こんにちは、太宰府アカデミーで広報/完全個別指導コースを担当している後藤です。
自治医科大学の入試は、ほかの医学部と大きく違うところがあります。都道府県ごとに選ぶ入試で、受験生は出願する都道府県を1つだけ選び、その都道府県の中で2〜3名の合格を争います。だから「全体の倍率」より、「自分の都道府県で何人が受けているか」のほうが知りたい数字です。
先に答えを書きます。2026年度入試の都道府県別の志願者数は、島根県の12人から栃木県の100人まで、約8倍の開きがありました。合格は各都道府県2〜3名なので、1つの席を争う人数は、島根県の4〜6人から埼玉県の30〜45人まで違います。
この記事を開いた方は、たぶんこんなことを思っています。
− 自治医科大学の倍率は、都道府県によってどのくらい違う?
− 自分の県では、毎年何人くらいが受けている?
− 都道府県ごとの合格者は何人?出願する県は選べる?
大学が公表している都道府県別の志願者数を3年分(2024〜2026年度)並べ、2027年度の募集要項と合わせて確かめていきます。
この記事の目次
- 1 自治医科大学の都道府県別倍率は?|志願者12〜100人、合格は各2〜3名
- 2 志願者が多い都道府県ランキング|1位は栃木県の100人
- 3 志願者が少ない都道府県|島根県は12人、1つの席に4〜6人
- 4 自治医科大学の都道府県別 志願者数一覧|47都道府県(2024〜2026年度)
- 5 3年で志願者が増えた県・減った県|東京都は106人→74人
- 6 都道府県ごとの合格者は何人か|2〜3名で毎年変わる・年内入試は5県
- 7 出願する都道府県の決め方と2027年度の日程
- 8 太宰府アカデミーの視点|都道府県別の数字をどう使うか
- 9 自治医科大学の都道府県別倍率についてよくある質問
- 10 まとめ|自治医科大学の都道府県別倍率
自治医科大学の都道府県別倍率は?|志願者12〜100人、合格は各2〜3名
結論です。2026年度の自治医科大学医学部の志願者は、47都道府県で12人〜100人でした。一般選抜の全体では1,731人が受けて115人が合格し、実質倍率は15.1倍です。

| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 1,799人 | 1,731人 | 115人 | 15.1倍 |
| 2025年度 | 1,903人 | 1,818人 | 123人 | 14.8倍 |
| 2024年度 | 2,026人 | 1,944人 | 123人 | 15.8倍 |
合格者は都道府県ごとに決まります。2027年度の募集要項には「全ての都道府県において2名または3名ずつ」選抜すると書かれていて、人数は「都道府県における医師不足等の状況を考慮して決定し、毎年変動」します。大学の入試データのページで公表されているのは都道府県別の志願者数までで、都道府県別の合格者数は載っていません(2026年10月16日に確認)。
そこでこの記事では、志願者数を2名・3名で割った「1つの席を何人で争うか」の目安を並べます。志願者には当日受けなかった人も入るので、実際の倍率はこれより少し低くなります。倍率の種類の違いは医学部の倍率は3種類あるの記事で書きました。
出典:自治医科大学「入試データ」(都道府県別志願者数一覧・志願者数・受験者数・合格者数)より太宰府アカデミー作成。実質倍率=受験者÷合格者。2026年度の合格者115人は一般選抜の数。このほかに学校推薦型1人・総合型7人が合格。
志願者が多い都道府県ランキング|1位は栃木県の100人

| 順位 | 都道府県 | 志願者 | 1席あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 栃木県 | 100人 | 25.0〜33.3倍 |
| 2位 | 埼玉県 | 90人 | 30.0〜45.0倍 |
| 3位 | 東京都 | 74人 | 24.7〜37.0倍 |
| 4位 | 新潟県 | 69人 | 23.0〜34.5倍 |
| 5位 | 群馬県 | 64人 | 21.3〜32.0倍 |
| 5位 | 長野県 | 64人 | 21.3〜32.0倍 |
| 7位 | 神奈川県 | 53人 | 17.7〜26.5倍 |
| 8位 | 千葉県 | 51人 | 17.0〜25.5倍 |
