こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。
「社会人でも医学部に合格できるのか知りたい」
「仕事と受験勉強を両立させるためのポイントがわからない」
社会人になってから医師になりたいと思ったり、キャリアチェンジをしたいと思ったりする方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に向けて、受験勉強と仕事を両立させるためのポイントをご紹介します。
この記事の目次
目標や目的を再確認しよう!
現役の高校生が医学部を目指して受験勉強をするのとは違い、社会人で医学部を目指す場合には仕事や生活との両立が大きな課題となってきます。
これらをしっかり両立させていくためには、定期的に自分自身の目標や目的を再確認にすることが大事です。
自身で掲げた目標を達成した時の喜びを考えた上で、受験勉強の準備を始めてみましょう。
まずは、受験するためにかかる費用や入学した後の学費について知っておくことが重要です。
主に、検討すべき費用としては、受験費用、入学金、学費が挙げられます。
受験までにかかる費用としては、教材や模試にかかる費用があるでしょう。
自宅で勉強する場合はお金がかかりませんが、人によってはカフェやレンタルスペースを利用する方もいます。
1回あたりの金額は安くても、年間で考えると軽視できない費用になるでしょう。
入学金と学費に関しては、国公立大か私立大かによって大きく異なりますが、国公立大では300万円程度、私立大学では2000万~5000万円程度かかります。
受験までの大まかなスケジュールを紹介!
次に、受験までの大まかなスケジュールについてご紹介します。
社会人の方が大学受験を目指す際は、あらかじめスケジュールを立てて計画的に勉強することがポイントです。
まずは、それぞれの大学の情報収集から始めます。
集めた情報をもとに、そもそも現実的に合格できるレベルなのか、入学した後も通い続けられるのかなどを考えましょう。
また、学費や入学金、奨学金制度の有無、キャンパスの場所といった細かな点にも目を配り情報を収集することが大切です。
一般入試は、1月から2月にかけて実施されます。
国公立大学の場合は、1月中旬に共通テスト(5教科7科目)を受けて、さらに2月末に受ける大学独自の2次試験(主に3教科4科目)を受験する必要があります。
私立大学の場合は、1月中旬から2月末にかけて、大学独自の1次試験(主に3教科4科目)を受けて、それを突破したら2次試験(面接と小論文)を受験することになります。私立大学については、各大学によって出願期限や入試日程が異なるため、志望校については事前に調べておきましょう。
仕事と受験勉強を両立させるためのポイントとは?
ここからは、仕事と受験勉強を両立させるためのポイントをご紹介します。
可能な限り勉強時間を確保する
やはり社会人受験生にとって最も肝心なのが、勉強時間の確保です。
平日は仕事の前後を使ったとしても、4時間程度しか確保できないことも多いでしょう。
そのため、土日など仕事が休みの日は1日中勉強に充てるなどして、できるだけまとまった学習時間を確保することが大切です。
とはいえ、どうしても現役生や浪人生と比べると勉強時間が少ないため、より質にこだわった勉強をすることが大事になってきます。
睡眠不足には注意
仕事から帰ってきて、勉強時間を確保するために夜遅くまで勉強をしようと頑張る方もいるでしょう。
しかし、睡眠不足はかえって逆効果になってしまいます。
眠い状態で勉強してもなかなか集中できませんし、体調にも影響が出るので適度な睡眠をとることも重要です。
どれだけ勉強したかではなく、どれだけの内容を身につけたかが大切なので、メリハリをつけて勉強するように心がけましょう。
覚悟が必要
受験勉強と仕事との両立は、最初はなんとなくこなせていても、なかなか思うようにいかず途中で挫折してしまう人も少なくありません。
モチベーションを高く維持しつつ、質の高い受験勉強を継続していけるかが鍵を握ります。
そのため、定期的に予備校が実施する模試を受験して、自分の学力を確認して課題や弱点の克服に努めたり、入試に近い雰囲気を味わって他の受験生から刺激をもらったりするのも良いかもしれません。
まとめ
今回は、社会人の方が受験勉強と仕事を両立させるためのポイントをご紹介しました。
医学部にチャレンジすることはとても険しい道ですが、その経験で得られるものは大きいでしょう。
目的を確認し、継続して努力することが大切です。
社会人の方で医学部の再受験をお考えの方やすでに受験勉強をしていてお悩みをお抱えの方は、ぜひ太宰府アカデミーまでご相談ください。
では、本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
総務 後藤 登
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。当校に入学される約3〜4割の生徒さんは、九州以外からご入学されます。「地元のしがらみに捉われたくない」「環境を変えたい」と、勉強に専念したい受験生たちが多く集まります。
おかげさまで創設から18年目となり、これまで医学科に404名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
◆筆者プロフィール
後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて10年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記の連絡先にてお待ちしています。
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