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共テで失敗したら医学部は?足切り11校・私立15校|2027年度入試

2026年10月28日 更新

こんにちは、太宰府アカデミーで広報/完全個別指導コースを担当している後藤です。

共通テストの翌朝、自己採点を終えた生徒がいちばん最初に口にするのは「もう国公立は無理ですか」という言葉です。毎年、何人もの顔を見てきました。

先に答えを書きます。共テで失敗したら、国公立は「共テの点数で足切りする11校」から先に確かめてください。基準点は各大学の配点で66.3〜81.1%です。残りの大学は倍率で切るので、出願の締切まで決まりません。私立は31校のうち15校が共テの翌日以降も出願でき、16校はもう締め切っています。

この記事を開いた方は、たぶんこんなことを思っています。

− 共テで失敗した。医学部の出願はどこに変えればいいのか知りたい

− 足切りで落ちる大学と、2次で取り返せる大学を知りたい

− 共テで失敗してから医学部に受かった人が本当にいるのか知りたい

2027年度の要項・文部科学省と河合塾の公表・自社の合格体験記で、ひとつずつ確かめました。2027年度の共通テストは1月16日・17日、国公立の出願は1月25日〜2月3日です。

共テで失敗したら医学部は?足切り11校・私立15校|2027年度入試の記事のアイキャッチ画像

 

結論|共テで失敗したら、医学部の出願で確かめる5つ

共テで失敗したときに見る場所は、国公立の前期・2次の重さ・後期・私立・先輩の例の5つです。

共テで失敗したとき 確かめること
国公立の前期 まず共テの点数で足切りする11校の基準点と、自分の点をその大学の配点に直して比べる
2次で取り返せるか 共テの比率が低い大学ほど、共テの失点が総合点に占める割合は小さい(50校で20.0〜90.0%)
後期 13校・募集314人(2026年度)。志願倍率は前期4.11倍に対し後期16.82倍
私立 31校のうち15校は共テの翌日以降も出願できる。16校は共テより前に締め切る
先輩の例 合格体験記で共テの失敗を書いた8人は、3人が国公立・5人が私立の医学部に合格

順番が大事です。国公立の出願は2月3日までありますが、共テの後に出せる私立の締切は翌日の1月18日から次々に来ます。私立を足すかどうかを先に決め、国公立はその後で落ち着いて選んでください。

 

共テの点数で足切りする国公立医学部11校|2027年度の予告

共テで失敗した人が、まず開く表です。この11校は、志願倍率が低くても共テの点が基準に届かなければ第1段階選抜(足切り)で不合格になります。

共通テストの点数で足切りする国公立医学部11校(2027年度)。奈良県立医科81.1%、横浜市立75.0%、名古屋市立73.0%、鳥取70.7%、京都・大阪・大阪公立・和歌山県立医科70.0%、名古屋68.4%、岡山68.0%、徳島66.3%
出典:各大学の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項より太宰府アカデミー作成
大学 基準点 得点率 倍率も使うか
奈良県立医科大学 730/900点 81.1% 15倍
横浜市立大学 750/1000点 75.0% 3倍
名古屋市立大学 438/600点 73.0% 3倍
鳥取大学 650/920点 70.7% なし(点数のみ)
京都大学 700/1000点 70.0% 3倍
大阪大学 700/1000点 70.0% 3倍
大阪公立大学 700/1000点 70.0% 3倍
和歌山県立医科大学 630/900点 70.0% 3.4倍
名古屋大学 650/950点 68.4% なし(点数のみ)
岡山大学 374/550点 68.0% 3倍
徳島大学 630/950点 66.3% 5倍

気をつけてほしいのは、基準点は共テの素点(1,000点満点)ではなく、各大学が決めた満点に対する点だということです。たとえば岡山大学は550点満点で374点、鳥取大学は920点満点で650点です。自己採点の点を、志望校の配点に直してから比べてください。

実際、2026年度の奈良県立医科大学は志願倍率2.2倍でしたが、第1段階選抜を実施しています(実施倍率2.1倍)。倍率で切る大学とは違う動き方をします。

▶ だから
自己採点の翌日にやるのは、志望校の配点に直した得点率をこの11校の基準点と並べることです。届かない大学は、倍率にかかわらず出願先から外します。

足切りの全体像(倍率で切る大学の予告倍率・2年分の実施状況)は、国公立医学部の足切り一覧|50校の予告倍率と実施校にまとめています。

 