| 9位 | 茨城県 | 50人 | 16.7〜25.0倍 |
| 10位 | 三重県 | 45人 | 15.0〜22.5倍 |
| 10位 | 大阪府 | 45人 | 15.0〜22.5倍 |
2026年度の志願者がいちばん多かったのは、大学のある栃木県の100人です。2位は埼玉県の90人、3位は東京都の74人でした。志願者が50人以上だったのは9都県で、栃木・埼玉・東京・新潟・群馬・長野・神奈川・千葉・茨城と、すべて関東・甲信越です。
1つの席を争う人数の目安で見ると、いちばん多いのは埼玉県の30〜45人です。栃木県は志願者が最多ですが、一般選抜の定員が3〜4名と他より多いため、目安は25〜33人になります。
出典:自治医科大学「入試データ」(都道府県別志願者数一覧・志願者数・受験者数・合格者数)より太宰府アカデミー作成。「1席あたり(目安)」=2026年度の志願者数÷その都道府県の合格者数(要項の「2名または3名」で計算。栃木県は県の案内にある一般選抜の定員3〜4名で計算)。同じ人数は同じ順位。
志願者が少ない都道府県|島根県は12人、1つの席に4〜6人

| 順位 | 都道府県 | 志願者 | 1席あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| 47位 | 島根県 | 12人 | 4.0〜6.0倍 |
| 45位 | 富山県 | 20人 | 6.7〜10.0倍 |
| 45位 | 岩手県 | 20人 | 6.7〜10.0倍 |
| 44位 | 鳥取県 | 21人 | 7.0〜10.5倍 |
| 42位 | 山形県 | 23人 | 7.7〜11.5倍 |
| 42位 | 秋田県 | 23人 | 7.7〜11.5倍 |
| 40位 | 高知県 | 25人 | 8.3〜12.5倍 |
| 40位 | 石川県 | 25人 | 8.3〜12.5倍 |
反対に、志願者がいちばん少ないのは島根県の12人です。富山県・岩手県の20人、鳥取県の21人が続きます。25人以下は8県で、島根県なら1つの席を争うのは4〜6人という計算です。
ただし、志願者が少ないことは「受かりやすい」ことを意味しません。自治医科大学は都道府県ごとに選ぶ一方で、1次試験の学力試験を通らなければ面接に進めず、2次試験は本学で記述式の学力試験と面接を受けます。人数の少ない県でも、合格に必要な学力の線が下がるとは、公表されているデータからは言えません。
出典:自治医科大学「入試データ」(都道府県別志願者数一覧・志願者数・受験者数・合格者数)より太宰府アカデミー作成。「1席あたり(目安)」=2026年度の志願者数÷その都道府県の合格者数(要項の「2名または3名」で計算。栃木県は県の案内にある一般選抜の定員3〜4名で計算)。少ない順。
自治医科大学の都道府県別 志願者数一覧|47都道府県(2024〜2026年度)
47都道府県を北から順に並べました。2026年度の数字の横のカッコは、47都道府県の中での多い順の順位です。
| 都道府県 | 2026年度(順位) | 2025年度 | 2024年度 | 1席あたり(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 30人(34位) | 37人 | 23人 | 10.0〜15.0倍 |
| 青森県 | 29人(36位) | 19人 | 23人 | 9.7〜14.5倍 |
| 岩手県 | 20人(45位) | 18人 | 22人 | 6.7〜10.0倍 |
| 宮城県 | 39人(18位) | 33人 | 38人 | 13.0〜19.5倍 |
| 秋田県 | 23人(42位) | 27人 | 25人 | 7.7〜11.5倍 |
| 山形県 | 23人(42位) | 26人 | 36人 | 7.7〜11.5倍 |
| 福島県 | 31人(33位) | 35人 | 35人 | 10.3〜15.5倍 |
| 茨城県 | 50人(9位) | 53人 | 54人 | 16.7〜25.0倍 |
| 栃木県 | 100人(1位) | 76人 | 85人 | 25.0〜33.3倍 |
| 群馬県 | 64人(5位) | 54人 | 66人 | 21.3〜32.0倍 |
| 埼玉県 | 90人(2位) | 88人 | 81人 | 30.0〜45.0倍 |
| 千葉県 | 51人(8位) | 68人 | 58人 | 17.0〜25.5倍 |
