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【2027年度入試】医学部で英検は使えるのか|11大学の使い方と、間に合う日程

2026年09月10日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

「英検を持っていると医学部に有利ですか」という質問を、毎年この時期にたくさん受けます。今日はそれに、私立31校を1校ずつ当たって答えます。

先に、いちばん急ぐ話を書きます。英検の従来型は、2027年度の医学部の年内入試にはもう間に合いません。第2回の申込は2026年9月7日で締め切られました。

「パソコンで受ける英検S-CBTなら、毎週あるのでは」と思った方もいるはずです。そのとおりで、S-CBTは原則として毎週土日に実施されています。ただし申込の締切は受験日のおよそ5〜6週間前、結果が出るのは受験の約4週間後です。9月10日時点で申し込める最も早い回でも、ウェブで結果が見られるのは11月30日。11月1日〜13日に出願する私立医学部の推薦には、結果が間に合いません。

とはいえ「じゃあ意味がないのか」というと、そんなことはありません。持っている人にとっては、はっきり点になる大学があります。福岡大学では共通テストの英語に最大40点が上乗せされますし(出願は12月なので、秋のS-CBTがまだ間に合います)、鹿児島大学では条件を満たすと英語がみなし満点になります。問題は、その仕組みが大学ごとにバラバラで、しかも去年の情報がそのまま使えないことです。

− 医学部で英検って、そもそも使えるの?

− いまから受けて、間に合う日程はあるの?

− 準1級を取れとよく言われるけど、なんで準1級?

− 持ってたら何点もらえるの?

順番に、要項の数字で答えていきます。

 

結論|英語外部試験が使えるのは11大学。ただし使い方が5種類ある

2026年9月10日時点で、大学公式の2027年度(令和9年度)募集要項を確認できた範囲で、英語外部試験が使えるのは私立8校・国公立3校の計11大学です。

医学部で英語外部試験が使える大学の内訳 私立8校 国公立3校 利用なし10校 未確認13校(2026年9月10日時点)
出典:各大学の2027年度(令和9年度)募集要項より太宰府アカデミー集計(2026年9月10日時点)

ここで大事なのは校数よりも、「使える」の中身が大学ごとにまったく違うことです。同じ「英検が使える」でも、持っていないと出願すらできない大学と、数点が上乗せされるだけの大学があります。

使い方の型 何が起きるか
①出願資格 基準が無いと出願できない 大阪医科薬科・順天堂
②みなし満点 英語を満点扱いにする 鹿児島
③得点化・加点 点数に換算して足す 福岡・東京医科・高知
④専用区分 その入試区分が存在する 東京医科
⑤共テ併用 提出+共テ英語の受験が必要 広島

この5つは効き方が違います。①は無いと土俵に上がれない。②は英語が満点で確定する。③は数点の上乗せ。「英検が使える大学一覧」とだけ書かれた表を見ても、自分にとって意味があるかは判断できません。

なお、私立13校はまだ確認できていません(要項が未公開の大学が含まれます)。8校という数字は下限であって、上限ではありません。

 

★英検の日程|従来型は締切済み、S-CBTも推薦の出願には届きません

スコアの比較より先に、時間の話をします。ここが今いちばん実害のあるところです。

従来型(紙の英検)の残り日程

2026年度 申込 一次 二次の結果
第2回 9月7日で締切 10月4日 11月24日
第3回 10/30〜12/14 2027年1月24日 3月16日

※二次の結果は、ウェブで見られる日です。20歳以下(B日程)の日付で、21歳以上(A日程)は第2回が11月17日、第3回が3月9日です。

ポイントは3つあります。

1つめ。2026年度 第2回の申込は、2026年9月7日で締め切られました。

2つめ。仮に第2回に間に合っていたとしても、二次試験の結果が見られるのは11月24日です。英語資格を使う私立医学部の推薦は、出願が11月1日〜13日(大阪医科薬科11/1〜7、関西医科11/1〜11、帝京11/2〜11、東京医科11/2〜13)で、証明書は出願のときに出します。つまり結果が出る前に出願が締め切られます。

3つめ。第3回の一次試験は2027年1月24日。共通テスト(1月16日・17日)より後です。年内入試はとっくに終わっていますし、1月12日に出願が締め切られる福岡大学の共通テスト利用型にも間に合いません。

