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赤本の楽しみ?

2018年10月01日 更新

こんにちは、福岡にある医学部予備校で生物科講師をしている篠原です。

 10月に入り、書店には「赤本」がずらりと並び始めました。

 

 「赤本」とは、教学社が毎年出版しているセンター試験をはじめ、各大学の過去数年分の入試問題と解答&解説が載っている「赤い表紙の書籍」で、受験生で知らない人はまずいません。

 

 太宰府アカデミーの職員室にも、写真のように全国の医学部の赤本がズラリと並んでいて予備校の雰囲気を醸し出しています。

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 ほとんどの受験生は、赤本の大学案内や各科目の出題傾向、そして実際に出題された問題を熱心に見ています。

 私も、講師として担当する科目の過去問を見て、指導に役立てるようにしています。

 

 と同時に、私は、赤本の中身もさることながら、赤本の最初のページにある「はしがき」を読むのを毎年の(密かな?)楽しみにしています。

 

 実は、この「はしがき」には、とても教訓的で、それでいて決して押しつけでなく

「なるほど!」と唸る内容が書かれています。

 

 たとえば、今年2019年度版の「はしがき」には次のようなことが書かれています。

 (一部、抜粋して、ご紹介します)

 

 

 「受験勉強は本当の自分を見つめることに他ならない。自分の進路を考える上で、否が応でも自分のやりたいことや適性について考えさせられるし、志望校に合格するために、自分に何が必要か、足りないかを意識させられることになる。
                 (中略)
 目標を設定し、それを達成するために、いかに計画を立て、自己管理ができるかは、受験にとどまらず、今後人生を切り開いていく上でも必要な力となる。 各自が成功をつかむ方法を考え、それに向けて努力していくのはもちろんであるが、支えてくれる周囲の人たちへの感謝の心を忘れず、社会の中でいかに自分の力を役立てられるか、貢献できるかを考えることもまた大切なことである。」

 

 誰しも、受験勉強をしている最中は、苦手科目をなくし、いかに得点していき、志望校に合格していくことだけを考えます。

 もちろん、今は、受験勉強が大変で、志望校合格後のことや、卒業後の自分の人生について考える精神的余裕はないかもしれません。

 

 しかし、受験勉強は、今年の赤本の「はしがき」にあるように、単に志望校に合格するだけでなく、その後の人生を切り開く源泉にもなると私も思います。

 

 ちなみに、皆さんは、この「はしがき」は、毎年、内容が変わることをご存じですか?

 

 毎年とてもいいことが書かれているので、受験勉強の合間に過去の赤本の「はしがき」を読んでみてはどうでしょうか。

 受験勉強を進めていく上での、なんらかの励みになると思います。

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(生物科 篠原)

 


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おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

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