| 東京都 | 74人(3位) | 80人 | 106人 | 24.7〜37.0倍 |
| 神奈川県 | 53人(7位) | 69人 | 77人 | 17.7〜26.5倍 |
| 新潟県 | 69人(4位) | 57人 | 43人 | 23.0〜34.5倍 |
| 富山県 | 20人(45位) | 30人 | 25人 | 6.7〜10.0倍 |
| 石川県 | 25人(40位) | 22人 | 24人 | 8.3〜12.5倍 |
| 福井県 | 44人(12位) | 30人 | 37人 | 14.7〜22.0倍 |
| 山梨県 | 38人(19位) | 40人 | 49人 | 12.7〜19.0倍 |
| 長野県 | 64人(5位) | 58人 | 72人 | 21.3〜32.0倍 |
| 岐阜県 | 35人(23位) | 26人 | 27人 | 11.7〜17.5倍 |
| 静岡県 | 35人(23位) | 50人 | 60人 | 11.7〜17.5倍 |
| 愛知県 | 35人(23位) | 45人 | 51人 | 11.7〜17.5倍 |
| 三重県 | 45人(10位) | 44人 | 51人 | 15.0〜22.5倍 |
| 滋賀県 | 36人(22位) | 26人 | 31人 | 12.0〜18.0倍 |
| 京都府 | 32人(30位) | 36人 | 49人 | 10.7〜16.0倍 |
| 大阪府 | 45人(10位) | 54人 | 55人 | 15.0〜22.5倍 |
| 兵庫県 | 43人(14位) | 59人 | 48人 | 14.3〜21.5倍 |
| 奈良県 | 27人(39位) | 29人 | 32人 | 9.0〜13.5倍 |
| 和歌山県 | 34人(27位) | 42人 | 30人 | 11.3〜17.0倍 |
| 鳥取県 | 21人(44位) | 23人 | 21人 | 7.0〜10.5倍 |
| 島根県 | 12人(47位) | 15人 | 17人 | 4.0〜6.0倍 |
| 岡山県 | 29人(36位) | 27人 | 41人 | 9.7〜14.5倍 |
| 広島県 | 38人(19位) | 39人 | 59人 | 12.7〜19.0倍 |
| 山口県 | 33人(28位) | 29人 | 33人 | 11.0〜16.5倍 |
| 徳島県 | 32人(30位) | 32人 | 39人 | 10.7〜16.0倍 |
| 香川県 | 40人(16位) | 45人 | 46人 | 13.3〜20.0倍 |
| 愛媛県 | 44人(12位) | 30人 | 34人 | 14.7〜22.0倍 |
| 高知県 | 25人(40位) | 26人 | 29人 | 8.3〜12.5倍 |
| 福岡県 | 41人(15位) | 47人 | 40人 | 13.7〜20.5倍 |
| 佐賀県 | 33人(28位) | 31人 | 25人 | 11.0〜16.5倍 |
| 長崎県 | 30人(34位) | 36人 | 26人 | 10.0〜15.0倍 |
| 熊本県 | 29人(36位) | 41人 | 38人 | 9.7〜14.5倍 |
| 大分県 | 32人(30位) | 27人 | 28人 | 10.7〜16.0倍 |
| 宮崎県 | 38人(19位) | 38人 | 45人 | 12.7〜19.0倍 |
| 鹿児島県 | 40人(16位) | 40人 | 46人 | 13.3〜20.0倍 |
| 沖縄県 | 35人(23位) | 46人 | 46人 | 11.7〜17.5倍 |
表の数字は1年分の志願者です。たとえば志願者30人・合格者2名の県なら、30人のうち28人は不合格になります。自分の都道府県の数字は、1年分ではなく3年分を見てください。次の章で見るように、1年で10人以上動く県も珍しくありません。
出典:自治医科大学「入試データ」(都道府県別志願者数一覧・志願者数・受験者数・合格者数)より太宰府アカデミー作成。2026年度は学校推薦型・総合型・一般選抜の志願者を合わせた延べ人数(全国で推薦2人・総合型55人・一般1,799人=1,856人)。2024・2025年度は一般選抜の志願者(全国で2,026人・1,903人)。「1席あたり(目安)」=2026年度の志願者数÷その都道府県の合格者数(要項の「2名または3名」で計算。栃木県は県の案内にある一般選抜の定員3〜4名で計算)。
