こんにちは、福岡の医学部予備校で教務を担当している鳥越です。
前回からずいぶん間が空いてしまいました。
今後はもう少し更新頻度を上げていきます!!
さて、12月9日より私大医学部入試への出願が始まりました。
例年、12月初旬~中旬から願書受付が始まる大学が多く、2014年度入試については12/19現在で18校の出願が可能です。
出願期間の終了は最も早い岩手医科大学で1/9となっており、今年中に締め切ってしまう大学はありませんが、中には早い受験番号をもらった方が受験に有利な場合もあります。
受験することを決めている大学の出願は早めにおこなった方がよいでしょう。
太宰府アカデミーでは例年11月末に1週間の冬期帰省があります。
この期間で「入試に向けて環境を整える」ことを生徒たちに勧めています。
どの大学を受験するのか保護者の方と最終的に話し合うことはもちろん、受験のためのホテルや飛行機の予約、予防接種や健康診断など必要なことはたくさんあります。
そしてできるだけ願書も記入し終えて帰寮し、12月からの「最後の追い込み期間」には勉強のことだけを考えればいいという状況をつくるのが狙いです。
実際に12月現在は、全生徒が帰省前以上に熱心に学習に取り組んでいます。
さて、この時期に保護者の方に「全国模試の偏差値が伸びていない。成績が上がっていないのではないか。」というご指摘・ご相談を受けることがあります。
太宰府アカデミーでは年に5回程度全国模試を受験しています。
(2013年度例)①5月記述模試 → ②6月マーク模試 → ③7月記述模試 → ④9月マーク模試 → ⑤10月記述模試
この偏差値が順調に上がってない、学力が落ちているのではないか、というように思われる保護者の方もいらっしゃるようです。
これは大きな間違いです。
太宰府アカデミーに在籍する生徒は浪人生のみです。(現役生は個別特訓のみの受講となります)
高校生の時に大学入試に必要な科目・単元を学習している浪人生は、夏過ぎまでの偏差値が高く出る傾向があります。
夏前までの模試は受験生もそれほど多くなく、半数近くが現役生であることもあります。
また、7月は4月から勉強一本で頑張ってきた浪人生の基礎学力がグッと定着してくる時期で、まだ部活動などがある現役生と比較すると一番差がつく時でもあります。
そのため偏差値分布が広くなり、30~75と広い範囲で成績が出ます。
夏を過ぎると、現役生の成績アップや模試受験者数の拡大に伴い、偏差値が伸びない、または下がるという現象が起こりがちです。
しかし、これは自然のことなのです。
医学部に合格した生徒でも、7月と10月では5~10くらいの偏差値の低下が見られます。
7月には70近くまで偏差値が上がった生徒が10月には60ちょっとに下がると、保護者の方はご心配でしょうが、それで「学力が落ちている」ということはありません。
逆に言うと、ほとんど数値が変わらないくらいだとすると学力的には大きく伸びていると言えると思います。
もちろん浪人生であっても偏差値が上がっていく生徒もいますので、これが全てではありません。
しかし、全国模試の偏差値はあくまで目安であり、違う時期に実施された模試を比較して成績が上がった、下がったと判断することはできないということです。
(例えば7月の模試と10月の模試を比較するのは難しい)
さらに言うと、本当の「実践力」がついてくるのは、まさに模試が終わった11月頃からです。
医学部入試を突破するために必要な学力がつくかどうかは、今が勝負なのです。
全国模試の成績がよくなかったからと言って「あぁ来年の入試では合格できないかなぁ・・・」なんて嘆いている生徒は絶対に合格できません。
太宰府アカデミーではそんな生徒が一人もでないように、熱心に声かけをおこなっています。
いよいよセンター試験まであと30日です。
大学入試を控えている全ての受験生へエールを贈ります。
ガンバレ!!!
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
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