こんにちは、総務の後藤です。今回のブログを一言でいうと「努力は大事だよ!」っていう話をします(*・ω・) 3分ほどで読むことができますので、お付き合いいただけると嬉しいです!
学生(浪人)時代に受験勉強や部活のハードなトレーニングなど、全力で頑張ったことは今後の人生において、大きな経験値となります。しかし、それで「終わり」では意味が薄れます。燃え尽きてはダメです!その努力した経験が、むしろ「始まり」です。
― なぜ、そう考える必要があるのか?
世界の急速な変化に伴い、「個々の成長が求められる時代」がくるからです。なので、自分が現状維持をしていると、周りが成長しているので、結果的には衰退していることになります。経団連の中西会長や、トヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用」「年功序列」の崩壊を示唆しています。今までの「高校・大学」⇒「就職」⇒「退職」⇒「老後」という流れにのれる人は、一握りの人だけしか送ることはできません。
では、これからどう世の中が変わっていくのでしょうか。そのあたりについて、少しご説明できればと思います。
身近な話でいうと来年、携帯などで使用される通信システムが「4G」から「5G」となる予定ですが、今の通信速度の100倍になるそうです。「5G」では、2時間の動画をなんと3秒でダウンロードできます!
― それで何か変わるの?
と、思う方もいると思いますので、「できること」を箇条書きします。
・遠隔操作
(遠隔治療、遠隔運転「危険な地域での救済支援など」)
・家で東京オリンピックを「リアルタイム」+「間近」で観戦
(VR、MR利用。本当に楽しみです!)
・より安全な自動運転
(AIが瞬時に対応。緊急ブレーキシステム、ハンドルサポート)
・離れた場所で楽器のセッション
(ズレがほとんどない)
医療従事者の方は、「遠隔治療」に興味があるのではないでしょうか。これによって、「医師の給料が上限なく跳ね上がる」という見方をしている人もいます。理由は、ある人がある分野の第一人者だった場合、「いくら出してもその人に治療してもらいたい」という人が世界各国にいるからです。しかも、地球の裏側に患者さんがいる場合でも、施設さえ整っていれば、すぐに治療を行うことができます。そうなった場合、英語が流ちょうに話せる方は重宝されそうですね。
地方の医師不足も、もしかすると改善されるかもしれません。これから医師がフリーランスで働くことが増えていきそうですね。
急速に世の中が変化する理由として、孫正義さんがこんなことを言われていました。
1990年から現在までの30年間にコンピューターの「CPU(演算速度)」「メモリ容量」「通信速度」はそれぞれ約100万倍になった。そして、これからの30年間でそれぞれがさらに100万倍ずつに伸びていくだろう。
出典 ソフトバンクG決算説明会 2018 (動画1:10:00あたり)
他にも、アジア新興国の急成長、ITインフラ整備、AI、グローバル化による影響で、5年、10年のスパンで「常識」が変わる世の中です。Googleで検索をすれば、誰もが世界最高峰の知に触れることもできます。日経新聞社の調査によると、5割の上場企業が副業を認め、アメリカのフリーランス人口が4割、それに従い日本のフリーランス人口も急増するでしょう。どんどん時代は変化しています。
こんなことを言ったらお叱りを受けるかもしれませんが、高度経済成長期やバブルの時代は、仕事量をこなすだけ、他国のビジネスモデルをマネするだけで伸びてきたのかもしれませんが、それは日本経済全体が伸びているからであって、今後の日本ではうまくいくとは思えません。もちろん時代にあった素晴らしいことですし、それが今の日本の基盤となったことは間違いありません。しかし、これからは少子化の影響で、90年後の日本の人口は4286万人(※)、全盛期の人口から3分の1(うち高齢者4割)と予測データがでています。
こんな状況でどこに「安泰」はあるのでしょうか?
「有名大学に入学したから安泰」
「公務員になれたから安泰」
「一流企業に入社できたから安泰」
それは「今までの話」です。
人生の安定は「挑戦」から生まれると思っています。
こんな今だからこそ、何かの目標を目指し、努力し、
成長し続けることが最も大切だと私は思っています。
…少し話が飛躍しすぎたので、元に戻しますと。笑
今、みなさんが受験勉強を一生懸命頑張っていることは、「努力している経験」自体が本当に素晴らしいことなんです。勉強法を模索したり、大学の傾向や対策を練ったり、日々試行錯誤し、学力を上げた(成果に繋がった)経験こそ、次のステップで活かすことができます。それは、必ず未来の自分に色々な意味でつながってくるので、安心して突き進んでください^^
最後に、本田圭佑選手の大好きな言葉をご紹介します。
(この言葉を聞いて、ファンになりました)
「成功にとらわれるな、成長にとらわれろ」
僕が言っているのは、努力しても成功できるとは限らないです。実際に頑張っても成功できない人は山のようにいます。僕もそうです。でも、「その時に違うもののせいにしてはいけない」というのがまず一点。僕が努力に裏切られたことが無いっていうのは何を意味しているのかというと、努力した時に絶対成長してるんです、100%。これは全人類に当てはまる大切なこと。成長で喜ばんとダメなんです。「成長」の先に「成功」があるんです。
…だそうです。なんか心に染みませんか?
僕はいろいろと気付くのが遅れましたが、
受験生のみなさんも1日も無駄にせず、
生涯を通じて向上心を忘れず、
「今」できる最善の努力をして、
ここで一緒に成長していきましょう^^
本日のブログは以上です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(総務 後藤 登)