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雑学・その他

絶対にミスをしない人の脳の習慣 樺沢紫苑(精神科医)

2017年11月10日 更新

 

「自習時間にやると決めた内容が終わらず、結局翌日に持ち越し・・・。」 

 

「模試の翌日、間違い箇所を解き直したらスラスラ解けた・・・何でだろう。」

 

「睡眠時間が足りなくて、ぼーっとしていた。本来の力ならこの問題は絶対解けたのに・・・。」

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受験生の皆さんはこんな経験ありますよね。

現在、私は 『絶対にミスをしない人の脳の習慣』 という本を読んでいます。受験生にも参考になるような内容がありましたので、簡単な書評を書きたいと思います。この本は現役の精神科医である樺沢先生が書いた本ですので、納得感があります。ミスの原因を意識することで、ミスは必ず減らすことができます。勉強・仕事をする際に参考にしていただければ幸いです。ちなみにここでいうミス」の定義は、本来の100%の自分だったらやらないであろう過失や失敗のことです。

 

 

 

なぜ人はミスをしてしまうのでしょうか。

 

 

その理由はたった4つしかありません。

 

 

①集中力の低下

脳内物質の低下で、注意力が散漫になる

②ワーキングメモリの低下

脳内で記憶を一時的に保存するスペースが容量不足になる

③脳疲労

「うつ病」の一歩手前の状態。ストレス過多な生活を送っている

④脳の老化

加齢によるもの。脳が冴える生活習慣で何歳からでも「若々しい脳」は作れる

 

 

その原因を根本解決するために、脳科学根拠に基づいた行動習慣というのは、

脳の「4つのプロセス」です。

 

 

①入力

外部からの情報を脳にインプットする

②出力

脳内にある情報をアウトプットする

③思考

情報を元に考えをめぐらせる

④整理

感情や思考を整える

 

4つのプロセスをより改善することによって、「ミスの根治療法」 → 「脳のパフォーマンス維持・向上」へと導くことができます。

 

 

 

ここからは、「受験生が知りたいであろう」と思ったところをピックップして書いていこうと思います。

 

【音楽を聞きながら勉強(仕事)をすると、はかどる?】

 

「勉強するときは、必ず音楽をかける」という人も多いでしょう。仕事と音楽についての約200もの論文を分析した研究があります。それによれば、「はかどる」or「邪魔になる」と結論付けている研究論文の数は、ほぼ同じだったそうです。

 

それらの内容を細かく見ていくと、記憶力、読解力にはマイナスに作用して、作業スピード、運動などに対してはプラスに作用することが多い、という結果になっています。特に歌詞のある音楽は、言語情報として脳に認識されますので、学習には不向きです。まとめると、音楽は「学習」「記憶」「読解」などにはマイナスに、「作業」「運動」には、プラスに働きます。

 

 

【未病】

 

私たちの健康状態をあらわすものとして、健康or病気。この二択ではなく、4つのフェーズがあります。

 

絶好調>健康未病(脳疲労)>病気

 

人間、だれしもいつも絶好調なときばかりではありません。では、健康なのか未病なのか。この境目の見極めの道標となってくれるのが、「ミス」という事象なのです。ミスの程度にはさまざまありますが、コンディションが低下してくると脳内物質ノルアドレナリンも低下してゆき、いわゆる「脳疲労」の状態となります。日頃、「脳疲労」に陥り易い場面、曜日、時間帯を意識し、「ヤバイかも」と感じたら、回復に努めるようにすることが肝要です。

 

 

【ワーキングメモリを使いこなす】

 

ワーキングメモリとは、いわば「脳の作業領域です。本書では「コンビニのレジ」に例えられています。コンビニで稼働しているレジが多いほど、お客さんの流れがスムーズであるように、ワーキングメモリも多いほど、情報処理のスピードが速くなり、仕事をスピーディーにこなせます。その結果、仕事の流れも速くなり、ミスも少なくなります。

 

最近の研究では、人間のワーキングメモリのキャパシティは「3」前後と言われています。

 

普段は「3台」態勢でも、脳疲労の状態になると、「2台」態勢に減ってしまいます。「病気」の状態では「1台」態勢となるので考えがまわらず、コンビニは大渋滞。脳内に情報が入ってきても、処理できず、吐き出します。

 

ワーキングメモリを鍛える方法は以下の9点であると示されています。

 

7時間以上睡眠有酸素運動、自然のなかで体を動かす、読書暗記学習にチャレンジ暗算、ボードゲーム等の認知トレーニング、料理、マインドフルネス。

 

詳細は省略しますが、どれも身近ですぐに取り組めるものばかりなので、試してみてはいかがでしょうか。

 

 

【アウトプットを変える→” TO DOリスト”の活用】

 

その日に行うべきことを、TO DOリスト書き、目の前に掲示しておく。書くことによって記憶にも刻まれ、掲示しておくことによって、何度も確認できる。つまり「記憶の復習」ができ、その効果が上がるのは必然です。

また、「次に何をしようかな」という思考の行程を節約できるので、その分のワーキングメモリを別のことに使えます。ポイントとしては、紙ベースであること。それと、手帳をいくつも持つなど、複数持たないことです。

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本日のブログは以上です。他にも書きたいことがあったのですが、ここらへんが限界かと・・・(; ・`д・´)笑 興味のある方は購入して、読まれることをおススメいたします(๑•̀ㅂ•́)و✧ では、失礼します。

 

 

(後藤 登)