こんにちは、庶務の木村です。
秋もいよいよ本格的になってきましたね。
太宰府アカデミーから歩いて30分ほどのところにある太宰府天満宮では、毎年9月20日~25日に神幸式大祭
という秋のお祭りが行われています。
中でも「古都の光」は国内だけでなく海外から観光客もみえるほど人気があります。
「古都の光」とは写真のように天満宮、九州国立博物館、観世音寺、戒壇院、大宰府政庁跡などを灯籠や光のオブジェで彩りライトアップするイベントです。
23日は日曜日だったので、生徒さんの中でも見に行かれた方がいらっしゃるかもしれませんね。
私も25日に太宰府天満宮と九州国立博物館へ行ってきました。
この日、九州国立博物館は、本来なら祝日明けで休館ですが、イベントに合わせて夜の時間だけ開館していました(しかも、入館無料)
夜の博物館というのも趣があり、とてもよかったです。
ちなみに九州国立博物館は毎週金曜と土曜のみ20時まで開いています。過ごしやすいこの秋の夜長に博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
そして、この日25日は、千灯明
でした。
千灯明とは、太宰府天満宮のシンボルともいえる太鼓橋がかかる心字池の周りに、千本のろうそくを灯し、菅原道真公の御神霊
を慰める行事です。
20時になると周辺の街灯は消え真っ暗になりますが、池の周りにぽつぽつとろうそくの優しい明かりが灯り始めます。ろうそくの明かりが灯ると水面に反射して本当に幻想的な光景でした。特に今年は前日が中秋の名月で、空には大きなまあるい月。
スマートフォンで何枚か撮影しましたが、本当に暗い中の撮影なのでうまく撮れず…
この幻想的な美しさはぜひ肉眼で見ていただきたいです。
神幸式大祭は五穀豊穣を祈るお祭りですが、天神さまは学問の神様。
受験生のみなさんが、実り多き秋を過ごし来春は笑顔の花が咲きますよう願っています。
(庶務 木村)