共テで失敗した人の国公立医学部50校早見表|共テの比率と足切り

50校を、共テの比率が低い順(=2次の比重が大きい順)に並べ、2027年度の足切りの予告と、2026年度に実際に足切りがあったかを横に置きました。

国公立医学部50校の早見表(共テの比率が低い25校)。東京・東北20.0%から京都府立医科45.5%まで、足切りの予告と2026年度の実施
出典:各大学の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項・河合塾Kei-Net「2段階選抜実施状況」(2026年度)より太宰府アカデミー作成
国公立医学部50校の早見表(共テの比率が高い25校)。信州45.5%から奈良県立医科90.0%まで、足切りの予告と2026年度の実施
出典:各大学の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項・河合塾Kei-Net「2段階選抜実施状況」(2026年度)より太宰府アカデミー作成
大学 共テの比率 足切りの予告(2027年度) 足切り(2026年度)
東京大学 20.0% 2.8倍 実施
東北大学 20.0% 3.5倍 実施
京都大学 21.6% 700/1000点かつ3倍 実施
大阪大学 25.0% 700/1000点かつ3倍 実施(倍率は非公表)
山梨大学(後期) 30.3% 10倍 実施
金沢大学 31.1% 3倍 実施
千葉大学 32.2% 3倍 実施
名古屋市立大学 33.3% 438/600点かつ3倍 実施
岡山大学 33.3% 374/550点かつ3倍 実施
広島大学 33.3% 3倍 実施せず
東京科学大学 33.3% 4倍 非公表
長崎大学 34.3% 5.5倍 実施
名古屋大学 34.5% 650/950点 実施
北海道大学 37.5% 3.5倍 実施せず
熊本大学 38.5% 4倍 実施せず
新潟大学 40.0% 4倍 実施
九州大学 40.4% 2.5倍 実施せず
浜松医科大学 40.4% 4倍 実施
筑波大学 40.4% 2.5倍 実施
愛媛大学 41.7% 6倍 実施
横浜市立大学 41.7% 750/1000点かつ3倍 実施
大阪公立大学 42.9% 700/1000点かつ3倍 実施
岐阜大学 44.2% 3倍 実施
神戸大学 44.2% 3倍 実施せず
京都府立医科大学 45.5% 3倍 実施
信州大学 45.5% 4倍 実施せず
和歌山県立医科大学 46.2% 630/900点かつ3.4倍 実施
大分大学 47.6% 3倍 実施
三重大学 48.1% 5倍 実施せず
札幌医科大学 48.4% 5倍 実施せず
旭川医科大学 48.5% 4倍 実施
高知大学 48.7% 4倍 実施
鹿児島大学 50.1% 5倍 実施せず
香川大学 50.7% 4倍 実施
群馬大学 51.4% 3倍 実施せず
福島県立医科大学 51.5% 4倍 実施
滋賀医科大学 52.0% 4倍 実施せず
琉球大学 55.6% 5倍 実施せず
島根大学 56.4% 8倍 実施せず
鳥取大学 56.8% 650/920点 実施
山形大学 57.6% 5倍 実施せず
富山大学 58.8% 5倍 実施せず
福井大学 58.8% 5倍 実施
秋田大学 60.0% 5倍 実施
山口大学 61.3% 7倍 実施
宮崎大学 62.5% 6倍 実施せず
弘前大学 63.6% 6倍 実施せず
佐賀大学 68.1% 5倍 実施せず
徳島大学 70.4% 630/950点かつ5倍 実施
奈良県立医科大学 90.0% 730/900点かつ15倍 実施

表の読み方は2つです。

1. 「足切り(2026年度)」が「実施せず」の大学は18校

2026年度は50校のうち18校で第1段階選抜が行われませんでした。ただし、足切りがあるかはその年の志願者数で決まります。2025年度は実施して2026年度は実施しなかった大学も、その逆もあります。前年に「実施せず」だったことは、今年も無いという約束ではありません。

