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小児科医に向いてる人はどんな人?やりがいや魅力をご紹介します!

2024年11月22日 更新

こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。

将来小児科医を目指している学生や、小児科医への転職を考えている社会人など、小児科医という職業に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
小児科医は、子どもの健康を預かる重要な役割を担う、やりがいのある職業です。
しかし、同時に責任重大な仕事でもあります。
この記事では、小児科医に向いている人の特徴、小児科医の仕事内容、やりがい、大変な点などを具体的に解説していきます。
小児科医という職業への理解を深め、将来のキャリアを考えるための参考情報となるように、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

小児科医に向いている人3選

小児科医に向いている人の特徴は、大きく分けて以下の3つになります。

 

1:子どもを喜ばせること、子どもの笑顔を見ることが好き

小児科医は、文字通り、子どもを対象とした診療科です。
子どもが好きで子どもの笑顔を見ることに大きなやりがいを感じられるというのは、小児科医にとって基本的なことですが、非常に大切な素養と言えるでしょう。

例えば、診察室に入ってきた子どもが、緊張して泣いてしまっている場合でも、優しく声をかけたり、おもちゃで気を紛らわせるなど、子どもの気持ちを落ち着かせられる人が向いているでしょう。
また、子どもの笑顔を見ることで、自分自身のモチベーションも高まる、というようなポジティブな気持ちを持てることも重要です。

2:コミュニケーション力が高い人、洞察力が高い人

小児科医は、子どもだけでなく、親御さまとも密接なコミュニケーションを取ることが求められます。
子どもや乳幼児は、自分の体の不調や意思をきちんと伝えることが困難な場合も多いです。

そのため、丁寧なコミュニケーションによって患者の気持ちを丁寧に引き出し、本人の抱えている悩みや症状を的確に見抜く洞察力が重要となります。
たとえば、子どもが言葉でうまく説明できない場合でも、表情や仕草から、何が原因で体調が悪くなっているのかを理解する必要があります。

また、親御さまに対しては、子どもの状態や治療内容を分かりやすく説明するだけでなく、不安や疑問を解消できるようなコミュニケーション能力も必要です。

3:親御さまとの良好な関係を築ける気配り目配りができる人

患者が子どもの場合、診察方針や治療内容などの重要な決定は、付き添いである保護者の方がすることになります。
親御さまとの良好な関係が築けるかどうかは、小児科医にとって非常に重要な問題となってくるのです。

そのため、親御さまの立場に立って、不安や疑問を解消できるような対応をすることが大切です。
また、子どもの小さな変化にも気づき、親御さまに適切なアドバイスをするなど、気配り目配りができることも重要な要素です。
たとえば、子どもの体重増加や発達の様子などを、こまめにチェックし、親御さまに伝えることで、子どもの健康をより良く守れます。

 

小児科医のやりがい・魅力とは?

では、小児科医にはどのようなやりがいがあるのでしょうか。
小児科医は、子どもの成長を見守りながら、その喜びを分かち合える、非常にやりがいのある仕事です。
具体的にどのような点にやりがいを感じるのか、3つのポイントに分けて解説していきます。

 

1:子ども本人や、不安を抱えた家族から感謝される機会が多い

小児科医は、診察や治療を行った子どもやその保護者、家族からも直接感謝の声を聞く機会が多くあります。
子どもから、お礼として絵や手紙を手渡されたり、治療を担当した子どもから「先生のような小児科医になりたい」などと打ち明けられたりするなど、素直な感謝の気持ちを受け取ることで、小児科医としてのやりがいを感じられるでしょう。

また、自身の言葉で気持ちを伝えられない子どもでも、体調不良時には見られなかった嬉しそうな表情や楽しそうな表情を見られることも、小児科医としての大きな喜びです。

2:子どもの成長を見守れる

かかりつけの小児科医となれば、患者となる子どもたちを長年支援することになります。
地域で活躍する小児科医は、特に子どもたちの成長を直に見守れるでしょう。
生まれたばかりの頃から、社会人になるまで、人生を作り上げる時期を支える存在であり、子どもたちの変化を実感できることも大きなやりがいといえるかもしれません。
これまで自分が携わってきた活動や実績にやりがいを見出せます。

3:幅広い疾患や症状に関する経験を積める

小児科医は、幅広い疾患や症状に対応しながら、細やかな管理もしなければなりません。
そのため、非常に幅広い知識や技術が求められますが、医師としてさまざまな経験を積みたいと考えている場合は、大きな魅力の1つといえます。

例えば、一般的な風邪や発熱から、アレルギーや喘息、そして先天性の病気など、さまざまな疾患に対応する必要があるため、常に学び続ける姿勢が求められます。
また、子どもの成長に合わせて、必要な治療や予防接種なども行う必要があり、常に最新の医療知識をアップデートしていく必要があります。

 

小児科医の大変な点・辛い点

小児科医の仕事は多くの面で充実感ややりがいを感じられますが、同時に大変な点も存在します。
具体的にどのような場面で大変だと感じるのか解説していきます。

 

1:子どもへの対応

小児科医の大変な点のひとつは、子どもへの対応です。
子どもたちは大人と異なり、自分の痛みや不調を適切に表現できないことがあります。
そのため、症状を正確に把握し、的確な治療をおこなうためには、子どもの言葉や行動を読み解く能力が必要です。

また、子どもたちが病院で不安や恐怖を感じることは少なくありません。
小児科医には、子どもたちの心を落ち着かせ、信頼を築くためのスキルも求められます。
たとえば、診察室に入ってきた子どもが泣いてしまった場合、無理強いせずに、優しく寄り添い、安心させてあげる必要があります。

2:幅広い知識が必要

小児科医のもうひとつの大変な点は、幅広い知識が必要であることです。
小児科医は乳幼児から15歳まで幅広い年齢層の患者に対応するため、さまざまな疾患や病態に関する知識が求められます。
特定の専門分野に偏ることなく、幅広い症例に対応できる能力が必要で、最新の情報を常に取り入れなければいけません。
日々の業務で忙しい中で、勉強し続けないといけないことは小児科医の大変な点でもあります。

3:重症化しやすい年齢の患者が多い

重症化しやすい年齢層の患者が多いことも小児科医の大変な点です。
子どもは成人と比べて免疫力や抵抗力が低く、また急変することが多いため、病気が重症化するリスクが高くなってしまいます。
小児科医は患者の年齢や病状に応じて、迅速かつ適切な医療処置をおこなう必要があります。
そのため、重症化しやすい年齢層の患者への対応には、高度な専門知識と臨機応変な判断力が求められます。

 

まとめ

この記事では、小児科医に向いている人の特徴、小児科医の仕事内容、やりがい、大変な点について解説しました。
小児科医は、子どもの健康を預かる重要な役割を担う、やりがいのある仕事です。

しかし、同時に責任重大な仕事であり、子どもへの対応、幅広い知識の習得、重症化しやすい患者への対応など、多くの困難に立ち向かう必要があります。
この記事が、小児科医という職業への理解を深め、将来のキャリアを考えるための参考情報となれば幸いです。

 

では、本日の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

総務/後藤 登

 

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◆筆者プロフィール

後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務・広報・完全個別指導コース担当/自己PR:高校・大学ボクシング部。釣りや登山が好き。新卒で当校に勤めて12年目。医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagramTwitterを更新しています。医学部受験のご相談は下記にてお待ちしています。

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