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医学部を卒業しても医者にならない人はいる?医者以外の進路もあります!

2024年02月13日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

医学部を目指す浪人生は、将来のキャリア選択について多くの疑問を抱えているのではないでしょうか。
特に、医学部卒業後のキャリアパスは多岐にわたり、その選択肢は医師に限られません。

この記事では、医学部卒業後に医師としての道を歩まない人々の選択肢と、それらを選ぶ理由、さらには大学院進学のメリットについてご紹介します。
医学部卒業生が直面する多様なキャリアオプションを理解することで、医学部を目指す浪人生の不安や疑問に対して、新たな視点を提供することを目指します。

 

医学部卒業後医者にならない人とは?

多くの医学部卒業生は、医師国家試験に合格後、臨床研修を経て医師の道を歩むことが一般的です。

しかし、全ての卒業生がこの道を選ぶわけではありません。
実際、医師国家試験に合格したにもかかわらず、医師にならないというキャリアを選ぶ人々が存在します。
その割合は約5%にも上り、「20人に1人」程度が異なるキャリアパスを選んでいます。

 

医師国家試験合格者のキャリア選択

医師国家試験に合格した医学部卒業生の中には、行政機関での公務員、医育機関以外の教育・研究機関、さらには医療・医学とは一切関係のない業務に従事する者もいます。
これらの選択肢は、個々の興味や能力、さらには社会的な需要に応じて異なります。

 

医師以外のキャリアパスの存在

医師以外のキャリアを選ぶ理由は様々です。
一部の医学部卒業生は、臨床医としての道ではなく、科学研究や教育分野への関心を深めることがあります。
また、医師免許を保有しながら、医療関連の政策立案や公衆衛生の分野で活躍する道も存在します。

 

医師以外の道を選ぶ卒業生の現状

医師以外のキャリアを選ぶ医学部卒業生は、医師としての技能や知識を活かしながら、社会にさまざまな方法で貢献しています。
これは、医学教育が提供する広範な知識とスキルが、医療以外の分野でも価値を持つということです。
医学部卒業後の道は多岐にわたり、医師に限定されないことを認識することは、医学部を目指す学生にとって重要な考え方です。

 

医学部を卒業しても医者にならない理由

医学部を卒業しても医者にならない人々の背景には、多様な事情が存在します。
これらの理由を理解することは、医学部進学を考える学生にとって重要です。
医学部卒業生が医師の道を選ばない背景には、個人の価値観、興味の変化、あるいは職業としての医師の実態に対する認識が影響しています。

1:自由なキャリア選択

一部の医学部卒業生は、学力が非常に高く、医学部入学の動機が「力試し」のようなものだった場合、医師としてのキャリアに興味を持たないことがあります。
また、大学での新たな興味や目標を見つけ、それに向かって進むことを選ぶ学生もいます。
このように、医学部卒業後に医者にならない選択は、個人の自由な意思に基づいていることが多いです。

2:学問への関心の変化

医学部に入学するまでは医学への興味があったものの、学ぶ中で他の分野への関心が芽生えるケースもあります。
特に、都市部の難関医学部では、多様な学問分野が存在し、学生が進路を変更するということも考えられるでしょう。
例えば、医学部で学んだ後、研究や教育の道へ進む選択をする学生もいます。

3:職業としての医師の現実

一方で、医学部を卒業し医師として働いた後に、業務の厳しさや職場環境の問題から、別の職に転職するケースも存在します。
特に地方の医療体制や特定の科の医師不足による負担の増大は、医師としてのキャリアを再考させる要因になっています。
医師免許を活かし、医療系の他の職業に就くことも1つの選択肢です。

医学部卒業生が医師にならない理由を理解することは、医学部を目指す学生にとって、将来のキャリア選択において多様な視点を持つことを可能にします。
医学部卒業後のキャリアは、医師としてのみならず、個人の興味や才能、社会のニーズに基づいた多様な道が開かれていることを認識することが大切です。

 

医学部生の大学院進学のメリット

医学部生が大学院へ進学することには、さまざまなメリットがあります。
医学部卒業後に直ちに医師としてのキャリアを開始するのではなく、さらなる高度な学問を追求する道を選ぶことで、専門性を深め、医学分野における新たなキャリアの可能性を広げられます。

1:教授職への道

医学部卒業後に大学院へ進学する最大のメリットの1つは、教育者や研究者としてのキャリアを築ける点です。
特に、医学部の教授を目指す場合、博士号の取得は必須です。
大学院での研究や学問的なトレーニングを通じて、将来的に医学教育において重要な役割を果たせます。

2:研究医としてのキャリア

医学部生が大学院に進学するもう1つのメリットは、研究医としてのキャリアを築けることです。
基礎研究医や臨床研究医として、未解明の病気の原因や治療法の解明に取り組めます。
これは、医療の進歩に貢献すると同時に、科学的な好奇心を満たす道でもあります。

3:最新の医療知識の習得

大学院での学びは、最新の医療知識や技術に触れる絶好の機会です。
特に、将来臨床医として働くことを考えている学生にとって、大学院で得られる知識は、患者の診断や治療において非常に価値があります。
また、大学院進学は海外留学のチャンスがあり、世界の医療技術を学ぶ貴重な経験を提供します。

 

まとめ

この記事では、医学部卒業後に医師にならない人々の選択肢、医者にならない理由、そして医学部生が大学院に進学するメリットを紹介しました。
医学部卒業後のキャリアは、医師に限らず多様な選択肢が存在します。
医学部生が異なるキャリアを選ぶ理由は、個人の価値観、興味の変化、職業としての医師の現実など、様々です。

また、大学院進学は教授職、研究医としてのキャリア、最新の医療知識の習得というメリットをもたらします。
これらの知見は、医学部を目指す学生にとって、将来のキャリア選択において広い視野を持つための重要なガイドとなるでしょう。

 

本日の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

太宰府アカデミー,特徴,全寮制,予備校

 

総務/広報 後藤 登

 


◆太宰府アカデミーの自己PR

当校は福岡県にある日本で唯一の全寮制医学部受験予備校です。1年間、同じ志を持つ約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部合格を目指します。今年度の生徒さんは全国17の都道府県から、はるばる「太宰府」に集まりました。(2023年度生徒出身県内訳:北海道、茨城×2、栃木、石川、長野、静岡、京都、愛知×3、高知、広島、大分×4、佐賀×2、熊本、長崎×4、鹿児島×2、沖縄、福岡×多数)当校在籍生の約80%以上は福岡県外の方です。「地元のしがらみに捉われたくない」「環境を変えたい」と、勉強に専念したい受験生たちが多く集まります。
おかげさまで創設から19年目となり、これまで医学科に424名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて11年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。医学部受験のご相談は下記にてお待ちしています。

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