3年で志願者が増えた県・減った県|東京都は106人→74人

| 都道府県 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度 | 3年の増減 |
|---|---|---|---|---|
| 新潟県 | 43 | 57 | 69 | +26人 |
| 栃木県 | 85 | 76 | 100 | +15人 |
| 愛媛県 | 34 | 30 | 44 | +10人 |
| 埼玉県 | 81 | 88 | 90 | +9人 |
| 岐阜県 | 27 | 26 | 35 | +8人 |
| 佐賀県 | 25 | 31 | 33 | +8人 |
| 東京都 | 106 | 80 | 74 | −32人 |
| 静岡県 | 60 | 50 | 35 | −25人 |
| 神奈川県 | 77 | 69 | 53 | −24人 |
| 広島県 | 59 | 39 | 38 | −21人 |
| 京都府 | 49 | 36 | 32 | −17人 |
2024年度と2026年度を比べると、志願者が減ったのは29都道府県、増えたのは16県(同じだったのは山口県と鳥取県)でした。全国の一般選抜の志願者も2,026人→1,903人→1,799人と、2年で227人(11.2%)減っています。
減った人数がいちばん多いのは東京都の106人→74人(−32人)、割合では静岡県の60人→35人(−41.7%)でした。増えたほうでは新潟県が43人→57人→69人と2年続けて増え、2024年度の1.6倍になっています。
なぜ増えた・減ったのかは、このデータだけでは言えません。1つの県の志願者は数十人なので、10人ほどの動きは毎年のように起きます。「去年は少なかったから今年もねらい目」とは考えないほうが安全です。
出典:自治医科大学「入試データ」(都道府県別志願者数一覧・志願者数・受験者数・合格者数)より太宰府アカデミー作成。2026年度は学校推薦型・総合型の志願者を含む延べ人数。
都道府県ごとの合格者は何人か|2〜3名で毎年変わる・年内入試は5県
2027年度の募集要項にある決まりは、次のとおりです。
- 募集人員は医学部医学科100名で、全ての都道府県で2名または3名ずつ選ぶ
- このほかに臨時定員増23名(栃木県の地域枠3名を含む)を申請中(要項の発行時点)
- 合格者数は都道府県の医師不足の状況などを考えて決め、毎年変わる
2026年度の合格者は一般選抜115人・総合型7人・学校推薦型1人で、合わせて123人でした。
| 2026年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 |
|---|---|---|---|
| 学校推薦型 | 2人 | 2人 | 1人 |
| 総合型 | 55人 | 55人 | 7人 |
| 一般 | 1,799人 | 1,731人 | 115人 |
2027年度は5県が年内入試(学校推薦型・総合型)を行います。この5県では、年内入試と一般選抜を合わせて2名または3名を選びます(栃木県は地域枠が認められれば5名または6名)。
| 都道府県 | 2027年度の年内入試(募集人員) |
|---|---|
| 富山県 | 学校推薦型1名・総合型1名 |
| 栃木県 | 総合型2名 |
| 山梨県 | 総合型2名 |
| 山口県 | 総合型2名 |
| 佐賀県 | 総合型2名 |
栃木県は2027年度から総合型選抜を始め、県の案内では「総合型選抜の導入後も、例年1月末に行う一般選抜(定員:3~4名)を実施」とされています。推薦・総合型を含めた医学部全体の倍率は推薦・総合型の倍率の記事にまとめています。
出典:自治医科大学「令和9年度 医学部入学者募集要項」より太宰府アカデミー作成。栃木県の一般選抜の定員は栃木県 医療政策課「自治医科大学の年内入試」より。
出願する都道府県の決め方と2027年度の日程
出願できるのは1つの都道府県だけ。選べるのは3つの中から
出願地は自由には選べません。要項では、高校を卒業した人(見込みを含む)は次のa・b・cのどれか1つです。
| 出願地にできる都道府県 | 条件 |
|---|---|
| a. 出身高校の所在地 | 高校(中等教育学校)がある都道府県 |
| b. 本人の現住所 | 2024年4月1日以前から続けて同じ都道府県に住んでいること |