文部科学省によると、2026年度の国公立大学(全学部・前期)では、予告どおりなら4,528人が第1段階で不合格になるところ、取り止めと緩和で393人が通過しています(令和8年度国公立大学入学者選抜の確定志願状況及び2段階選抜実施状況)。

2. 「点数◯%」の大学は、倍率に関係なく点で切る

表の「点数」の行が、上の11校です。この11校だけは、出願締切の前に自分で線を引けます。

 

共テの比率が4割未満の15校|共テの失点が総合点で薄まる大学

共テの比率が低い大学では、共テで落とした点が総合点に占める重さが小さくなります。共テの得点率が10ポイント下がると、総合点の得点率はおよそ「共テの比率×10」ポイント下がります。比率20.0%の東北大学なら2ポイント、90.0%の奈良県立医科大学なら9ポイントです。

大学 共テの比率 足切りの予告(2027年度)
東京大学 20.0% 2.8倍
東北大学 20.0% 3.5倍
京都大学 21.6% 700/1000点かつ3倍
大阪大学 25.0% 700/1000点かつ3倍
山梨大学(後期) 30.3% 10倍
金沢大学 31.1% 3倍
千葉大学 32.2% 3倍
名古屋市立大学 33.3% 438/600点かつ3倍
岡山大学 33.3% 374/550点かつ3倍
広島大学 33.3% 3倍
東京科学大学 33.3% 4倍
長崎大学 34.3% 5.5倍
名古屋大学 34.5% 650/950点
北海道大学 37.5% 3.5倍
熊本大学 38.5% 4倍

出典:各大学の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項より太宰府アカデミー作成。

ただし、この15校のうち5校(京都・大阪・名古屋市立・岡山・名古屋)は、共テの点数で足切りもします。2次が重い大学でも、足切りの線を越えなければ2次は受けられません。

比率の高い大学が駄目というわけでもありません。下で紹介する先輩のOさんが合格した島根大学は、共テの比率が56.4%です。島根大学は理科350点・国語250点と、教科ごとの配点(傾斜)に大きな差があります。比率だけでなく、自分が取れた教科が重い大学かも見てください。共テと2次の配点の詳しい比べ方は、共通テストの配点比率|国公立医学部50校は20〜90%にまとめています。

 

後期日程の13校|2026年度の志願倍率は前期の約4倍

後期日程を置く国公立医学部は13校、2026年度の募集は合わせて314人でした。志願倍率は前期4.11倍に対し、後期は16.82倍です。

大学(枠) 募集人員 志願倍率 足切り2026 予告2027
山梨大 90人 14.7倍 10.1倍 10倍
奈良県立医科大 53人 20.5倍 12.1倍 12倍
福井大 25人 20.1倍 13.9倍 7倍
琉球大 23人 9.2倍 実施せず 10倍
秋田大(一般枠) 20人 11.5倍 10.0倍 10倍
鹿児島大 19人 16.3倍 10.0倍 11倍
千葉大(一般枠) 15人 22.9倍 19.1倍 7倍
宮崎大 15人 29.7倍 22.3倍 14倍
浜松医科大(一般枠) 14人 15.4倍 13.3倍 10倍
東京科学大 10人 14.0倍 非公表 12倍
三重大 10人 14.1倍 実施せず 15倍
山口大 10人 24.3倍 15.0倍 15倍
秋田大(秋田県地域枠) 5人 7.2倍 実施せず 10倍
名古屋大(一般枠) 5人 12.0倍 実施せず 12倍

出典:各大学の令和9年度(2027年度)入学者選抜要項、河合塾Kei-Net「2段階選抜実施状況」(2026年度)より太宰府アカデミー作成。

後期の足切りの予告倍率は7〜15倍と、前期より広く取ってあります。それでも2026年度は14区分のうち9区分で実施されました(東京科学大学は非公表)。2026年度に前期と後期の合格最低点を両方公表した8校では、後期の得点率が前期より高かった大学が5校ありました(1年分の数字です)。

