こんにちは、福岡の医学部予備校で総務/広報を担当している後藤です。
医師になるためには、国が認めた医師国家資格を取得する必要があります。
そして、この医師国家試験を受験することができるのは、大学の医学部を卒業したか、または卒業する見込みがある人のみです。
今回は、医師になる手順および勉強する上で大切なポイントについてご紹介していきます。
この記事の目次
一人前の医師になるまでの流れとは?
まずは、医師になるまでの流れについてご紹介します。
医学部に入る
医師として働くためには医師国家試験に合格して医師免許を取得する必要があり、その試験を受験するためには大学の医学部を卒業することが必要不可欠です。
そのため、まずは医学部に入学することが最初のステップになります。
医学部を設置している大学は、国公立大学と私立大学合わせて81校あります。
各大学によって学費や偏差値、学ぶ内容が異なるため、自身がどの大学を選ぶのかを決め、そこに向かって受験勉強を始めましょう。
【医学部のある大学一覧】
https://ishin.kawai-juku.ac.jp/university/univ-list/
(参考サイト:河合塾医進塾『医学部のある大学一覧』)
医師免許を取得する
難関な受験を突破すると晴れて医学部に入学できます。
しかし、入学後も勉強漬けの毎日が待っています。
一般教養からスタートし、基礎医学や臨床医学、そして解剖実習など医学に関する勉強していくことになります。
5,6年次には大学の附属病院といった実際の医療現場で臨床実習を行います。
医師として働くための知識、教養、技術などを6年間学び、医師国家試験を受験して見事合格できれば、ようやく医師として働けるようになります。
診療科目の研修を受ける
医師国家試験に合格して免許を取得しても、まだ一人前の医者とは言えません。
免許を取得してから2年間は、病院や医療施設で臨床研修を受けることが義務付けられています。
初期研修期間中は、数ヶ月ごとに内科や外科、小児科といった様々な診療科を回って、指導医や専門医のもとで実務経験を積んでいきます。
研修医といえど一人の医師なので、もちろんこの研修期間中も給料が支払われますが、その反面病院に寝泊まりしたり休みがなかったりとハードを送ることになります。
医師になるためにはまずは医学部へ入学!
ここまでご説明した通り、医師になるにはまず医学部へ入学することが必須になります。
しかし、医学部は他の学部と比べてかなり入学の難易度が高くなります。
この高い壁を突破するために、医学部の特徴を抑えておくことが大切です。
国公立大学や一部の私立大学を受験する際に必要なのが、共通テストの受験です。
共通テストは科目数が多く、理数系以外の国語や社会といった文系科目も受験しなければいけません。
共通テストを必要としない私立大に絞れば国語や地理、公民の対策をする必要はありませんが、そうでない場合はかなり広い範囲の学習が求められます。
【共通テストの受験が必須の私立大学医学部】(2023年度入試)
・産業医科大
【共通テスト利用が可能な私立大学医学部】(2023年度入試)
・東北医科薬科大
・国際医療福祉大
・獨協医科大
・埼玉医科大
・杏林大
・順天堂大
・帝京大
・東海大
・東京医科大
・日本医科大
・愛知医科大
・藤田医科大
・大阪医科薬科大
・関西医科大
・近畿大
・福岡大
(引用:https://ishin.kawai-juku.ac.jp/measures/basic-know/ 2022年度7月現在 河合塾調べ)
広い範囲を効率良く学習し、かつ合格ラインにまで学力を上げるのは至難の業です。
また、医学部受験では小論文や面接についても別途対策が必要になります。
自身の学力を医学部合格レベルにまで引き上げるには、相当な覚悟と勉強量が必要になります。
しかし、医学部に合格できるだけの学力を身につけるためには、単に量をこなすだけでは十分ではありません。
そこでおすすめなのが医学部専門の予備校です。
医学部受験の傾向と対策を熟知している専門予備校では、医学部に合格するためのポイントをしっかりと学べます。
また、同じ目標に向かって頑張る受験生はライバルでもあり、仲間でもあります。
このように共通の目標を持つ仲間と出会えるのも予備校に通うメリットの一つです。
医学部受験で成功するためのポイント!情報収集が大切!
医学部受験を突破するには、勉強時間の確保だけでなく、受験する大学の情報収集が大切になります。
その理由として、他の学部と比べて入試科目や出題範囲に大学ごとに癖のあることが挙げられます。
科目や分野はもちろんのこと、各教科の点数配分も各大学で異なります。
こういった情報をあらかじめどれだけ集められるかが、合否を左右すると言っても過言ではありません。
志望校について調べる際、偏差値や難易度で判断する人が多いです。
しかし、このようなデータは全受験科目の得点を総合的に判断したものになります。
実際には、同じ偏差値であっても英語の点数配分が多い学校もあれば、数学が多い学校もあります。
そのため、偏差値だけで判断せずに入試に関する情報をしっかりと確認して、より自分の合格率が高い大学を選ぶことが大切です。
こういった情報を集める際、書籍やサイト、模試などで判断できることもありますが、なかなか一般的には出回らない情報も多いです。そこで専門予備校を利用することで、より有益な情報を入手でき、自分に合った志望校や勉強法が見つけることができます。
まとめ
今回は医者になるためのステップや受験勉強のポイントをご紹介しました。
医者になるためには、まず大学の医学部に入学し6年間かけて医学について学び、その後の国家試験で合格する必要があります。
その入り口である医学部への入学こそ最大の難関と言えます。
医学部について気になる方は、太宰府アカデミーまでお気軽にご相談ください。
では、本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
総務/広報 後藤 登
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。当校に入学される約3〜4割の生徒さんは、九州以外からご入学されます。「地元のしがらみに捉われたくない」「環境を変えたい」と、勉強に専念したい受験生たちが多く集まります。
おかげさまで創設から18年目となり、これまで医学科に404名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
◆筆者プロフィール
後藤 登(Goto Noboru)/仕事:総務と広報/自己PR:高校大学ボクシング部。新卒で当校に勤めて10年目。毎日医学部受験の情報を調べて、ブログやInstagram、Twitterを更新しています。生徒たちのおかげで仕事はやりがいの塊です。医学部受験のご相談は下記にてお待ちしています。
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