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「やる気」という概念は存在しません。【東京大学 脳科学者】集中できない時の対処法

2019年12月28日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

最近、ブログの更新を怠っていた僕の心に「ぐさっ」と刺さった記事があったで、ご紹介させていただきます。東京大学教授の脳研究者である池谷裕二先生の「やる気」についてのインタビュー記事を見つけました。

 

「ブログ前半では、インタビュー記事の内容について」

「ブログ後半では、集中できない時に対処法について」

書いていこうと思います。

 

 

― 受験直前なのにやる気が出ない…。

― 誰か、僕のやる気スイッチを押してください。

― ブログを書く気が起こらない。(僕)

 

 

という受験生や社会人の方に朗報です。

 

 

以下は引用です。池谷先生曰く、

                                          

「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構なんですよ。人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。だから、面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいんです。「やる気を出すにはどうすれば…」と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。

                                          

「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」

 

 

「ぐさっ」

 

…だそうです(゚ω゚;)

行動を起こさずに「やる気」が出ることはなんてことは無い、ということですね。

 

 

「とにかく行動を起こすことが大事」

というのは、よく分かりました。

 

 

でも、目の前のことに集中できない時はありますよね?

 

 

そんな時に使えそうな「集中できない時」の対処法を3つご紹介したいと思います。

 

 

集中できない時の対処法①

 

「ミカンを頭の上に置き、30秒間ミカンに集中する」

 

ミカンで無くてもいいです(笑)これも池谷先生もインタビュー記事にありましたので、詳しくは上記のURLをクリックしてください。実際に僕も、このブログを書くときに携帯を乗っけてやってみましたが、スラスラ書くことできたのでおススメです!

 

 

集中できない時の対処法②

 

「必要がない情報を入れない努力をする」

 

 

現代社会で意識が分散する原因の一つは「必要がない情報」が溢れかえっていることだと思います。

 

例えば、テレビで

「福岡県の○○市で交通事故があり、2名が重症、病院で手当てを受けています。」

確かに当事者の家族・友人だったら、心配ですし、一大事です。

でも、自分に関係ある話って、ほとんどありませんよね。

他にも「東京のこのお店が美味しい」とか「芸能人のスキャンダル」とか、

それって、本当に自分に必要な情報でしょうか。

 

 

SNSは、この最たる例だと思います。

TwitterやInstagramなどで、よくわからない投稿を見るだけでも、そのたび脳のエネルギーを使い、その後の判断を鈍らせてしまいます。前のブログで「人は1日9000回も判断し、“決断疲れ”を起こしている」というブログを書きましたので、詳しくはコチラの記事をご覧ください。

 

 

つまり、情報を見たり、聞いたりするときは「その情報は自分に必要なのか?」自問自答する必要があります。そして、必要のない情報をどんどんシャットアウトしていきましょう。

例えば、アプリをアンインストールしたり、テレビ、ラジオを消したり、方法はいくらでもあります。“情報を入れない努力”をしたら、あなたが本当に集中したいことに没頭できるようになるかもしれません。

 

 

集中できない時の対処法③

 

「集中したい時は、スマホの電源off。」

 

“ディープ・ワーク” という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

ディープ・ワークとは、

「気が散るものだらけの世界で、大事なことだけに集中する科学的方法」です。

最近、よく目にする言葉ですね。

 

 

その一つの方法として、集中したい時のスマホ電源は切りましょう。

なぜなら、通知音がなるたびに携帯を手にとってしまい、集中力を切れてしまうからです。

そして最終的には、何度か携帯を手に取った後、いつの間にかLINEで返信を返していたり、動画を見てしまったりで、完全に違うことをしてしまいます。

 

なので集中したい時は、携帯の電源は切った方が効率的な学習をすることができます。

 

では、本日の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

総務/広報 後藤 登

 


◆太宰府アカデミーの自己PR

本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/好きな言葉:為せば成る/夢:日本一の医学部入試情報サイトを運営すること/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて9年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記にてお待ちしています。

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