後期は「共テで失敗した人の受け皿」とは言い切れません。山梨大学(医学科は後期のみ・共テの比率30.3%)や、2次に学科試験がある奈良県立医科大学の後期(共テの比率25.0%)のように、2次の比重が大きい大学もあります。13校の試験科目と最低点は、国公立医学部の後期日程で確かめてください。

 

私立医学部|共テの翌日以降に出願できるのは15校

共テで失敗して「私立も受けよう」と考えたとき、いちばん大きな壁は締切です。2027年度の一般選抜(前期)で、Web出願の締切が共テ(1月16・17日)の翌日以降なのは31校のうち15校です。

共通テストの翌日以降に一般選抜の出願を締め切る私立医学部15校(2027年度)。慶應義塾1月18日から獨協医科2月1日まで
出典:各大学の2027年度一般選抜の学生募集要項・入試ページ(2026年10月19日確認)より太宰府アカデミー作成
大学 Web出願の締切 書類 1次試験
慶應義塾 1月18日 1月18日 消印有効 2/9
北里 1月19日 1月19日 当日消印有効 2/2
兵庫医科 1月20日 1月20日 消印有効 2/4
埼玉医科 1月20日 1月21日 郵送必着 2/4
大阪医科薬科 1月20日 1月20日 消印有効 2/10
聖マリアンナ医科 1月20日 1月21日 郵送必着 2/4
自治医科 1月20日 1月20日 17時必着 1/25・1/26
日本医科 1月21日 1月21日 当日消印有効 2/1
昭和医科 1月21日 1月21日 郵送必着 2/5
愛知医科 1月22日 1月22日 消印有効 2/9
日本 1月22日 1月22日 必着 2/1
藤田医科 1月22日 1月25日 必着 2/4
東京慈恵会医科 1月25日 1月25日 消印有効 2/11
東邦 1月26日 1月26日 必着 2/7
獨協医科 2月1日 2月1日 17時必着 2/12・2/13

残りの16校(国際医療福祉・川崎医科・久留米・岩手医科・福岡・帝京・東京医科・近畿・順天堂・金沢医・関西医科・杏林・産業医科・東北医科薬科・東海・東京女子医科)は、共テより前に締め切ります。東京女子医科は締切が1月18日ですが、締切日の2日前までに登録と支払いを済ませる条件があるため、こちらに数えました。産業医科の一般選抜(A方式)は1月15日締切です。

締切は「Web出願」と「書類の必着・消印」が別の大学が多く、時刻も大学ごとに違います。慶應義塾と獨協医科は要項(本冊)が未公開で、大学の入試ページの日付です。出願の前に必ず要項で確かめてください。31校すべての日程は2027年度 私立医学部 入試日程カレンダーにあります。

▶ だから
共テの結果しだいで私立を増やすつもりなら、16校の分は12月のうちに出願しておくことです。共テの後に慌てて足せるのは15校だけです。

共テの点で受ける私立の共テ利用は、共テで失敗した年には使いにくくなります。方式ごとのボーダーは私立医学部の共通テスト利用ボーダー、2月後半から出願できる私立の後期は私立医学部の後期日程一覧をご覧ください。

 

共テで失敗した先輩8人のその後|合格体験記から

太宰府アカデミーの合格体験記(医学部合格者113人分)を原文で読み直し、共通テスト(センター試験)で失敗したと本人が書いている人を数えました。8人です。

太宰府アカデミーの合格体験記で共通テストの失敗を書いた8人。愛媛・島根・大分の国公立に3人、川崎医科・産業医科・久留米・福岡などの私立に5人が合格
出典:太宰府アカデミー公式サイト「合格体験記」より作成
先輩 合格した医学部 体験記の言葉(原文)
N(5期生) 久留米大学ほか私立4校 「結果は国立大医学部の最低合格ラインには到底届かない結果でした」
N(15期生) 川崎医科大学 「センター試験が終わった後、爆死し腐っていた」
A(17期生) 産業医科大学・兵庫医科大学 「共通テストで思うように点が伸ばせず」
K(20期生) 愛媛大学ほか 「共通テストでは思ったような総合点が取れませんでしたが、配点や得意分野を考慮し、候補を提案していただき」
S(20期生) 川崎医科大学 「全体で七割少ししか取れませんでした」
O(21期生) 島根大学ほか 「リサーチを見ても最高でD判定です」
K(21期生) 大分大学ほか 「共通テスト本番で大失敗をしてしまいました」
M(21期生) 福岡大学ほか私立3校 「共通テストも失敗してしまいました」

