こんにちは、福岡の医学部予備校で教務を担当している鳥越です。
久しぶりの投稿になってしまいました。
私立大の医学部入試は、明日慶應大の入試が終わると、あとは後期試験を残すのみとなりました。
当校の現時点での2016年度入試結果は「合格速報」のページに掲載しております。
https://dazaifu-academy.jp/passing_report
太宰府アカデミーでは毎年、1次合格・正規合格の結果を発表後すぐに掲載しておりますが、意外とそういう予備校は少ないようです。
たまにお問い合わせの電話等で、「本当に正規生のみの数字なのか」「直前の講習会のみの受講生は入っていないか」などと聞かれることがあります。
結論から先に申し上げると、当校の合格実績数は完全な正規生、つまり1年間太宰府アカデミーで授業を受けた浪人生のみの数字となります。
最近では医進系の予備校も、複数の校舎を持つ大予備校や、一般予備校が「医進コース」を独立させ新たな予備校とするところが増えてきました。
ホームページ等で並べてある数字はおそらく「全ての校舎の合格者数を集めたもの」だと考えられます。
また、天神や博多など交通アクセスが抜群にいい予備校では「直前講習」や「直前面接対策」をおこなっているところもあり、高3生を含めた他校の在籍者も受講できるようです。
その「講習生」を含めた数字を「合格者」としている予備校も少なくないようです。
しかしこれは当然のこととも言えます。
その予備校に少しでも関わってくれた生徒が合格した場合、やはり予備校側としては嬉しいですし、「直前講習のおかげで合格した!」と言ってくれる生徒も多いでしょう。
当校では、そのような数字を活用する母体・システムがないため、数字を増やすことができない、というのが本音です。
しかし、合格者数などを見られる時には、どの予備校に対しても「一律に数字だけを見る」ということのないように気をつけてください。
「何人が医学部を受験し、何人合格したのか」「医学部進学が決まった生徒は何名か」「入学時に選抜システムはあるのか」等、具体的に聞かれることをおすすめします。
ちなみに当校では、2016年度受験時在籍生徒数(医学部志願者)は33名でした。
現時点では7名が医学部進学が確定、他11名が2次試験・繰上合格等の結果待ち、4名は他学部への進学を決定したという状況です。
ここ6年間での医学部進学者割合は平均33%で、これは入学試験等をおこなわない予備校としては上々の数字だと自負しております。
残念ながら今回結果を残せなかった生徒のうち数名は、既に「新年度に向けてスタートを切る」と気持ちを切り替え、冬期特訓に参加しています。
もう2017年度入試に向けた戦いは始まっているのです。
そういう生徒が複数いることにも誇りを持っています。
医学部受験は難関です。
受験が終わったからと言ってこの時期に息抜きし過ぎると、結局1年後も同じ結果ということになりかねません。
少しでも早く気持ちを切り替え、前向きな気持ちで頑張る受験生を心から応援しています。
教務 鳥越
◆太宰府アカデミーの自己PR
本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
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