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予想問題

2019年01月14日 更新

こんにちは。生物科の篠原です。

1月19日(土)からセンター試験が始まり、その後からいよいよ私立医大の入試が始まります。

この時期になると受験生からよく「どんな問題が出題されるでしょうか」という質問を受けます。

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これは何も受験生だけでなく、講師の方も「どんな問題が出題されるか」はとても気になることでもあり、また意識して授業を行っています。

 

よく予備校の広告に「○○大学の入試問題を的中させました」というのがありますが、よく見ると現代文や古文の出典を的中できても、文章箇所や質問形式まで的中させるのは至難の業です。

また、英語など英文は世界中に星の数ほどありますので、出典を的中させることは極めて困難です。

(とは言っても、医学部の場合、英語の科学的な論文からの出題はあっても、文学などからはほとんど出題されません)

 

 

ところで、私の担当している「生物」は、細かい所までは的中させることはできなくても、大学によっては、出題分野を次の3つの観点からある程度絞ることができます。

 

1~3年前に出題された問題(項目)は出題されない

当たり前のことかもしれませんが、とても重要なことです。
ほとんどの受験生が、過去問研究をして受験しますので、過去に出題された問題を大学が出題することはありません。
ただし、過去に出題された項目に関連した問題、あるいはその周辺の問題が出題されることがあります。
ですから、過去問の研究と演習は絶対にしなければなりません。

 

最新の研究成果はまず出題されない

生物の場合、遺伝子工学など、一見すると最新の分野が出題されるイメージがありますが、
PCR法などすでに定着していて万人がやっても同じ結果が出るものしか出題されません。
これは、最新の研究成果には、どうしても不確実性というものがつきまとうので、万が一、入試当日に従来の定説が覆るようなことがあっては、受験生に混乱を与えてしまい、また、大学の責任が問われるからです。
いずれにしても、教科書に載っている実験や研究をしっかりと勉強することです。

 

自分の苦手な分野が出題される

「答えになっていない」と言われそうですが、実際にそうなのです。
実際の入試では、幅広い分野から出題されます。
自分の得意分野は、他の受験生にとっても得意分野である可能性が高いです。
一番差がつくのは、自分が苦手な分野であり、苦手な分野を克服してこそ、他の受験生に差をつけることができるのです。
問題集や模擬試験でなかなか得点できていない分野を直視し、そこに特化して勉強することが必要となってくるのです。

 

太宰府アカデミーでは、大手予備校と異なり、少人数制のクラス編成になっています。 

各科目の先生方は、各大学の出題傾向に精通しているだけでなく、各生徒の得意不得意分野を把握して授業や個別の指導を行っているので、毎年高い合格率で医学部合格者を輩出することができていると自負しています。

 

頑張れ、太宰府アカデミー生!

 

 

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本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。

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