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2017福岡大学入試(英語) 講評

2017年02月04日 更新
各予備校で解答が割れたり、実際の受験生諸君の話を聞いていて間違いの多かったところについて、遅くなりましたが、とりあげます。
 
 
【Ⅰ】
ここ最近の和訳と比べて難しい。hoursに「勤務時間、営業時間」の意味があり、ここではそれが適すること、subject to で「~をしがちである」の意味があることは受験生がたとえ文意から推測できても自信を持って書けるか、なかなか難しいところ。test they are passing のところも、「合格しようとしているテスト」 → 「受けているテスト」というのはなかなか難しい。文脈から、いかにスムーズに日本語を導くか、しっかり訓練を積み自信をつけていないと完全攻略は難しい。
訳例:しかしながら、人々は長時間労働をしがちであることについてある種の奇妙な誇りを持っているように思われる。長時間労働について愚痴をいいながらも、その裏に、人々が長時間労働を自分たちが受けているある種の耐久力テストと思っているという感覚を覚えてしまうのだ。
 
 
【Ⅱ】
11番がいきなり紛らわしいが、18番については、第6段落4文目に、with Hills at the controls (その飛行機の操縦をHillsがしているときに)とあり、また第6段落5文目には、Colemanは「飛行機から落ちて地面に激突して死んだ」とあり、次の文で「そのすこしあとで、飛行機が激突してWillsが死んだ」とあるので、少なくとも飛行機の激突と同時にColemanが死んだわけではないとわかる。となると、残った11番が正しいと自信を持って選べるのではないか。
 
 
【Ⅴ
Cの「なぜ」がHow is it that SV~ ?で表せるというのは、他学部ではあるが、2015年の過去問の語句整序で問われているところである。大学が発行・配布している最新版の過去問集には一通り目を通しておきたかった。
総じて、基礎さえしっかりしていれば、対策としては、やはり過去問を通じてしっかり練習を積んでおくことが第一である。