| c. 父母等の現住所 | 同じく2024年4月1日以前から続けて同じ都道府県 |
2つ以上の都道府県に出願すると、その年の受験資格を失います。また、出願した都道府県が、卒業後に一定期間勤務する都道府県になります。貸与される修学資金と義務年限のしくみは自治医科大学の学費と義務年限の記事で詳しく書きました。高卒認定の人・海外の高校を出た人は選び方が違うので、要項の該当ページを必ず確かめてください。
2027年度の日程|総合型の出願は10月20日17時必着
| 区分 | 2027年度入試の日程 |
|---|---|
| 総合型選抜 出願 | 2026年10月14日(水)〜10月20日(火)17:00必着 |
| 学校推薦型選抜 出願 | 2026年11月1日(日)〜11月7日(土)17:00必着 |
| 推薦・総合型 試験 | 2026年11月18日(水)基礎学力検査・面接(本学) |
| 推薦・総合型 合格発表 | 2026年12月1日(火)13:00 |
| 一般選抜 出願 | 2027年1月4日(月)〜1月20日(水)17:00必着 |
| 一般 1次(学力) | 2027年1月25日(月)各都道府県 |
| 一般 1次(面接) | 2027年1月26日(火)学力の及第者のみ |
| 一般 1次 合格発表 | 2027年1月29日(金)13:00 |
| 一般 2次 | 2027年2月3日(水)本学 |
| 一般 最終合格発表 | 2027年2月12日(金)17:00 |
一般選抜の1次試験は、出願した都道府県が指定する会場で行われます。学力試験(数学・理科2科目・英語のマークシート)の及第者だけが、翌日の面接に進みます。2次試験は本学(栃木県下野市)で、記述式の数学・英語と面接です。入試の配点や偏差値は自治医科大学の入試情報のページにまとめています。
出典:自治医科大学「令和9年度 医学部入学者募集要項」より太宰府アカデミー作成。
太宰府アカデミーの視点|都道府県別の数字をどう使うか
僕たちは福岡の予備校なので、九州・沖縄の8県の数字も並べておきます。
| 都道府県 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 1席あたり(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 福岡県 | 41人 | 47人 | 40人 | 13.7〜20.5倍 |
| 佐賀県 | 33人 | 31人 | 25人 | 11.0〜16.5倍 |
| 長崎県 | 30人 | 36人 | 26人 | 10.0〜15.0倍 |
| 熊本県 | 29人 | 41人 | 38人 | 9.7〜14.5倍 |
| 大分県 | 32人 | 27人 | 28人 | 10.7〜16.0倍 |
| 宮崎県 | 38人 | 38人 | 45人 | 12.7〜19.0倍 |
| 鹿児島県 | 40人 | 40人 | 46人 | 13.3〜20.0倍 |
| 沖縄県 | 35人 | 46人 | 46人 | 11.7〜17.5倍 |
九州・沖縄はどの県も29〜41人で、1つの席あたりおよそ10〜20人です。福岡県は41人で、47都道府県の中では15位でした。
1. 倍率で県を選ぶ入試ではない
出願地は高校・住所・父母の住所で決まり、選べても2〜3の中からです。そして選んだ県が、卒業後に義務年限(6年で卒業すれば9年)のあいだ働く場所になります。倍率の低さで出願地を決めるのではなく、その県で医師として働く自分を想像できるかで決めるのが、この大学の入試の筋だと僕は考えます。
2. 志願者数は「何人と比べられるか」の目安として使う
同じ県の受験生と比べられる入試なので、志願者数は「何人の中で上位2〜3名に入るか」をイメージする材料になります。志願者30人の県なら上位7〜10%、90人の県なら上位2〜3%に入る計算です。1次の学力試験は数学25点・理科50点・英語25点のマークシートなので、まずは過去問で時間内に解き切れるかを確かめるのが先です。
3. 面接は県と大学の両方が見る
1次の面接は都道府県が指定する時間帯に行われ、2次でも集団面接と個人面接があります。「なぜ自治医科大学で、なぜこの都道府県なのか」に、自分の言葉で答えられるようにしておくことが、どの県から受けるにしても欠かせません。