英検S-CBTは毎週ある。ただし締切は約5〜6週間前、結果は約4週間後

英検S-CBTは、自宅で受けるオンライン試験ではありません。全国のテストセンター(47都道府県・86エリア)に行ってパソコンで受ける英検で、原則として毎週土日に実施されています。1日で4技能を受けられ、級もCSEスコアも従来型と同じ扱いです。

ここまでは良い話です。問題は、締切と結果が出る日です。

受験日(土日) 申込締切 ウェブで結果 成績表が届く
10/17・18 9/4(締切済み) 11/13 11/27
10/24・25 9/10(締切済み) 11/20 12/4
10/31・11/1 9/18 11/30 12/11
11/7・8 9/30 12/4 12/17
11/14・15 10/6 12/11 12/24
11/21・22 10/14 12/18 1/7
11/28・29 10/21 12/24 1/14

※2026年度第2回(8〜11月実施)の土日。締切は各日10:00まで(コンビニ・ATM払いは4日前の23:59まで)。準1級は土日のみの実施で、会場によっては実施のない週があります。

表のとおり、申込の締切は受験日のおよそ5〜6週間前ウェブで結果が見られるのは受験の約4週間後、成績表が届くのはさらに2〜3週間後です。9月10日時点で申し込める最も早い土日は10月31日・11月1日(締切9月18日)で、結果は11月30日。推薦の出願(11月13日まで)には届きません。

しかも、ウェブの結果画面では足りない大学があります。関西医科大学の要項は「Webページの印刷物を成績証明書として使用することはできません」と明記しています。逆算するなら「結果が見られる日」ではなく「証明書が手元に届く日」からです(帝京は英検のデジタル証明書を印刷したものも認めています)。

S-CBTには、ほかにも知っておきたい決まりがあります。同じ級を8〜11月の間に最大3回まで受けられること(従来型との併願も可)。申込は先着順なので、席が埋まることもあります。そして2026年4月から、顔写真付き身分証明書の原本を当日持参することが必須になりました。忘れて期限までに提出できないと「認証失格」となり、成績は無効です。

では、いまから何なら間に合うのか

志望校の出願時期で、答えが2つに分かれます。

①福岡大学の共通テスト利用型(Ⅰ期)なら、S-CBTはまだ間に合います。出願は12月18日〜1月12日です。紙の成績表が1月12日より前に届くのは、11月21日・22日の回まで(成績表の到着予定は1月7日)。どの書類を出すかは、9月中旬に公開予定の入学試験要項で確かめてください。

②11月に出願する私立の推薦は、英検ではもう間に合いません。英検にこだわらないなら、IELTS(コンピューター版)は結果が試験日から通常1〜5日後に出ます(日本英語検定協会の案内)。CEFR B2の線はIELTS 5.5、大阪医科薬科の出願資格なら4.0です。ただし自宅で受けるIELTS Onlineは、順天堂・関西医科・福岡では使えません。試験の形式が英検と違うので、ぶっつけで受けるのはおすすめしません。空席や証明書の出し方は、志望校の要項と試験の公式サイトで必ず確認してください。

国公立の3大学(鹿児島・広島・高知)も、出願期間と「証明書が届く日」を同じように突き合わせてください。

 

私立で使えるのは8校|東京医科は専用の入試区分まである

確認できた私立8校は、東京医科・順天堂・帝京・関西医科・大阪医科薬科・福岡・愛知医科・藤田医科です。

このうち東京医科大学は、英語外部試験のための入試区分そのものを持っています(学校推薦型選抜〔英語検定試験利用〕・募集3名以内)。確認できた範囲では、私立医学部で唯一です。

東京医科大学 学校推薦型選抜(英語検定試験利用)の英検CSEスコア別の得点換算 24点から0点まで
出典:東京医科大学 2027年度 学校推薦型選抜(英語検定試験利用)募集要項の得点換算表

この換算表が示しているものは、なかなか厳しい事実です。出願資格はCEFR B1以上ですが、B1の下の帯(英検CSE1950〜2124)は0点。つまり出願はできるけれど、英語では1点も入らない。出願資格を満たすことと、点になることは別だということが、そのまま表になっています。

得点 英検CSE IELTS TOEFL iBT
24点 2600〜 7.0〜 95〜
18点 2450〜2599 6.0〜6.5 84〜94
12点 2300〜2449 5.5 72〜83
6点 2125〜2299 5.0 57〜71
0点 1950〜2124 4.0〜4.5 42〜56

