こんにちは、総務の後藤です。
僕は予備校に勤めて今年で7年目になります。今までの生徒を見ていて「もったないなぁ」と思うことが、たまにありました。具体的には、受動的な勉強をしている人や「勉強してやっている」と思っている人です。人生の浪費ほど、もったいないことはありません。今回のブログでは「意識改革」といったら、偉そうに聞こえてしまいますが、【合格に近づくマインド】についてご紹介できればと思っています。
目次
僕は、この孫正義さんの言葉に心を打たれました。
志高く。人生一回しかない。
皆さんが登りたい山を、自分が登りたい山を決めて欲しい。これで人生の半分が決まる。自分の人生を何にかけたいのか、心に決めて欲しい。遅くなりすぎると、残された人生の年限が少ないと、実現できる可能性がその分減る。早く志を持った者は強い。自分の人生を無駄にしない。是非、皆さん一回しかない人生を無駄にしないでください。
生徒の皆さんは、太宰府アカデミーに入学した時にはすでに登りたい山を決めてきている。そのことについて、僕は心から尊敬しています。自分が18歳の時なんて、ただ敷かれたレールを何も考えずに走っている鈍行列車のようだったので…
逆に言えば、行動が伴っていない人は心から決め切れていない、ということです。それを誰かのせいにしている人は、今すぐその考え方を捨てるべきかもしれません。それはただの甘えです。自分の全ての意志決定は自己責任です。そう思わないと成長はありません。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
これは、ヒンズー教の教えとも、ガンジーの教えとも、マーガレット・サッチャーの格言とも、ウィリアム・ジェームズ(心理学者)の格言とも言われている言葉で、元プロ野球選手の松井選手の座右の銘です。これだけたくさんの人が影響を受けていることから、「真理」と呼べる言葉なのかもしれません。
「理想の自分を目指すために何をしなくてはいけないのか?」
何よりも先に、「心」を変える必要があります。
全てはそこから始まります。
「でも、運命は決まっているもので、変えることなんてできないでしょ?」
という人は、そのイメージの枠内に収まってしまいます。少し前のブログでも、お伝えしましたが、マイナスイメージはその人の設計図となってしまいます。
「今は偏差値30後半でも、将来絶対医者になって自分の手で病気に苦しむ人たちを救うんだ!」
と、心に決めている人に雑音は届きません。僕も偉そうなことは言えませんが、この言葉の意味が少し分かるようになってきました。
メンタリストのDAIGOさんが言っていましたが、受動的な勉強は科学的に効率が悪いことが証明されているそうです。受動的な勉強とは、ただ教科書を読んでいるだけ、ただ単語帳を眺めているだけ、分からないことをそのままにする、などがあげられると思います。
「なぜ知識が頭に入ってこないのか?」
それは全てアウトプットを前提として勉強していないためです。
例えば、授業に体調不良で欠席する生徒がいるとします。その生徒に「今回の授業内容は僕がしっかり聞いて、○○さんに伝えるから、安心して」と言ったら、一語一句もらさないつもりで、必死に授業を受けますよね。
「教科書を読んだ後は、必ずその分野の問題を解いてみる」とかも、良いと思います。
講師から「ちゃんと理解した?」と聞かれて、本当はまだ曖昧だけど「大丈夫です!」と答えてしまったら、もはや何のために予備校にいるのか分かりませんよね。
つまり、何がお伝えしたいかというと
何か明確な目標を持って、正しい方向に努力をしないとあんまり成績変わりませんよ
…っていうことです。
あなたの目的が「医師になること」だとします。その目的を達成するのは、細分化された目標の数々を具体的にイメージし実行できる人だと思います。着実に、加速度的に、成長すると思っています。
できないことができるようになるから、人は成長します。
できないことを「恥ずかしい」と思った方が、「恥ずかしい」です。
できないことは当たり前。
だったら、自分が理解できるまでとことん質問をして、今ある環境を最大限利用して合格を勝ち取りましょう٩(๑•̀ω•́๑)۶
まとめの前に、Amazonの創設者であるジョフ・ベゾスさんが母校の卒業式スピーチの最後にこんなことを語られています。
80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとしましょう。その時に一番心に残っていることは、あなたが下した数々の決断であると信じています。あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が「あなた」を作っています。あなただけの道を切り開いてください。
今回のブログをまとめると
【合格に近づくマインド】について
● まず、登りたい山を決める
➡ 行動が伴っていない人は決め切れていない
● 自分の全ての意志決定は自己責任
➡ 人(親含)のせいにしたら、成長はしない
● 心を決めたら行動が変わり、最終的には人生が変わる
➡ マイナスもプラスも「イメージ」はその人の設計図。
【勉強】について
● 受動的な勉強はやめて、アウトプットを前提とした勉強に切り替える
➡ 脳は「必要がない」と判断した知識から消去するから
● 「目的」を達成するには、細分化された「目標」を決め、行動すること
● できないことをできるようになることが「成長」
本日のブログは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
(総務 後藤 登)