8人のうち、国公立に合格したのは3人(愛媛大学・島根大学・大分大学)、5人は私立の医学部です。失敗を書かなかった人は数えていないので、「共テで失敗した人の8人に3人が国公立に受かる」という意味ではありません。

島根大学に合格したOさんは、共テ本番737点で、リサーチは最高でもD判定でした。体験記にこう書いています。

共通テストで思いどおりに行かなくても、傾斜がハマったり、2次試験の相性が良かったり、面接の点数を考えたりすると、2次試験での逆転も可能です。

川崎医科大学に合格したSさんは、共テが「全体で七割少し」でした。次の日から共テで間違えたところを全部確認し直し、川崎医科大学の試験では、共テで一番点が低かった化学で、見直したところが出たと書いています。

8人に共通して書かれていたのは、失敗のあとも2次や私立の勉強を止めなかったことでした。

 

太宰府アカデミーの視点|共テの翌朝にやる3つ

共テの失敗は、出願の選び方で取り返せる部分と、取り返せない部分があります。僕が生徒と一緒にやるのは、次の3つです。

1. 志望校の配点に直した得点率を出す

素点の合計ではなく、志望校ごとの配点(傾斜)に直します。同じ自己採点でも、大学によって得点率は数ポイント動きます。点数で足切りする11校は、この数字で線を引きます。

2. 私立は「出せる大学」と「もう出した大学」を分ける

共テの翌日以降に出せる私立は15校です。すでに出願した大学の1次試験は1月下旬から始まります。国公立の出願先に迷っている間も、私立の勉強は止めないでください。

3. 国公立は2月3日の締切まで情報を集めて決める

倍率で足切りする大学は、出願が締まるまで足切りがあるか分かりません。大学が公表する出願状況を見ながら、2次の配点が自分の得意教科に合う大学を選びます。

太宰府アカデミーでは、共テの翌日に担任と配点の表を並べて、出願先を一人ずつ決めています。

 

よくある質問|共テで失敗したときの医学部の出願

Q1. 共テが6割台でも、国公立医学部に出願できますか?

出願そのものはできます。ただし点数で足切りする11校は、各大学の配点で66.3%(徳島大学)〜81.1%(奈良県立医科大学)が基準点です。倍率で切る大学は志願者数しだいです。足切りを越えることと合格できることは別なので、合格者の得点は国公立医学部の合格最低点で確かめてください。

Q2. 足切りで落ちたら、検定料は戻りますか?

国立大学では、第1段階選抜で不合格になると検定料17,000円のうち13,000円が返還の対象になります(国立大学等の授業料その他の費用に関する省令)。手続きと期限は大学ごとに違うので、要項で確かめてください。

Q3. 共テで失敗したら、後期に回すべきですか?

後期は13校・314人(2026年度)で、志願倍率は前期の約4倍でした。前期で2次の配点が自分に合う大学を探すのが先で、後期は前期と組み合わせて考えます。

Q4. 共テで失敗した年に、私立を増やしても間に合いますか?

2027年度は15校なら間に合います。締切は1月18日(慶應義塾)から2月1日(獨協医科)までです。残り16校は共テより前に締め切ります。

 

まとめ|共テで失敗したら医学部の出願で押さえる5点

  • 共テの点数で足切りする国公立は11校。基準点は各大学の配点で66.3〜81.1%
  • 自己採点は素点ではなく、志望校の配点に直して比べる
  • 共テの比率は50校で20.0〜90.0%。4割未満の15校のうち5校は点数でも足切りする
  • 私立は15校が共テの翌日以降も出願できる。16校は共テより前に締め切る
  • 共テの失敗を体験記に書いた先輩8人は、3人が国公立・5人が私立の医学部に合格した

今日やることは1つです。志望校の配点表を出して、模試の点を各大学の配点に直してみてください。共テの翌朝に迷わないための準備は、いまからできます。

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本日の記事は以上です。
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◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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