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【2020】全医学部の進級・卒試・国試合格率ランキング表

2020年09月28日 更新

 

こんにちは、総務の後藤です。

- 最近、医学部の「進級・卒業」って難しくなってきてるの?

と気になっている受験生に向けて、本日のブログを書いていきます。
昨年度に書いたブログと結論が同じなので、ショートカットしてお伝えします(   ¯꒳¯ )b✧


【結論】

今後も医大の進学・卒業は難化傾向

【理由】

日本の医学教育は「グローバルスタンダード(世界標準)」に移行

以前の医大生への負荷
「知識(大)+現場体験(臨床)(中)

現在の医大生への負荷
「知識(大)+現場体験(臨床)(大)

【具体例】

2019年度の全医学部の6年間ストレート卒業率は、84.9%
2020年度の全医学部の6年間ストレート卒業率は、83.9%
→ 6年間ストレートの卒業率 −1%

では、前置きが長くなりましたが、本題の全医学部の進級・卒試・国試合格率ランキング表をお伝えします。

 

全医学部の進級・卒試・国試合格率ランキング

 

文部科学省のデータを元に、全医学部医学科の進級・卒業・国試合格率のランキング表を作成しました。

まず、進級率・卒業率・国試合格率について、簡単にご説明します。

 

〜 進級率 〜
1年生〜6年生まで、1度も留年しなかった人の割合

〜 卒業率 〜
上記の医大生が卒業試験に合格した割合

〜 国試合格率 〜
卒業試験に合格した人が、医師国家試験に合格した割合

このランキング表は「卒業率」を基準に並び替えしています。

国立:赤公立:緑私立:青

 

出典:文部科学省 医学教育課 資料

− 全医学部 −

卒業最低年限(6年間)での卒業率ランキング

(1度も留年をせず、卒業試験を合格する確率)

【トップランキング】

1位 大分大学 100.0%
1位 東邦大学 100.0%
3位 愛媛大学 99.0%
4位 和歌⼭県⽴医科⼤学 97.6%
5位 順天堂大学 96.1%
6位 三重大学 96.0%
7位 名古屋大学 95.7%
8位 浜松医科大学 94.2%
9位 札幌医科大学 92.7%
9位 自治医科大学 92.7%

昨年度の卒業率ランキングでは、
大分大学 → 52位、東邦大学 → 76位(ワースト4位)
でしたが、今年度は2校とも、同率1位です。

6年前に入学した生徒の全員(100%)が
6年後に1人も欠けることなく進級し、
卒業試験に合格って、本当にすごいことですね。

【ワーストランキング】

1位 帝京大学 65.0%
2位 川崎医科大学 65.8%
3位 島根大学 67.9%
4位 杏林⼤学 68.4%
5位 日本大学 68.5%
6位 徳島大学 72.8%
7位 福岡大学 74.5%
7位 近畿大学 74.5%
9位 岩手医科大学 74.6%
10位 ⼭梨⼤学 75.2%

帝京大学は3年間連続ワースト1位という結果になりました。
卒業率が同じぐらいの川崎医科大学と違うことは、医師国家試験の合格率です。

川崎医大の合格率が99.0%に対し、帝京大の合格率は86.2%です。

卒業生から川崎医科大学の卒業試験の問題は、「医師国家試験より難しい問題が出題される…。」という話を聞いたことがあるので、国試合格率の数字に納得できました。

 

私立医学部の進級・卒試・国試合格率ランキング

 

− 私立医学部 −

卒業最低年限(6年間)での卒業率ランキング

(1度も留年をせず、卒業試験を合格する確率)

【トップランキング】

1位 東邦大学 100.0%
2位 順天堂大学 96.1%
3位 自治医科大学 92.7%
4位 東京⼥⼦医科⼤学 92.0%
5位 獨協医科大学 91.7%
6位 久留⽶⼤学 90.4%
7位 慶應義塾大学 90.3%
8位 東京慈恵会医科大学 90.1%
9位 ⾦沢医科⼤学 84.3%
10位 藤田医科大学 83.6%