自治医科大学の都道府県別倍率についてよくある質問
Q. 自治医科大学の都道府県別の合格者数は公表されていますか?
A. 大学の入試データのページで公表されているのは都道府県別の志願者数までです(2026年10月16日に確認)。要項では各都道府県2名または3名を選ぶとされ、人数は医師不足の状況などを考えて毎年決まります。
Q. 自治医科大学の倍率が一番高い都道府県はどこですか?
A. 2026年度の志願者が最も多いのは栃木県の100人、次が埼玉県の90人です。志願者を合格者数(2〜3名)で割った目安では、埼玉県の30〜45人が最も多くなります。
Q. 自治医科大学の倍率が一番低い都道府県はどこですか?
A. 2026年度は島根県の12人が最も少なく、1つの席あたり4〜6人の計算です。ただし1次試験の学力試験を通らないと面接に進めないので、人数が少ないから受かりやすいとは言えません。
Q. 出願する都道府県は自由に選べますか?
A. 選べません。出身高校の所在地、本人の現住所、父母等の現住所(住所は2024年4月1日以前から続けて同じ都道府県)のどれか1つです。2つ以上に出願するとその年の受験資格を失います。
まとめ|自治医科大学の都道府県別倍率
- 2026年度の志願者は島根県12人〜栃木県100人。約8倍の開き
- 合格は各都道府県2〜3名。1つの席あたりの目安は島根県4〜6人〜埼玉県30〜45人
- 一般選抜の全体は1,731人が受けて115人が合格、実質倍率15.1倍
- 2年で志願者が減ったのは29都道府県。東京都は106人→74人、新潟県は43人→69人
- 出願地は高校・本人の住所・父母の住所から1つ。2027年度の総合型の出願は10月20日17時必着
自分の都道府県の志願者数を3年分で確かめ、「何人の中で上位2〜3名に入るか」をイメージしてから、1次試験の過去問に取りかかるのが、いちばん迷わない順番だと僕は考えます。
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この記事を書いたのは、「自治医科大学 都道府県別」と調べても、47都道府県の数字を何年分も並べて見られる場所が見つからなかったからです。大学が毎年公表している数字を3年分並べるだけで、同じ大学の入試でも、県によって比べられる相手の人数がこれだけ違うことが分かりました。出願する前の材料のひとつとして、使ってもらえたらうれしいです。
本日の記事は以上です。
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当校は福岡県にある日本で唯一の全寮制医学部受験予備校です。
【当校の特徴】
定員30名|21年間の累計医学部医学科合格実績518名(のべ数)|田舎の全寮制|全国各地から入学(2026年度生は全国20の都道府県より入学)|異次元の生活サポート|食事が美味しい(土日祝日問わず3食提供)|講師との距離が近い|プロ講師の質問対応が充実|完全個別指導コースあり|選抜国公立コースあり|専用筋トレジムあり|同じ夢を持った仲間と1年間切磋琢磨し、医学部合格を目指す
【校風】アットホームな大家族予備校
◆筆者プロフィール
後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。
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◆連絡先
TEL:092-918-0666
メール:office@dazaifu.academy
Twitter:twitter.com/dazaifu_academy
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