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医者になるまでにかかる費用はどのくらい?学費以外にも様々な費用がかかる!

2023年02月12日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

「医者の給料は高い」「医学部はすごくお金がかかる」といったイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。
医師として働くためには医学部に入ることが必要ですが、医学部に入る上でどのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
そこで今回は、医者になるまでにかかる費用についてご紹介します。

医師になるために必要な学費はどのくらい?

医師になるためには、どのくらいの学費が必要になるのでしょうか。

医学部の学費は、国公立大学と私立大学で大きな差があります。
医学部を6年で卒業した場合、それぞれの大学の学費は、国公立大学の平均がおよそ350万円に対して、私立大学の場合はおよそ3300万にもなります。

私立大学の中でもそれぞれの学校によって学費の差はありますが、おおよそ2000万円以上はかかるのが一般的です。
しかし、中には成績優秀者に対して学費を免除したり、奨学金制度を設けていたりする大学も多くあります。

例えば、自治医科大学防衛医科大学は、学費貸与給付制度があったり、東北医科薬科大学は、卒業後に特定の地域で勤務することを条件に、修学金を受けられる制度も用意されています。
各大学ごとに、学費負担について様々な制度があるので、一度調べてみるのも良いでしょう。

さらに、医師不足が問題となっている地方における国公立大学では、地元の学生限定で推薦入試を行なっていたり、奨学金制度を設けていたりすることもあります。

医者になるまでには学費以外にも様々な費用がかかる!

先程ご紹介した通り、医者になるために医学部に入る必要がありますが、そのための学費はかなり高額になります。
しかし、医者になるまでにはその他にも様々な費用がかかります。
ここからは、医学部の学費以外にかかる費用を見ていきましょう。

まずは、高校までの教育費です。
小学校から高校卒業まで、それぞれ私立か公立のどちらに通うかによってかかる費用が大きく異なります。

小学校から高校まで全て私立に通った場合はおよそ1100万円公立に通った場合はおよそ680万円かかると算出されています。
これを見ると、やはり私立に通った方がはるかに費用がかかることが分かります。

参考:https://connect.doctor-agent.com/article/column13/

また、医学部に合格するために、学校の勉強に加えて学習塾に通わせる保護者は多いでしょう。
この場合、学費とは別で塾費用もかかってきます。

次に、予備校の費用です。
医学部受験を頑張ったけれど不合格となってしまった方は、高校を卒業後に医学部予備校に通う方も多いでしょう。
一般的な大手予備校にかかる費用は、およそ80万円から150万円です。
しかし、医学部専門予備校などになると300から600万円ほどかかることもあります。

続いては、受験費用です。
国公立大学の場合は、共通テストと二次試験の受験料が必要で、共通テストは18000円(5教科7科目)2次験には17000円の費用になります。
なお、前期後期ともに受験する場合は、それぞれの二次試験の費用を払うことになることに注意しましょう。

私立大学を受験する場合は、国公立と比べて費用が高く、一般入試の場合は1校あたり60000円かかります。
複数の大学を受験する際は、その分受験料を払う必要があります。

費用を抑える方法とは?

医者になるまでには、様々な費用がかかることをご紹介してきました。
この費用は決して安くない金額であるため、経済的な理由で夢を諦めてしまう人も少なくありません。
では、どうしたら費用を抑えられるのでしょうか。
ここからは、医者になるための費用を抑える方法をいくつかご紹介します。

できるだけ公立に通う

やはり私立は学費が高いため、高校まではできるだけ公立高校に通うことで費用を抑えられます。
小学校から高校卒業までを公立高校に通った場合、12年間で約400万円の費用を削減できます。
有名私立高校出身の医学部生が多いですが、公立高校からも進学している人も少なくありません。

現役で合格する

現役合格することも、費用を抑える方法の一つと言えるでしょう。
予備校に通った場合、年間で100万円から600万円程度の費用がかかるため、浪人することになったら、毎年この費用を払うことになるため、出来るだけ現役合格することが理想でしょう。
しかし、医学部に合格する人の約6割は浪人生というほど、医学部は難易度が高いということは理解しておく必要があります。

国公立医学部に入る

医者になる上で、最もお金がかかるのは大学の学費です。
先程もご紹介した通り、各学校によって差はありますが、多くの私立大学では2000万円以上の学費がかかります。
もし、国公立大学に進学できれば、かなりの金額を抑えられるでしょう。

まとめ

今回は、医者になるまでにかかる費用についてご紹介しました。
やはり医者になるまでには、多くの費用がかかります。
特に医学部進学するためには多額のお金がかかるため、将来立派な医者として活躍できるよう、真剣に受験勉強に取り組みましょう。
医学部進学をお考えの方は、ぜひ太宰府アカデミーまでご相談ください。

では、本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

総務/広報 後藤 登

 


◆太宰府アカデミーの自己PR

本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。当校に入学される約3〜4割の生徒さんは、九州以外からご入学されます。「地元のしがらみに捉われたくない」「環境を変えたい」と、勉強に専念したい受験生たちが多く集まります。
おかげさまで創設から18年目となり、これまで医学科に404名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて10年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記にてお待ちしています。

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