合計172点のうち英語は24点で、割合にすると14.0%。ただしこの区分には仕掛けがあって、同点だったときに最初に見られるのが英語のスコアです(①英語→②基礎学力検査→③面接→④小論文の順)。配点以上に効く場面があります。

他の大学も見ておきます。関西医科大学は、TOEICを出願資格として使える私立医学部です(特色選抜「英語型」・L&RとS&Wの合算で1,560点以上。S&Wは2.5倍して合算)。ただしIPテストは使えません。TOEICそのものは、福岡(共通テスト利用型の加点)と愛知医科(国際バカロレア選抜の提出書類)でも使えます。

帝京大学は注意が要ります。大学全体には「英語外部試験利用制度」があって他学部には「10点加点」などと書かれているのですが、医学部の欄には点数が書かれていません。原文は「医学部においては、合否判定の際に考慮します」。しかも対象は学校推薦型(公募制)だけで、一般選抜も共通テスト利用も対象外です。

 

★福岡大学は共通テストの英語に最大40点が上乗せされます

ここは九州の受験生に直接関係するので、独立して書きます。

私立医学部で、一般選抜の枠で英語外部試験が効くのは、確認できた範囲で福岡大学だけです。共通テスト利用型(Ⅰ期)が対象で、共通テストの英語の得点に加点されます。

福岡大学 医学部 共通テスト利用型Ⅰ期の英語加点 英検準1級・1級合格で40点 2級合格で20点
出典:福岡大学 入試ガイド2027「英語の資格・検定試験活用制度」(2027年度入試)

英検はスコアではなく級で判定します。準1級・1級に合格していれば40点、2級合格なら20点です。ほかの試験はスコアで決まり、IELTSなら5.5以上で40点、4.0〜5.0で20点。リーディングを160点満点・リスニングを40点満点に換算したうえで加点し、加点後の英語は200点が上限です。もともと英語が高得点の人は、満点で頭打ちになります。

加点 英検 IELTS TOEIC
40点 準1級・1級合格 5.5以上 1095以上
20点 2級合格 4.0〜5.0 790〜1090

※英検は級の合格で判定します。TOEICはL&RとS&Wの合算で、IPテストは使えません。

40点の線は、GTEC 1180・TEAP 309・TOEFL iBT 72(新スコア4)・ケンブリッジ160でも同じです。条件がいくつかあります。2024年4月実施以降に4技能すべてを受験していること。GTECはオフィシャルスコアのみ。TOEFL iBT Home Edition・IELTS Online・Linguaskill(ケンブリッジの4技能CBT)は使えません。逆に、共通テストで英語以外の外国語を選んだ場合でも利用できます。

医学科の共通テスト利用型(Ⅰ期)は募集10名。出願は12月18日〜1月12日で、一次が共通テスト700点満点、二次が面接50点、二次の合格発表は2月23日です。証明書は出願書類として出すので、11月21・22日の回までのS-CBTなら、成績表がまだ間に合う計算です(日程は前の章の表のとおり)。準1級に合格している九州の受験生にとって、ここは実質的に持ち点が増える枠だと考えていいと思います。

 

国公立で使えるのは3大学だけ|しかも全部が推薦・総合型

国公立は、確認できた範囲で鹿児島・広島・高知の3大学だけです。

大学 選抜 内容
鹿児島 学校推薦型Ⅱ みなし満点 共テ英語のR・Lそれぞれ80%以上で満点扱い
広島 学校推薦型Ⅱ型 共テ併用 B2以上+共テ英語の受験が必要
高知 総合型Ⅰ 得点化 CEFR換算で得点化。共テを課さない
高知 学校推薦型Ⅱ 得点化 同上(共テ6教科8科目と併用)

鹿児島大学の「みなし満点」は、この中でいちばん効き方が大きい仕組みです。共通テスト英語のリーディング・リスニングそれぞれについて、得点率80%以上のものが満点扱いになります。対象のスコアは2024〜2026年度実施分で、出願時までに取得したものに限られます。

