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滋賀医科大学医学部医学科に推薦合格!!約4000文字の合格体験記。

2022年03月07日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

今年度(2022)合格された生徒さん(A.Tさん)の合格体験記が届きました!

しかも、第一志望の滋賀医科大学(国立)に推薦合格!!

職員一同、合格を心より嬉しく思っています。

書いてくれた合格体験記の文字数は、なんと4000字近く(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

彼女は国語力・語彙力は群を抜いていて、僕はたびたびブログの添削を依頼することも…。笑

 

A.Tさんの医学部医学科合格校

『正規合格🌸』滋賀医科大学(推薦)/近畿大学

『補欠繰上濃厚🌸』藤田医科大学(順位一桁前半)

『二次試験辞退🌸』獨協医科大学/愛知医科大学

『一次試験合格🌸』久留米大学/福岡大学

 

「合格体験記」

受験が終わった今、改めて、太宰府アカデミーで学び、浪人生活を送ることが出来たということがどんなに幸運だったか実感しています。

全寮制ならではの勉強時間の確保のしやすさといった利点はさることながら、小規模な予備校でありながら講師の授業の質は高く、生徒の多くは年齢を問わず切磋琢磨できる存在でした。

思い出は数多く、書く話題は尽きませんが、今回は、勉強の話に焦点を当て、私自身の体験を記すとともに、もう一年頑張るか悩んでいる方の今後の選択の一助となれば幸いです。

まず、なるべく早めに、次の年の準備を始めることを強くお勧めします。医学部受験生の多くが受験する前期試験は国公立まで含めても、2月下旬には終わってしまっています。だからこそ、そこから新年度が始まるまでの約1か月間の空白期間にできることは多くありますが、何もしないと学力はどんどん落ちていきます。実際に私も、特に勉強もせず、ぎりぎりまで悩んだ末に入学したので、一夜漬けのような暗記で耐えていた苦手科目はほとんど忘れている状態でした。一度覚えたことでも、もう一度覚え直すには、膨大な時間と、多大な労力が必要となります。もう1年頑張ろうかな……という気持ちが少しでもある人はなるべく勉強から離れる期間は少ないほうがいいと思います。これは私が1年前に戻れるのならば自分自身に一番伝えたい言葉です。

次に、科目ごとの対策についてですが、私は間違えることに対する抵抗が強かったために、先生に質問すべきところで質問しなかったり、わかったふりになったりすることが多くありました。自分でなんとかできる範囲ならば良いのですが、毎日授業があることに加え、テスト勉強や課題などに追われるうちに、疑問を放置するようになりました。前の分野が理解できていないと次の分野や応用編で困ることになるのは目に見えています。アカデミーに入ったらなるべく早く、‘次につながる意味のある質問をする‘ということに慣れることが合格への一番の近道だと思います。(ちなみに私は上手な質問ができる生徒ではありませんでしたが……)アカデミーには夜自習の質問対応の時間もありますし、先生によっては休み時間に軽く質問することが出来ます。その機会をうまく利用して疑問をなくしておくことがおすすめです。

また、私は自分で考えて計画的にやるという能力が致命的に欠如していました。高校卒業までやりなさいと言われたことだけをやっていた生徒でしたから、浪人生活が始まってそのことに1番苦労しましたし、いまだにその性格はあまり変わっていません。これは間違えることを怖がる性格のせいなのかもしれませんが、先生の言ったことが正解だという先入観が強いのだと思います。しかし、意識的に自分で考えるということをしたり、先生方に課題を出してもらったりして、主観的な自分のレベルと客観的に見て不足している点のすり合わせを行うことで、効率よく学習できたと感じています。私は主に、英語科の小手川先生に長文や英作文、英文法のプリントをもらい、受験期が近くなると数学科の田端先生から分野別やランダム演習のプリントをもらっていました。また、不足していると感じた分野のみに絞って化学科の後藤代表や松下先生に有機化学の構造決定のプリントをもらったり、生物科の野黒美先生に計算問題のプリントをもらったりもしました。以上に挙げただけでも伝わっていると思いますが、アカデミーの先生方は生徒の成績を上げるためになら本気で取り組んでくれます。行き詰った時や、不安になった時は各教科の先生に相談すればきっと皆さんの強い味方になります。だからこそ私のように計画性のない人はなるべく先生方と仲良くなりましょう(笑)

私が特に苦手だった数学や化学は個別指導を受講することもありました。休み時間に組み込まれることになるので、少し休み時間が短くなりますが、苦手分野の復習や、授業では質問できなかったことを聞けるチャンスでもあり、受験直前期にはアカデミー全体で対策授業がない受験校の対策としてその大学の傾向なども分析して下さり、効率的に対策をすることが出来ました。

