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選抜試験の掟

2018年08月27日 更新

こんにちは、福岡にある医学部予備校で生物科講師をしている篠原です。

入試をはじめ、入社試験、昇進試験など、人生には選抜試験がつきものです。

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 私は、以前ある模擬試験の作成に出題者として携わったことがあります。

 「立場が変わると視点も変わる」と言われますが、私は、今まで試験を解く立場から、試験を作成する立場が変わって、目から鱗が落ちる思いがしました。

 

 当たり前のことですが、選抜試験(含む模擬試験)では、受験者全員が100点または0点では困るのです。

 平均が50-70点ぐらいになるように、うまく問題を配分しなければなりません。

 

 そのためには

 基本問題(必ず点数が取れる問題)約5-6割

 ②応用問題(ちょっと考えれば点数が取れる問題)を約2-3割

 ③発展問題(元々点数を取らせない問題)を約2-3割

 と試験によって差はあるにせよ、選抜試験では、上記のような問題配分にならざるを得ないのです。

 

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 すると、

 ①基本問題で絶対得点し、

 ②応用問題で頑張り

 ③発展問題は、時間がないときは着手しない

 という「戦術」で、合格ラインを突破すればよいのです。

 

 ところが、①の基本問題で失点し、②の応用問題はやらず、③の発展問題に注力して、模擬試験で点数が取れなかったり、そして本番の入試で失敗する受験生がいます。

 

 一度、①~③の視点で、模擬試験なり入学試験の過去問を見てみて下さい。

 きっと今まで見ていた試験が、違ったものに見えてくるはずです。

 (生物科 篠原)


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