広島大学は、CEFR B2以上のスコアを提出したうえで共通テストの英語も受験していることが条件です。提出だけでは足りません。

高知大学は総合型選抜Ⅰが共通テストを課さないので、英語外部試験の比重が相対的に大きくなります。

3大学に共通しているのは、すべて推薦・総合型だということです。国公立の一般選抜(前期・後期)で英語外部試験が効く医学科は、確認できた範囲ではありません。

 

★TEAP CBTは、私立でも国公立でも使えなくなりました

去年の一覧表を持っている方は、ここを必ず直してください。

TEAP CBTは2024年度で試験の実施が終了しており、成績表の有効期限も2026年3月31日で切れています。その結果、2027年度入試では使えません。順天堂大学の要項が、この理由をそのまま書いています。

ややこしいのが大阪医科薬科大学です。2025年10月に出た「令和9年度入試の変更点(予告)」の表からはTEAP CBTが消えていましたが、2026年9月10日に公開された要項本体の表には「TEAP CBT 420以上」が残っています。ただし要項は同時に「有効期限内の証明書」を求めているので、条件を満たすTEAP CBTのスコアはもうありません。表に載っていても使えない、ということです。

広島大学は、令和9年度からTEAP CBTを指定試験のリストから外しました。表から消えていても、残っていても、TEAP CBTは2027年度入試では使えないと考えてください。

大阪医科薬科ではもう1つ変更があります。GTECが「CBTタイプ」に限定されました。GTECの別タイプで出そうとしていた人は、2027年度は出願できません。スコアは「原則として2024年4月1日以降に受験し、有効期限内のもの」が対象です。

TOEFL iBTにも変更があります。2026年1月21日にスコアの物差しが1〜6のスケールに変わりました。「72点」と「4.0」は同じ水準を指します。受験日で新旧が分かれるので、古い成績を出すときは要項の書き方を確認してください。

 

なぜ「準1級」なのか|基準はCEFR B2の一本線でした

「医学部を狙うなら英検準1級」とよく言われます。この理由が、要項を並べるとはっきりします。

試験 共通ライン 備考
英検 CSE 2300〜2304 順天堂・帝京は2304、関西医科・東京医科は2300。福岡は準1級合格で判定
GTEC 1180 CBTタイプに限る大学あり
IELTS 5.5 Academic。自宅受験のIELTS Onlineは不可の大学あり
TEAP(4技能) 309 TEAP CBTは使えない
TOEFL iBT 72(新4.0) 2026年1月21日にスケール変更
ケンブリッジ 160

東京医科・順天堂・関西医科・帝京・福岡の5校で、ほぼこの組み合わせがそろいます(英検だけは大学によって2300と2304に分かれ、福岡は級の合格で判定します)。国公立の鹿児島大・広島大も同じ線です。

なぜそろうのか。東京医科の換算表がそれを明かしています。この組み合わせは、CEFRのB2の下端そのものです。大学がそれぞれ独自に決めた基準ではなく、共通のものさしを借りているだけでした。

つまり「準1級を取れ」の本当の意味は、「CEFR B2に乗れ」ということです。英検にこだわる必要はなく、B2に届く試験ならどれでもいい。ちなみに英検準1級の合格ラインは、一次1792点+二次512点=CSE 2304。一次・二次を同じ回で受けて準1級に合格していれば、4技能の合計は必ず2304以上になります。逆に、合否ではなくスコアで判定する大学なら、準1級に届かなかった回でも2304以上なら使えることがあります(帝京は「準1級以上の受験者」に限ります)。

 

太宰府アカデミーの視点|9月にいる受験生が今できること

この記事を9月に読んでいる方に、実務的な話を3つ。

1つめ。いまスコアを持っていないなら、英語外部試験を志望校選びの理由にしないほうがいいです。11月に出願する推薦には、英検はもう間に合いません。例外は福岡大学の共通テスト利用型で、秋のS-CBTならまだ届きます。ただそれも「学科の勉強時間を削ってでも取りに行く価値があるか」という別の判断になります。使えるのは11大学、そのうち一般選抜で効くのは福岡大学だけ、という規模感で考えてください。

2つめ。すでに持っている方は、成績表の「数字」と「受け方」を確認してください。準1級に一次・二次とも同じ回で合格していれば、スコアの心配はありません。気をつけたいのは2つのケースです。準1級に届かなかった回のスコアを持っている人は、スコアで判定する大学なら使える可能性があります(東京医科なら2300以上で12点)。一次免除で二次だけ受けて合格した人は、同じ回の4技能スコアがそろっていないので、使えるか大学に確認してください(関西医科は「異なる実施回の各技能のスコアを組み合わせることはできない」と明記しています)。

