こんにちは、福岡の医学部予備校で教務を担当している鳥越です。
本格的に寒くなり、いよいよ受験シーズン到来です。
推薦入試も終わり、太宰府アカデミーからは藤田保健衛生大学1名、川崎医科大学1名、合計2名の合格者を出すことができました。
https://dazaifu-academy.jp/passing_report
地元の久留米大学・福岡大学の推薦入試での合格者は1人も出すことができませんでした。
当校からの受験者は例年以上に少なかったとは言え、みんな頑張っていたので、残念な結果でした。
と同時に、やはり推薦入試の難しさを痛感しました。
2016年度入試では、私大医学部の全30校中15校が公募制の推薦入試を実施しておりますが、大学によって募集定員・出願資格・受験科目などは大きく異なります。
ただし近畿大学を除いて他大学全てに共通するのは推薦入試は「専願制」であるということです。
このことから、以前は第一志望の大学の推薦入試に出願資格がないほとんどの生徒は年度の初めから一般入試のみに照準を合わせて学習していました。
しかし、最近では医学部入試の難化と共に「推薦入試で出願可能な大学があれば受験する」という生徒さんが激増しました。
ほとんどの大学で出願資格が厳しくなっている(定員減や現役のみになる等)こともあり、
久留米大・福岡大の推薦入試はここ数年で倍率が大幅に上がってきました。
久留米大 一般推薦 定員10に対し出願90(出願倍率9.0倍)
地域枠 定員15に対し出願83(出願倍率5.5倍)
福岡大 一般推薦 定員20に対し出願194(出願倍率9.7倍)
地域枠 定員10に対し出願100(出願倍率10.0倍)
例えば、国立大医学部を目指している現役の生徒が、「私大の推薦入試受けとこうかな」と受験し、合格するケースも少なくないようです。
一般入試で国立大に合格するかもしれないくらいの学力の生徒が私大推薦入試で進学を決めるケースもあるわけです。
2年前にも同じことを書きましたが、「一般入試に対して推薦入試の方が合格しやすい」ということは決してありません。
推薦入試で惜しくも不合格だった方は、まさにここからが本番です!!
推薦入試で不合格でも、その年の一般入試で合格する方は多数います。
実際、当校でも昨年度推薦入試(福大地域枠)に不合格だった生徒のうちの2名は複数の私大医学部に合格しました。
今回失敗したことをバネにして残りの期間必死で学習に取り組めば、必ず活路は開けてきます。
「本番の試験」を体験しているということである意味他の受験生より一歩リードしているとも言えます。
落ち込んでいるヒマなんてありません。ここからが勝負なのです。
講師・スタッフ一同、全生徒に対して精一杯の激励をしていきたいと思います。
教務 鳥越洋一
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
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(教務 鳥越)