも、上に何校いるかで意味が変わります。2026年度に全統模試を受けて合格した人の平均は66.4。私立31校中7位・全81校中27位で、全国81校のちょうど中ほどです。

全81校順位 大学 合格者平均偏差値 区分別順位
25位 筑波大学 67.0 国公立19位
26位 金沢大学 66.9 国公立20位
27位 東京医科大学 66.4 私立7位
27位 岐阜大学 66.4 国公立21位
29位 新潟大学 66.3 国公立22位

出典:河合塾 入試結果調査(2026年度)をもとに太宰府アカデミー集計

上の表は東京医科の前後2校ぶんです。偏差値66.4の前後には筑波・金沢・岐阜・新潟が並んでいます。隣の大学を知らないまま出願日を迎えるのが、いちばん危ないと思います。 なおこの平均は一般・推薦・総合型を含む「合格した人たち」の記述模試平均で、合格可能性50%を示すボーダー偏差値とは計算の土台が違います。自分の偏差値と1対1で比べるのではなく、大学同士の位置関係をつかむ物差しとして使ってください。

 

太宰府アカデミーの視点|東京医科大学はどんな受験生に向くか

2027年度の変更は、受験戦略の教科書に載せたいくらい示唆的です。一般65名・推薦12名・地域枠申請中——この配分変更は「学科一発勝負の椅子が減り、年内に決める椅子が増える」ことを意味します。評定と出身ブロックの条件が合う現役・1浪生は、全国ブロック別推薦を本気で検討する価値があります。倍増初年度は狙い目になりやすい、というのが定石です。

一般で戦う場合の目標は68%(直近の高い年)に置いてください。60%まで下がった年(2023年度)を基準にすると、振れた年に届きません。共テ利用は85%超の世界なので、共テが武器の受験生以外は一般に集中するほうが合理的です。

そして最大の変更がMMIです。2027年度からは一般・共テ利用で受ける全員が、2次でMMIを受けることになりました。複数の部屋を回り、部屋ごとに異なる課題へ短時間で答える形式は、暗記した志望動機が通用しない面接です。大学は「特別な準備は不要。ふだんの思考過程を知りたい」としていますが、形式に慣れているかどうかで当日の落ち着きは確実に変わります。「結論→理由を1分で話す」練習を、学科の合間に少しずつ積んでおきましょう。

 

東京医科大学のよくある質問

Q1. 補欠は何番まで回りますか?
A. 聞き取りベースの参考値では、2025年度は一般89番・共テ利用49番まで(3月31日)。年度の幅は46〜161番です。2桁前半なら現実的な期待が持てる相場です。

Q2. 2027年度の変更点は?
A. 全国ブロック別推薦が計12名に倍増、一般が65名に縮小、共テ利用が8名以内に。そして一般・共テ利用の2次試験にもMMIが導入されます(2026年8月3日付プレスリリースで確定)。二次は2/13・14の割当制。要項の正式版で最終確認してください。

Q3. 倍率はどれくらいですか?
A. 方式別の実質倍率は大学が入試結果として公表しています。当塾集計への取り込みが済み次第、志願者数・倍率の推移をこのページに追記します。

Q4. 推薦は学科試験がなくても受かりますか?
A. いいえ。推薦系でも基礎学力検査があり、2025年度の合格ラインは一般推薦62.2%・全国ブロック別は基準点50%でした。学科6割前後の力が前提です。

 

まとめ|東京医科大学を受けるなら押さえる3つ

  • 一般1次の目標は68%(直近の高い年基準)。共テ利用は85%超の別世界
  • 2027年度は推薦12名に倍増・一般65名に縮小。一般・共テ利用の2次もMMIに(8/3確定)。全受験生に面接形式の変化
  • 補欠は46〜161番の実績。2桁前半なら3月末まで現実的な期待

制度が動く年は、情報を先に取った受験生から有利になります。募集要項が出たら、このページを最初に更新します。

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本日の記事は以上です。
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後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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