受付時間:7:00~22:00(年中無休) 092-918-0666 ご相談・資料請求 LINE公式アカウント X
お知らせ・ブログTOPICS / BLOG

医学部受験の年間スケジュール2027|共テ出願9月15日・私立一次は2月1〜4日に18校

2026年08月16日 更新

こんにちは、太宰府アカデミーで広報/完全個別指導コースを担当している後藤です。

この時期になると、生徒よりも先に保護者の方からこう聞かれます。「これから1年、いつ何があるんですか」と。

医学部受験の日程は、他学部より複雑です。共通テスト、年内入試(推薦・総合型)、私立の一般、国公立の前期・後期、そして3月末まで動く繰上合格。それぞれに出願期間があり、試験日より先に締切が来ます。締切を落とすと、その大学は受験そのものができません。

そこでこの記事では、2026年8月を起点に、2027年3月末までの動きを時系列で1本にまとめました。日付はすべて大学入試センターと各大学の公表資料から拾っています。

− これから最初に来る締切はいつ?

− 共通テストの出願は、浪人生も学校がやってくれるの?

− 私立はどの日に受けられるの?

順番に見ていきます。

 

 

試験日より先に締切が来ます|8月からの順番

まず、これから来る締切を早い順に並べます。試験の日付ばかり見ていると、出願を落とします。

2026年8月から先に来る医学部受験の締切。獨協医科の総合型8月25日、共通テスト出願10月2日、防衛医科大学校10月8日、推薦の集中する11月上旬、国公立出願2月3日の順に並べた図
出典:大学入試センター・各大学の公表資料をもとに太宰府アカデミー集計(2026年8月16日時点)

いちばん近いのは8月25日の獨協医科大学の総合型選抜です。2027年度入試で最も早く締め切られる年内入試で、8月10日に出願が始まっています。1次は9月5日、最終発表は9月30日です。

次が防衛医科大学校(10月8日締切)。ここは検定料がかからず、国公立とも私立とも併願できます。1次は10月24日なので、共通テスト前の実戦練習にもなります。

 

9月15日から共通テストの出願|浪人生は自分で手続きします

共通テストの出願は2026年9月15日(火)から10月2日(金)までです。マイページの作成は7月1日から始まっています。

ここで毎年つまずくのが浪人生です。現役生は高校がまとめて出願してくれますが、既卒生は自分でマイページを作り、自分で検定料を払い、自分で出します。「学校がやってくれると思っていた」という取り違えは、実際に起きます。

出願内容の訂正期間は10月9日〜16日です。ここを過ぎると直せません。受験教科の登録は、この段階で決めておく必要があります

なお2027年度入試から、成績通知書の郵送が廃止されWeb閲覧(300円)に変わります。出願時に申し込む項目なので、忘れずに確認してください。

 

10〜11月は年内入試の締切ラッシュ|11月第1〜2週に13校

推薦・総合型(年内入試)は、10月に出願が始まり、11月の第1〜2週に締切が集中します

11月5日に久留米大学と聖マリアンナ医科大学、7日に大阪医科薬科大学と産業医科大学、9日に獨協医科大学、10日に福岡大学、11日に岩手医科大学と東邦大学、12日に埼玉医科大学と東京女子医科大学、13日に東京医科大学・愛知医科大学・近畿大学。この2週間に13校が並びます

評定平均・調査書・志望理由書・面接の準備は、締切の直前では間に合いません。年内入試を使うなら、9月には書類の作成に入っておく必要があります。

ちなみに年内入試を実施していないのは慶應義塾・東京慈恵会医科・日本医科・杏林の4校です。この4校が第一志望なら、一般選抜1本で組み立てることになります。

 

1月16・17日 共通テスト|国公立の出願は1月25日から(1日前倒し)

共通テスト本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)、追試験は1月23日・24日です。

そして国公立の出願は2027年1月25日(月)〜2月3日(水)。ここは注意が要ります。前年の1月26日〜2月4日から、1日前倒しになっています。自己採点から出願までの時間が1日短いということです。

共通テストの直後は自己採点と判定で頭がいっぱいになりますが、出願先を決める時間は10日もありません。「共テの点数が出てから考える」では遅く、点数帯ごとの出願パターンを12月のうちに作っておくのが現実的です。

 

2月1〜4日に私立の一次が18校|ここの選択が合否を分けます

私立の一般選抜は、2027年度入試で過密さが際立ちます

2027年度入試の私立医学部一次試験日。2月1日4校、2月2日5校、2月3日3校、2月4日6校で、4日間に18校が集中することを示した図
出典:各大学の入試要項をもとに太宰府アカデミー集計(2027年度・要項確定前のため変更の可能性あり)

文部科学省が個別学力試験を2月1日以降に行うよう求めているため、1月に一次を行う私立は判明分で4校(帝京・国際医療福祉・自治医科・近畿)まで減りました。その結果、2月1日から4日の4日間に18校が集まっています

とくに2月4日は6校(東北医科薬科・埼玉医科・聖マリアンナ・金沢医科②・藤田医科・兵庫医科A/B)。同じ学力帯の大学が重なっているので、ここでどれを選ぶかが、そのまま合否に効きます

