こんにちは、福岡の医学部予備校で教務を担当している鳥越です。
4月17日(木)に1学期がスタートして、1ヶ月が過ぎました。
毎日の厳しい学習生活に少し疲れが出てきた生徒も見受けられますが、ほとんどの生徒は初心を忘れることなく日々の学習に力を入れています。
太宰府アカデミーでは毎週1科目ずつ「定期テスト」をおこなっていますが、4/27英語・5/4数学・5/11物理または生物・5/18化学と主要4科目がちょうど一回りしました。
また、今週末にはついに「校内模試」が実施されます。
1ヶ月の学習の手応えを感じつつ、今後の課題を見極めていくように生徒に声をかけています。
さて、前回も書きましたが、志望校合格のために最も大切なのは1学期と言っても過言ではありません。
ただし、この時期の学習内容にはポイントがあります。
ズバリ、入試の過去問を解かないことです。
現在は私大医学部の約半数で入試の「成績開示」ができるようになりました。
太宰府アカデミーでも推奨していますが、よく生徒から聞くのは「思ったより点数が取れていない」という声です。
その原因はどこにあるのか。
その多くは基本問題で点数を落としていることにあります。
医学部入試とは言え、入試問題の中には基本問題も多数出題されています。
また、発展的な問題も基本がしっかりしていないとただの「パターン暗記」「慣れで解く」ということになってしまい、正解を導くことが困難になります。
何だかんだ言って受験勉強において最も重要なポイントは「基本を疎かにしないこと」だと思います。
かと言って、夏を過ぎると志望校もしっかりと固まってきて、過去問演習に取り組む必要も出てきます。
「ここで差がつく」という問題などにも触れていかなければなりません。
その際には、しっかりとした土台ができているかどうかで、その上に積み上げられるものの量や種類が大きく変わってきます。
その「土台作り」の時期が今なのです。
とにかく今は腰を据えてどっしりと土台を固めていく方が夏以降の躍進が期待できます。
特に、残念ながら1浪しても医学部に届かなかった2浪目の生徒などは注意が必要です。
どうしても焦りが出てきてしまいがちですが、試験まであと8ヶ月あります。
もちろん長い期間ではありませんが、入試直前というわけではありません。
「急がば回れ」
今はじっと我慢してとにかく強い土台を作っていきましょう。
上で述べたことは受験生全員に当てはまることではないかもしれません。
しかし、多くの予備校講師や医学部合格者が「基本が大事」と言っていることは確かです。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
( 教務 鳥越 )
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本校は福岡にある全寮制の医学部予備校です。1年間、約30名の生徒たちが切磋琢磨し、医学部の合格を勝ち取ります。
おかげさまで創設から17年目となり、これまで医学科に360名以上の合格者を輩出しました。そんな卒業生たちが大学を卒業し、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師となり、現在の日本の医療を支えてくれています。
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