ランキング表に赤文字で記載した大学は、大学合格難易度に対して、進級率や卒業率が良い大学です。
(1位)東邦大学、(4位)東京⼥⼦医科⼤学、(5位)獨協医科大学、(6位)久留⽶⼤学、(9位)⾦沢医科⼤学

昨年度、1位だった東京女子医科大学の教育水準やサポート体制は素晴らしいようですね。
一般的に男性と比較し、女性の方が留年率は低い(男性74%:女性26%)という統計結果が出ています。
女性の方が真面目でコツコツ勉強する人が多いのかもしれませんね。

【ワーストランキング】

1位 帝京大学 65.0%
2位 川崎医科大学 65.8%
3位 杏林⼤学 68.4%
4位 日本大学 68.5%
5位 福岡大学 74.5%
5位 近畿大学 74.5%
7位 岩手医科大学 74.6%
8位 聖マリアンナ医科大学 75.7%
9位 東海大学 76.5%
10位 日本医科大学 77.2%

ランキング表に青文字で記載した大学は、大学合格難易度に対して、進級率や卒業率が悪い大学です。
(3位)杏林⼤学、(4位)日本大学、(5位)福岡大学、(5位)近畿大学、(10位)日本医科大学

日本大学、近畿大学、日本医科大学は、ほぼ昨年度と同じ順位です。
日本医科大学では、入学難易度に比べ留年者が多い印象でしたが、
2019年に「仮進級制度」がつくられたため、留年者が減少しているようです。

 

国公立医学部の進級・卒試・国試合格率ランキング

− 国公立医学部 −

卒業最低年限(6年間)での卒業率ランキング

(1度も留年をせず、卒業試験を合格する確率)

【トップランキング】

1位 大分大学 100.0%
2位 愛媛大学 99.0%
3位 和歌⼭県⽴医科⼤学 97.6%
4位 三重大学 96.0%
5位 名古屋大学 95.7%
6位 浜松医科大学 94.2%
7位 札幌医科大学 92.7%
8位 神⼾⼤学 92.3%
9位 東京大学 92.0%
10位 ⿅児島⼤学 91.5%

【ワーストランキング】

1位 島根大学 67.9%
2位 徳島大学 72.8%
3位 ⼭梨⼤学 75.2%
4位 滋賀医科大学 76.1%
5位 高知大学 76.5%
6位 群馬大学 77.2%
7位 鳥取大学 78.2%
8位 琉球⼤学 78.6%
9位 奈良県⽴医科⼤学 79.3%
9位 熊本大学 79.3%

僕個人は国公立医学部の大学については、あまりわからないので省略します。笑

 

さいごに

 

昨年度の国公立医学部志願者は大きく減少しましたが、それでも僕は、今後も医学部人気は全く落ちないと思っています。

昨年度の国立医志願者が減少した要因の一つは「センター試験」が、2021年度より「共通テスト」に移行するので、安定志向に動いた人が多くなった。と予想できます。

僕は少子化のご時世を考えると、むしろ人気は上昇していると思っています。

 

今後も医師が人気な根拠としては社会的なステータスが高いことと、

もう一つ人気が落ちない理由で、一番わかりやすい指標は、年収です。

給与所得者  :年収 約360万円(中央値)

医師(副業含):年収 約 1700万円(中央値)

給与所得者の約5倍です。

さらに、安定した仕事は経済が不安定なればなるほど、その価値は上昇します。

 

しかし、良い話だけではなく、医師はとても厳しい職業のようです。

この話は本題とはズレるので、また機会があったらお伝えします。

 

ここまでの話をまとめると・・・

中長期的な視点で見ると、これからも医学部人気は衰えず、医学部に入学することも、医学部を卒業することも、国家試験に合格することも、徐々に難しくなってくるので「覚悟」を決め、1年でも早く医大に入学し、医師なることを目指しましょう!

ってことが伝えたかっただけです。話が長くなりましたが。笑

 

今、あなたが本気で頑張った経験は、今後の人生でとても大きな経験値になると思います。

そして、頑張るか、頑張らないか、決めるのは他でもない「自分」です。

どうせ、一回しかない人生なので、思いっきり生きたって心から言える人生がいいと思いませんか?

 

今を思いっきり生きるって、何より大切なことですよね。

 

では、本日のブログは以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

総務 後藤 登