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医学部の後期試験は難易度が高い?私立大学医学部を目指す方へ!

2022年11月29日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

私立大学の医学部受験には、大きく前期と後期の2つの形式があります。
後期試験について「難易度が高いのか」、「どういった対策をすれば良いのか」といった疑問を持たれている方も多いでしょう。
そこで今回は、私立大学医学部の後期試験についてご紹介します。

私立大学の後期試験とはどういったもの?

後期試験の位置づけ

当たり前のことですが、後期試験は基本的に前期試験が終わった後に行われます。
例えば、多くの私立大学医学部の前期試験は1月中に実施され、2月後半~3月に後期試験が行われることが多いです。
ちなみに、国公立大学の場合は、2月末に前期試験があり、3月に後期試験というパターンが多いです。

各大学によって異なりますが、多くの場合は「前期試験で合格できなかった優秀な層」を入学させるために実施される試験であると言えるでしょう。つまり、前期試験を突破できなかった場合の救援策として行われていると解釈されることもあります。

後期試験の受験科目について

私立大学の医学部受験の場合、後期試験は3教科の試験が課されることが多いです。英語・数学・理科の3科目での合計点に加えて、小論文や面接で合否が決まります。ただし例外的に科目数が少なかったり小論文が課されなかったりする大学もあります。たとえば、金沢医科大学は前期試験は英語・数学・理科の3科目の中から2科目選択、後期試験は英語・数学が受験科目となっています。

後期試験はなぜ難易度が高いと言われるの?

後期試験は、問題の形式に前期試験と差がある訳ではないのに、難易度が高いと言われることが多いです。
その理由の一つとして、前期試験に比べて後期試験を行っている大学が少ないことから、倍率や偏差値が上がるためです。

日本の医学部は全国で82校あります。
この中で私立大学は、31校です。
さらに、その中で後期試験を実施している大学は、11校しかありません。
例えば、関東では埼玉医科大学日本大学など、関西では近畿大学関西医科大学など、九州では久留米大学が挙げられます。

前期試験で不合格となった受験生が、後期試験を行う数少ない医学部を受験するため、結果的に倍率や偏差値が上がってしまうのです。
さらに、後期試験では募集人数が前期試験よりも少なくなるため、合格者数が限られてしまいます。
例えば、先ほど例に挙げた埼玉医科大学では、前期と後期で以下のような違いがあります。

【一般選抜前期】
・定員数:60人(2022年度入試)
・倍率:15.9倍(2022年度入試)

【一般選抜後期】
・定員数:20人(2022年度入試)
・倍率:40.2倍(2022年度入試)

※参考サイト:https://www.keinet.ne.jp/exam/past/result/private/2150.html
※参考サイト:https://dazaifu-academy.jp/exam/saitama_medical/
(埼玉医科大学医学部入試について詳細を知りたい方は、こちらも参考にしてください。)

 

後期試験対策のポイントを紹介!

ここからは、後期試験対策のポイントをご紹介します。

1つ目は、面接と小論文対策を重点的に行うことです。
先述したように、前期試験と後期試験の受験科目に大きな違いがあることは少ないです。
また、近年では多くの大学で、その受験生が医学部に適しているかを見極めるために面接や小論文を課しています。
面接や小論文が課されることは、後期試験でも同じですので、これらの対策が合格への鍵となってきます。

面接は、各大学ごとに面接のスタイルや質問内容の傾向が異なるので、最近の出題傾向を確認した上で対策を行っていきましょう。
面接対策は、現役生の場合、3年生の夏頃から始めておくのがおすすめです。

中には一次試験に受かってから始めれば良いと思っている人もいますが、医学部の面接はそう甘いものではありません。
回答の仕方はもちろん、部屋の入り方や振る舞いなど細かなところまでチェックされています。
そのため、できるだけ早いうちから面接対策をしておきましょう。

小論文は、書く練習はもちろん、書籍を読み込み文章の構成方法を身につけておく必要があります。
新聞や小説、実用書などを使い、文章の書き方を学ぶことが大切です。

2つ目は、過去問を徹底的に解くことです。
過去問は、志望校の本試験を想定した問題が解けるものです。
この過去問を繰り返し解くことで、実力が付くとともに、本番を想定した練習が行えます。
基礎を身につけることができたら、どんどん過去問で練習していくと良いでしょう。

3つ目は、諦めないことです。
医学部はご存知の通り、最難関の学部です。
この過酷な競争を勝ち抜くためには、強いメンタルが必要不可欠です。
たとえ、前期試験で合格できなかったとしても、最後まで諦めない気持ちが大切です。

まとめ

今回は、これから医学部受験をお考えの方に向けて、私立大学医学部の後期試験についてご紹介しました。
一般的に後期試験の難易度が高いといわれる理由は、前期試験よりも倍率や偏差値が上がるからです。
まずは前期で合格することが大切ですが、もし後期試験を受験することになったらしっかりと対策をして臨みましょう。

では、本日の記事は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


 

総務 後藤 登

 

◆太宰府アカデミーの自己PR

本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。当校に入学される約3〜4割の生徒さんは、九州以外からご入学されます。「地元のしがらみに捉われたくない」「環境を変えたい」と、勉強に専念したい受験生たちが多く集まります。
おかげさまで創設から18年目となり、これまで医学科に404名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて10年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記の連絡先にてお待ちしています。

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