こんにちは、福岡の医学部予備校で教務を担当している鳥越です。
先日、太宰府アカデミーにて久留米大学医学部医学科の入試説明会を実施していただきました。
毎年久留米大学からは副学長の山木教授に来ていただいています。
※久留米大学医学部入試情報の詳細を知りたい方はこちらからすぐ読めます。
ここ数年は8月に来ていただくことが多かったのですが、来年度の久留米大入試は推薦入試で大きな変更があることもあり、早めの時期に来ていただくことになりました。
太宰府アカデミーは今年1浪目の生徒が少なく、「久留米大の入試説明会は過去に参加したことがある」という生徒が大半だったため、参加希望者がどれくらいいるのか、真剣に聞き入るのかなど心配でしたが、20名近くの生徒が参加し、とても熱心に山木先生の話を聞いていました。
全体説明の後の「個別相談」にも8名もの生徒が参加し、終了後の生徒の顔は一段と引き締まっていたように思えます。
これも山木先生の話が大変分かりやすく、内部事情まで含めた「ここでしか聞けない話」だったからだと思います。
本当にありがとうございました!
それでは、早速ですが、久留米大学の入試情報について簡単にまとめたいと思います。
- ① 2020年度入試について
・推薦入試のうち「地域枠推薦」が「1浪まで」から「2浪まで」に変更、
また、募集定員も約15名から約20名に変更
・今まで一般入試との併願可で、一般入試と同日・同問題で募集されていた「福岡県特別枠」が推薦入試に移動。
それに伴い、出願できるのは「2浪まで」となった。(従来は年齢問わず出願できていた)
なお、奨学金の返還免除条件として指定されていた卒後の診療科に新たに「総合診療」が加わった。
・よって推薦入試の区分が「一般枠(定員約10名)」「推薦枠(定員約20名)」「福岡県特別枠(定員5名)」の3つに分けられ、3併願まで可能に。
・一般前期入試は約80名から約75名へ変更。
- ② 2021年度以降の入試について
・センター試験から「共通テスト」への移行など、全国で新入試制度が整備されているが、久留米大学としては積極的に新入試制度を取り入れていく予定。
例としては、英語について、出願要件にA1レベル(英検3級など)の英語検定合格が必要、という形になることもあり得る。
全体として感じたのは、久留米大学は日本全体で推し進められている「入試改革」にきちんと乗っかり、これからの時代を担っていく若者に実用的な学力を身につけて欲しい、と思われているんだなということでした。
その分、入試は浪人生にとって、より厳しいものとなる可能性もあります。
今現在浪人をしている方はぜひ来年度入試で結果を出せるように、頑張ってください。
また、これからの入試はより実践的な学力が求められるのは間違いありません。
座学だけではなく、「考える力」「実践する力」が求められる時代です。
小学生・中学生の段階から「暗記だけの学習」ではなく、自分の頭で考え、知識をどう活かしていくのかを意識して勉強することが必要です。
教育者に課せられる課題もより難しくなりますね。頑張っていきましょう。
(教務 鳥越 洋一)
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
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