3つめ。有効期限を見てください。「出願受付開始日から遡って2年以内」(順天堂・関西医科)、「2024年4月1日以降に受験」(帝京の英検・GTEC)など、大学ごとに切り方が違います。高1・高2で取ったスコアは、切れている可能性があります。

そのうえで、九州の受験生には1つだけ強く言いたいことがあります。英検準1級に合格している(またはIELTS 5.5などB2相当を持っている)なら、福岡大学の共通テスト利用型(Ⅰ期)は必ず検討してください。共通テストの英語に最大40点が上乗せされる枠は、確認できた範囲で私立医学部に他にありません。2級合格でも20点です。

 

この記事の限界を正直に書いておきます

この記事は2026年9月8日に公開し、9月10日に英検S-CBTの日程と、新しく出た大学の要項を反映して更新しました。各大学の公式サイト・募集要項から確認できた範囲でまとめています。

私立13校は、まだ確認できていません。岩手医科・埼玉医科・慶應義塾・東京慈恵会医科・日本・日本医科・北里・聖マリアンナ医科・金沢医科・兵庫医科・川崎医科・杏林・東邦の13校です。このうち岩手医科は、大学が「9月中に公開予定」と明記しています。「使えない」のではなく「まだ確認できていない」という意味です。なお近畿大学は9月10日に要項で確認し、大学の英語外部試験利用制度は医学部を対象外としていました。

国公立についても、確認できたのは3大学だけで、50校すべてを当たったわけではありません。他にもある可能性が高いと考えています。

英検S-CBTの12月以降の回は、この記事の更新時点ではまだ日程が出ていません。出願前に、必ず志望校の最新の募集要項と、試験実施団体の公式サイトでご確認ください。

 

医学部と英語外部試験のよくある質問

Q1. 英検2級では意味がないですか?
A. 多くの大学の基準はCEFR B2(英検CSE2300〜2304=準1級の合格ライン)なので、2級だと届かないことが多いです。ただし福岡大学は2級合格で20点の加点があり、大阪医科薬科の出願資格はCSE1980以上(2級の合格ラインと同じ)です。2級でも効く大学があります。

Q2. 準1級に合格していれば大丈夫ですか?
A. 一次・二次を同じ回で受けて合格していれば、CSEスコアは必ず2304以上なので、スコアの基準は満たします(合格ラインが一次1792+二次512=2304のため)。確認すべきは有効期限と、一次免除で合格した場合の扱いです。

Q3. 一般選抜でも使えますか?
A. 確認できた範囲では、私立で一般選抜の枠に効くのは福岡大学の共通テスト利用型だけです。国公立の3大学もすべて推薦・総合型です。ほとんどは推薦・総合型・帰国生・国際バカロレアの枠で使われます。

Q4. いまから取って間に合いますか?
A. 志望校の出願時期しだいです。11月に出願する私立の推薦には、英検はもう間に合いません(従来型は締切済み、S-CBTも9月10日時点で最短の回の結果が11月30日)。12月18日〜1月12日に出願する福岡大学の共通テスト利用型なら、11月21・22日までのS-CBTで成績表が間に合う計算です。英検以外では、IELTS(コンピューター版)が試験日から通常1〜5日で結果が出ます。

 

まとめ|医学部と英語外部試験で押さえる4つ

  • 使えるのは確認できた範囲で11大学(私立8・国公立3)。ただし私立13校が未確認で、8校は下限
  • 使い方は5種類。出願資格・みなし満点・得点化・専用区分・共テ併用で、効き方がまったく違う
  • 英検の従来型はもう間に合わない。毎週あるS-CBTも締切は約5〜6週間前・結果は約4週間後で、11月出願の推薦には届かない(福岡大の共テ利用なら間に合う)
  • 基準はCEFR B2の一本線。「準1級を取れ」の意味は「B2に乗れ」。TEAP CBTは表に載っていても使えない

英語外部試験は、持っている人にとっては確実な武器です。ただ、いまゼロから取りに行くには時期が遅い。この記事が「取るべきか、学科に集中すべきか」を決める材料になればと思って書きました。

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本日の記事は以上です。
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◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

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