九州の受験生には、もう一つ現実的な問題があります。久留米大学が2月1日、福岡大学が2月2日で連日です。しかも福岡大学と同じ日に杏林・北里・東海①・関西医科が並びます。体力と移動を含めた計画が要ります。

大学別の一次・二次の日付は2027年度 私立医学部 入試日程カレンダーにまとめています。

 

2月25・26日 国公立前期|3月末まで繰上合格が動きます

国公立の前期日程は2月25日・26日で、これは全国共通です。後期を行う大学は3月12日以降になります。

そして受験は3月10日の国公立前期の合格発表では終わりません。私立の繰上合格(補欠からの連絡)は3月末まで動きます。国公立の追加合格にいたっては、3月28日から31日の4日間にしか出ません

この時期に旅行や引っ越しで電話が取れない状態にしてしまい、連絡がつかずに流れる——という話は、毎年どこかで起きています。3月末までは連絡が取れる状態を保ってください。

 

太宰府アカデミーの視点|1年の設計は「締切」から先に埋める

受験生と年間計画を立てるとき、僕がいつも先に埋めるのは試験日ではなく締切です。

試験日は動かせませんが、それは全員に等しく来ます。差がつくのは締切のほうです。共通テストの出願、年内入試の書類、国公立の10日間。ここを落とす人は、実力とは関係のないところで受験機会を失っています

もう一つ、この1年で最も判断が難しいのは2月1日から4日だと思っています。18校が4日に詰まっているということは、受けられる大学の数が体力で決まるということです。全部は受けられません。偏差値の近い大学を並べるのではなく、科目の相性・二次の配点・通える場所かどうかで選ぶ。ここは秋のうちに一緒に考えておきたい部分です。

そして年内入試について。「一般で勝負するから関係ない」と切り捨てるのは、少しもったいないと感じます。久留米大学のように評定基準を設けていない年内入試もあり、11月の時点で1つ結果が出ていると、2月の受け方がまったく変わります。

 

医学部受験のスケジュールでよくある質問

Q1. いま8月ですが、まず何をすればいいですか?
A. 年内入試を使うかどうかを決めることです。使うなら9月から書類の準備が要ります。使わないなら、共通テストの出願(9月15日〜10月2日)が最初の締切になります。

Q2. 浪人生の共通テスト出願は誰がやりますか?
A. 本人です。現役生は高校が取りまとめますが、既卒生は自分でマイページを作成し、検定料を払って出願します。

Q3. 私立は何校くらい受けるものですか?
A. 一次の日程が2月1〜4日に集中しているため、日程上そもそも受けられる数に上限があります。校数を先に決めるのではなく、受けられる日程の組み合わせから逆算するほうが現実的です。

Q4. 国公立の出願が1日前倒しというのは影響がありますか?
A. 自己採点から出願までの検討時間が1日短くなります。共通テストの点数帯ごとに出願先の候補を先に作っておくと、この1日の差は吸収できます。

Q5. 補欠になったらいつまで待ちますか?
A. 私立の繰上は3月末まで動きます。国公立の追加合格は3月28〜31日の4日間だけです。この期間は連絡が取れる状態を保ってください。

 

まとめ|2027年度入試の主要日程

時期 できごと 注意点
2026年8月25日 獨協医科 総合型 出願締切 2027年度で最も早い年内入試
9月15日〜10月2日 共通テスト 出願 浪人生は自分で手続き。訂正は10月9〜16日
10月8日 防衛医科大学校 出願締切 検定料なし・1次は10月24日
11月第1〜2週 推薦・総合型の締切が集中 13校が並ぶ。書類は9月から準備
2027年1月16・17日 共通テスト 本試験 追試は1月23・24日
1月25日〜2月3日 国公立 出願 前年より1日前倒し
2月1日〜4日 私立の一次が18校 2月4日だけで6校
2月25・26日 国公立 前期日程 全国共通
3月28日〜31日 国公立の追加合格 この4日間にしか出ない

日程は各大学の募集要項が確定すると変わることがあります。出願前には必ず志望校の最新の要項で確認してください。

 

あわせて読みたい

本日の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!


◆太宰府アカデミーの自己PR

当校は福岡県にある日本で唯一の全寮制医学部受験予備校です。

【当校の特徴】
定員30名|21年間の累計医学部医学科合格実績518名(のべ数)|田舎の全寮制|全国各地から入学(2026年度生は全国20の都道府県より入学)|異次元の生活サポート|食事が美味しい(土日祝日問わず3食提供)|講師との距離が近い|プロ講師の質問対応が充実|完全個別指導コースあり|選抜国公立コースあり|専用筋トレジムあり|同じ夢を持った仲間と1年間切磋琢磨し、医学部合格を目指す

【校風】アットホームな大家族予備校

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)
仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当
自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて13年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。4年前から完全個別指導コースのコース担当。

◆連絡先

TEL:092-918-0666
メール:office@dazaifu.academy
Twitter:twitter.com/dazaifu_academy

◆太宰府アカデミーグループ紹介

詳しく知りたい方は下記をクリック!

福岡県の医学部受験専門予備校 太宰府アカデミー(少人数授業コース)>>トップページはこちら

福岡県の医学部受験専門予備校 太宰府メディカル(完全個別指導コース)>>トップページはこちら