さらに、私は国公立も併願していましたので社会科や、国語の勉強もしました。特に社会科は高校時代に選択した科目ではない、倫理・政治・経済を選択しました。理由は簡単で、1単位の科目よりも2単位の科目の方が受けることのできる大学の幅が広がること、ほかの歴史の科目よりはましだろうという推測からです。あまり勉強もせず、共通テストが近づき、直前1週間前に受けた共通テストパックでは33点という絶望的な点数を取り、本気で地理選択に変えようかと思いました。きっと、理系の受験生の中には社会科が後回しになって、直前に苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。そんな人に朗報です。1週間で8割程度にすることはできます。(ちなみに、予備知識がない人ほど、スタディサプリやYouTubeなどの映像で学んだ方が重要な部分を効率よく対策できるとともに、理解しやすいと思います。)ただ、1単位科目は他の教科も並行して学習することが可能ですが、2単位科目は1週間を社会に全振りです。なるべくそのような状態にならないようにせめて、模試前に学習する習慣を付けることをおすすめします。

医学部受験の偏差値はあまりあてになりません。問題との相性や、受験者の層、当日の運、二次試験の場合は試験官との相性で結果は大きく変わってきます。だからこそ、どの受験会場でも今日が一番のコンディションだと思って戦ってください。メンタルは強いに越したことはありません。

また、この体験記もあくまでこんな生活をして合格したという結果論でしかありません。アカデミーでの生活を想像し、こんな失敗はしないぞ、といった参考程度にご覧いただけたら幸いです。

冒頭で、講師の方々の授業の質について触れましたが、太宰府アカデミーにはそれ以外にも、生活面、メンタル面でのサポートをしてくださる職員の方々がいます。それぞれ、庶務、総務、教務といった肩書きがあり、担任ではない場合も多いのですが、全ての職員の方が全生徒の名前を把握してるので、誰にでも相談できる体制が整っています。私は休み時間になると職員室に行って、総務の登さんと話したり、お茶会をしたり、遊んだり?しました(笑)優しくて面白い、友達のような感覚で話してくださる方なので、受験期の愚痴や不安を話すと、驚くほど的確なアドバイスをくれたり、お茶会を開いてくれたりします(笑)登さんと話すことが何よりの精神安定剤でしたし、温厚な性格で、こんないい人世の中にいるんだってくらい、真っ直ぐな人だからこそ、私にとって、ポロッと言いたいことが言えちゃうような存在だったのだと思います。受験直前期にも色々な相談にのってもらったり、御守りに名刺をもらったりしました。最後の方に効いてくるというその御守りは、全ての試験会場にきちんと持っていき、筆箱から筆記用具を取り出すときにきちんと見ていましたよ!自分の勉強のノートなどもそうですが、信頼できる人からもらったものやコメントは受験の時の一番の御守りになります。実際に今年の受験期はそれに支えられていた部分は大きく、これだけは持っていきたい、と思える物が多くあったので、受験にパンパンのリュックを持っていくはめになることもしばしばありました。こればっかりはただの安心材料なので、全てを直前に見ることはできなくても、そこにあるということが精神的に落ち着けたり、入試中解けない問題と対峙する際に、大事なことを思い出すきっかけになったりしました。

話を戻しますが、受験勉強をしているとストレスが溜まったり、それを同じ立場の友達には言えなかったり、どうしようもない不安に押し潰されそうになったり、様々な精神状態になることがあります。自分の趣味等を通して上手く発散できればいいのですが、多くの制約がある新しい土地での生活ですから、上手くいかないことの方が多いと思います。そんな時にアカデミーの職員室に行けば担任の方や、登さんがいます!話しかければ気さくに応じてくださいますので、是非行ってみてください。上記の様子から察することができると思いますが、太宰府アカデミーの職員室はそんなに怖いところではありません!事務手続きのためにぶっきらぼうな事務員さんがいる、先生がいらっしゃるからノックした方が良いのでは、生徒は用事のある時にしか行っちゃダメだろう、など思うところはたくさんあると思いますが、全然そのような雰囲気ではなく、もっと明るく、オープンな場所です。勉強や生活面の相談だけでなく、手が空いていれば雑談まで対応してくださるので、アカデミーのおすすめの場所です。

最後になりましたが、講師の先生方をはじめ、アカデミーの職員の方、食堂や清掃のスタッフの方に至るまで、生徒の合格のために日々尽力し、温かい最高の環境で受験勉強をさせてくださった方々に感謝の意を表します。本当にお世話になりました。

 


 

 

総務/広報 後藤 登

 

◆太宰府アカデミーの自己PR

本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に378名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/好きな言葉:為せば成る/夢:日本一の医学部入試情報サイトを運営すること/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて9年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記の連絡先にてお待ちしています。

◆連絡先

TEL:092-918-0666

メール:office@dazaifu.academy

Twitter:twitter.com/dazaifu_academy

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